薬機法とは?景表法との違いと広告規制を解説
薬機法
Facebook広告の運用を行う上で一番の悩みになるのが突然のアカウント停止です。
いつものように広告アカウントを開いてみたら、アカウント停止の文字に戸惑った経験がある方も少なくありません。
アカウントの取り締まりが厳しいFacebook広告において、アカウント停止は誰もが高確率で体験するものであるので、そんなに特殊なことではありません。
ただ、広告が出せない期間や、Facebookに問い合わせをする手間なども発生しますので、できるだけ避けたいところです。
そこで、今回は広告アカウントが停止になる原因と停止されないための対策についてご紹介していきます。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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まずはじめに、どうして広告アカウントは停止されてしまうのかをご説明します。
Facebookが広告アカウントを停止した理由として多いのが、主に次の3つになります。
停止理由として一番多いのではないでしょうか。
Facebookは広告ポリシーで、広告できる商品・サービスの種類や広告で利用できる表現のルールを定めており、そのルールに違反する広告とみなされた際に停止されてしまいます。
ポリシー違反で停止された際には、広告マネージャ上で「広告アカウントでポリシー違反があったため、掲載されていたすべての広告が停止されました。
これがなんらかの間違えである場合は、お問い合わせください。」という通知が表示されます。
Facebook広告ポリシー(https://www.facebook.com/policies/ads)
Facebookが第三者に不正に利用されるリスクを検知した際に、セキュリティ処置としてアカウントを停止することがあります。
不正なアクティビティとして検知されるのは主に次の2つです。
不正なアクティビティで停止された際には、広告マネージャに「広告アカウントに不審なアクティビティがあったため、セキュリティ上の理由から広告を停止しました。アカウントの認証を実行され次第、現在の残高で広告を再開します。」という通知が表示されます。
広告アカウントをしばらく利用していない場合もアカウント停止の処理が行われる対象になります。
例えば、広告アカウントを開設しただけで広告を出稿していない場合や、60日以上広告配信を停止していた場合などが該当するようです。
その場合、広告マネージャに「このアカウントは60日以上前に作成され、利用履歴がほとんどありません。
不正利用や詐欺を防ぐため、利用履歴のないアカウントは停止されます。」という通知が表示されます。
いかなる場合も、広告アカウントの停止を解除してもらうには、Facebookへの問い合わせが必要になります。停止理由ごとに対処方法をご紹介します。
故意でポリシー違反をしたわけではないのに、実際に利用規約や広告ポリシーに違反している場合は、問い合わせをしても解除される可能性は低いです。
その場合は、問い合わせと並行して、新しく広告アカウントを開設した方が現実的かもしれません。
FacebookはAIでポリシー違反を判定しているので、誤って停止されることもあります。
指摘されているポリシー違反に該当しないのではないかと思う場合は、通知メッセージの「問い合わせ」をクリックするか、Facebookヘルプセンターのフォーム(制限中の広告アカウントの審査をリクエスト)から問い合わせましょう。
再審査は機械的に行われるのではなく、人間が行います。
審査する人にわかりやすく説明する方が正しく審査をしてもらえる可能性が高くなるので、「審査をリクエストする理由は?」は「他の理由」を選択し、自分の言葉で丁寧に状況の説明と審査依頼を出すことをおすすめします。
復活できる可能性があります。
Facebookに問い合わせを行うと数日で復活することもあります。
個人認証を要求されることもありますので、その際はFacebookの案内に沿って免許証などの個人が証明できるものをアップロードしましょう。
復活できる可能性があります。
Facebookヘルプセンターのフォーム(制限中の広告アカウントの審査をリクエスト)から問い合わせましょう。
この場合も審査をリクエストする理由は?」は「他の理由」を選択し、文章で説明することをおすすめします。
アカウントを作り直しましょう。
お問い合わせをしても復活できなかった場合は、この方法しか現状解決策がありません。
新しくアカウントを作る際の注意点は次の3つです。
作り直したアカウントがすぐに停止される可能性があるので、必ず押さえておきましょう。
ポリシー違反によってアカウント停止した場合は、もちろん広告や広告のリンク先のクリエイティブ(画像やテキスト)を修正したうえで入稿してください。
このようにアカウントを作り直せば、ひとまずは広告出稿を開始できますが、「アカウント停止したら新しくアカウントを作り直せばいいや」という考えをするのではなく、アカウント停止を受けないように、ポリシーを守りながら常に誠実な広告運用を心がけることが大切です。
できるだけ安定してFacebook広告を運営するために、アカウント停止されないための対策もご紹介します。
広告ポリシーで定められているルールの項目は非常に量が多いため、特に気をつけて欲しいチェックポイントを3つ紹介します。
禁止されているコンテンツに該当していないでしょうか。
宣伝することが禁止されている製品はもちろんですが、差別的な表現や低品質な広告についても禁止コンテンツに該当します。
ポリシーは更新されていきますので、自身の広告が該当しないか、見落としているところはないか再確認しておきましょう。
Facebook広告ポリシー(https://www.facebook.com/policies/ads)
制限コンテンツに該当していないでしょうか。
制限している条件はコンテンツによって変わります。例えばアルコール製品を宣伝する場合は、現地の準拠法で定められた年齢以上をターゲットにすることなどがあげられます。
動画広告にも広告ポリシーに記載されているルールが適用されます。動画広告で最低限注意してほしい広告ポリシーは次の2つです。
1つ目は、ユーザーがFacebookサービスを利用する上で過度な妨げになる広告ではないかという点です。
例えば、ユーザーの目を引くために、画面を点滅させて目立たせることは”過度な妨げ”に該当し、広告ポリシー違反の対象となります。
2つ目は、成人を対象とした「映画の予告」「テレビ番組」などを宣伝したい場合、Facebookの事前承認と18歳以上をターゲットに設定する必要があります。
キャンペーンや広告セット、広告で確認できる「配信」項目が未承認になっているものは徹底的に減らしましょう。
アカウント内に未承認が溜まっている状態だと、このアカウントは違反をよくしていると判断されアカウントが停止される確率が高くなります。
逆にいつも承認される広告を作成している場合は、このアカウントはいつもポリシーを守って広告を作成していると認識されプラスに働きます。
Facebookには各アカウントが過去に何回承認や不承認をしているかのデータを持っていますので、これまでの運用実績も広告アカウントの停止の判断材料にされているようです。
今回はFacebook広告のアカウント停止についてご説明しました。
Facebook広告はターゲティング精度の高さなど魅力的な媒体であることは間違いありません。Facebook広告をビジネスに有効活用し続けるためにも、Facebookの規定するルールを守りながら誠実に運用していくことが必要です。
その第一歩として、広告ポリシーの理解や、普段の運用時にアカウント停止をされないような対策をこの記事を読んで実行していただけると幸いです。
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