地域ビジネスには必須の地域によるターゲット設定とは?

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店舗ビジネスや営業範囲が限られるビジネスの場合、特定のエリアに住んでいるユーザーに対してのみ広告を配信することができたら効果的ですよね。

そのような時に使うと有効なのが、Facebook広告の「エリア指定」です。

この記事では、Facebook広告のエリア指定とはどのようなものかや設定方法、設定する際の注意点などについてわかりやすく解説していきます。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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Facebook広告のエリア指定について

Facebook広告のエリア指定機能はユーザーが登録した住所やGPS情報、IPアドレスから推定される行動範囲などを利用して、特定のエリアに位置するユーザーに対し広告を配信することができる機能です。

そのため、他の媒体と比較し精度の高いターゲティングが可能です。

特に店舗型ビジネスにおいてエリア指定は、重要なターゲティングとなります。

Facebook広告でできるエリア範囲指定の方法

特定のエリアを指定する方法は、大きく分けて2つあります。

1つは国や都道府県、市区町村、郵便番号など行政の区分で設定する方法です。

もう一つはある任意の場所にドロップピンで指定して、そこから「半径3km」などのように、広告主がエリアを任意に決める方法です。

国や地域によるエリア指定について

それではまず、国や都道府県で指定する方法からご説明します。

国や地域で設定する方法では次の4つのセグメントがあります。

  • 都道府県
  • 市区町村
  • 郵便番号

以下の手順で設定することができます。

  1. 広告マネージャを開く
  2. 広告セットを選択し、新たにオーディエンスを作成もしくは、既存のオーディエンスを選択
  3. 地域を検索の入力バーに国や都道府県、郵便番号などを入力
    ・国
    ・都道府県
    ・市区町村
    ・郵便番号
    ・DMA(指定マーケット地域)※日本は対象外
    DMA(指定マーケット地域)一覧(https://www.facebook.com/business/help/1501907550136620
  4. 市区町村を指定した場合は半径が自動的に設定されるため、必要に応じて「半径内の市区町村」で半径(17~80Km)を調整する。選択した市区町村だけを指定したい場合は、該当市区町村のみを選択。

ドロップピンでのエリア指定について

マップ上で任意の場所を選び、そこを中心とした半径でエリア指定します。

以下の手順で指定することができます。

  1. 広告マネージャを開く
  2. 広告セットを選択し、新たにオーディエンスを作成するか、既存のオーディエンスを選択
  3. ターゲット設定オプションの「地域」を表示する
  4. マップの右下の「ピンで地域を選択」を選択し、任意の場所にピンを立てる
  5. 地域のボックス内の領域のドロップダウンで半径(1~80Km)を設定する

Facebook広告地域指定でできるターゲティング選択

エリア指定とは別に、ユーザーがそのエリアにどのように関わっているかでもターゲティングを分けることができます。分け方は次の4つです。

  • この地域に住んでいる人、または最近この地域にいた人
    (選択されたエリア内に住所情報がある人または一番最近の位置情報がある人)
  • この地域に住んでいる人
    (選択されたエリア内に住所情報がある人)
  • 最近この地域にいた人
    (一番最近の位置情報がある人)
  • この地域を旅行中の人
    (一番最近の位置情報がありなおかつ自宅の位置は200Km以上離れている人)

この4つの設定方法とエリアをいかに自身のビジネスに最適な形に組み合わせて行くかが鍵になります。

最適なターゲティングの設定をするためにも、4種類のユーザーのエリアとの関わり方をそれぞれ説明していきます。

住んでいる人または最近いた人

最も多くの人にリーチすることができます。住んでいる人、(仕事やプライベートの用事などで)いたことのある人に広告を配信する設定です。

Facebook広告では、この設定が初期設定となっています。

ある一定の期間に特定の地域内にいる人々に配信しますので、イベント告知に便利な設定です。

この地域に住んでいる人

店舗ビジネスであれば、店舗近隣に住んでいるリピーター候補にアプローチすることができます。

Facebookに登録された住所をもとに、特定の地域に住んでいる人のみ広告が配信されるので指定したエリアに住んでいる人だけにリーチしたい場合に有効です。

最近この地域にいた人

最近この地域にいたユーザーを対象に広告が配信されます。

例えば、勤務先に通勤する人や、プライベートで行くお店などがその地域にある人などです。ただし、旅行者や遠方から出張してきた人なども含まれるため、このエリア指定を選択する際には注意が必要です。

この地域を旅行中の人

選択した地域内に居住していない人々にリーチしたい場合に使用するインバウンドビジネス向けの設定になります。

Facebookが取得したユーザーの位置情報から、特定のエリアに短期的に滞在しているユーザーを対象に広告を配信できます。ある地域に滞在している人の自宅が、その地域から200km以上離れていると判断される人が該当します。

Facebook広告でエリア指定する際の注意点

Facebookユーザーの中には、住所を登録していないユーザーが少なくありません。

この場合、Facebook広告はユーザーのIPアドレスに基づいて広告を配信しますが、Facebookがどこまで地域を絞り込んで配信しているかは不明であり、市町村レベルでは区別されていないと言われているので注意が必要です。

また、配信エリアを絞り込み過ぎてしまうとターゲットが少な過ぎて配信できないケースも発生します。

まとめ

今回はFacebook広告の地域によるターゲット設定についてご説明しました。

個人のデータ量が詳細なFacebookだからこそできる、その地域に住んでいる人や旅行中の人をターゲティングできるのは大変魅力的な機能です。

自身のビジネスのリピーターを増やすためにはどのような人に広告を出せば有効なのか。というところから掘り下げていき、最終的にターゲティングの設定を決めていくのが良いでしょう。

この記事を書いた株式会社PLATEでは、Facebook広告専門でアカウントの設定から運用、有効なターゲティングの設定までを承っております。

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