webマーケティングとは|始め方と集客施策・見るべき指標を徹底解説
コンテンツマーケティング
Messenger誘導広告はチャット画面を挟んで、Webサイトに飛ばすという全く新しい方式の広告になります。
この誘導広告を使うとユーザーの疑問に答えたり、商品について知ってもらった後にWebサイトに飛ばすことができるので、直接商品ページに飛ばすよりも商品購入に繋がりやすくなります。
この記事ではMessenger誘導広告のメリットや設定方法をわかりやすくご紹介していますので、やってみたい興味があるという方は、ぜひご一読ください。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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Facebook Messengerとは、メッセージの送受信や音声通話を行うことができるサービスのことです。
月間利用者数は世界で約13億人を突破しており、チャットツールの中で利用者数1位のWhatsAppに継ぎ、2位をキープしている利用者の多いツールです。
Facebookは情報収集を行うSNSとしての機能だけでなく、ビジネスにおけるコミュニケーションの場として活用されたりと機会が非常に多くなってきました。
Facebookメッセンジャー誘導広告とは、メッセンジャー上に表示されるバナー型の広告で、チャットでの返答もできるようになっています。
本来の広告は広告をクリックすると指定されたWebページへ飛ぶ、というのが従来の広告でした。
ですが誘導広告はWebページやLPに遷移する前に、botまたは実際の人とのチャットという動作を挟むという広告で、全く新しい広告マーケティングの手法でもあります。
誘導広告の大きな利点としては、メッセンジャー上で掲載されている広告をクリックしたユーザーとコミュニケーションをとることにあります。
botまたは有人でのチャットの対応をするということも可能ですが、Facebook広告では掲載されている広告を開いたユーザーに、自動で質問を表示できるように設定することもできます。
例えば、「どんなコースがあるのか」「料金はどのくらいかかるのか」などよくある質問を表示させ、広告ページに飛ぶ前にユーザーの疑問に答え、サイトへのアクセスを促すことができます。
さらに、ユーザーの知りたい事がサイトにアクセスする前に知らせることができるため、自然にサイトの離脱率が下がります。
この機能により離脱率を下げることができれば、コンテンツを見てくれる時間が自然に伸び、コンバージョンに繋がりやすくもなります。
ここからはMessenger誘導広告の実際の設定手順について解説していきます。
Messenger誘導広告で使用できる目的は「メッセージ」「トラフィック」「コンバージョン」の3つです。この中から任意のものを選択しましょう。
キャプチャメッセージの送信手段をメッセージにチェック。
そのほかは通常の広告同様、予算や配信するターゲットを設定します。
キャプチャ画像やテキストを設定し、広告クリエイティブを作成します。
キャプチャ次にメッセンジャーに表示される広告を作成します。
3種類の中から任意のものを選択します。
ここではスレッドを開始を選択します。
・スレッドを開始
タップを促すテキストをユーザーに表示して、あなたのビジネスとのスレッドを開始するよう促すことができます。
・リード獲得
ビジネスに関心を持っている利用者に自動チャットで特定の質問をして、ビジネスに関心を持った人から情報を取得することができます。
広告をクリックした人にMessengerで表示するメッセージをカスタマイズできます。
キャプチャメインテキストやメディアを追加していくと、右側のプレビューでFacebookの上で、どんな形で配信されるかを確認することができます。
よくある質問をスレッドに表示したり、答えてほしい質問をスレッドに表示することができます。
キャプチャ一問一答形式で回答ができるので、多くの入力項目を見せて回答のハードルが高くなってしまうフォーム型と比べて、心理的負担を軽減でき、これにより離脱率の改善が見込まれます。
次に、効果的な設定をするための3つのポイントをご紹介します。
広告には「クリックするとMessengerが開いて会話が始まる」ことをテキストや画像、CTAを用いて表現します。
広告内でクリックすると Messengerが開くことをユーザーに伝えずに、突然Messengerが立ち上がったらびっくりしてしまうと思います。
意図せず Messengerが開いてしまうので当然、離脱率が高くなることが予測されます。
無駄なクリックを防ぐためにも、広告内で Messengerが開くことを訴求することが大切です。スレッドが開いて、質問やアドバイスを受けられることを期待したユーザーに、安心して利用してもらえるようにしましょう。
スレッドが立ち上がっても、ユーザーが会話をスタートしてくれなければ意味がありません。「あいさつ」の箇所にスムーズに会話を始めるためのウェルカムメッセージを入力し、広告をクリックした後に最初に表示されるメッセージを設定しましょう。
その際のコツとしては、この会話は何がゴールなのか、どんなメリットを得ることができるのか、いつから会話ができるのか、などできるだけ具体的な情報をウェルカムメッセージで訴求しましょう。
広告の目的が「Messenger誘導広告」の場合、以下の指標を管理画面上で確認することができます。これらの数値を確認して、質問の内容や順番を改善するなどして、よりユーザーと会話を進められるようにPDCAを回していきましょう。
参考:広告の目的が「メッセージ」の場合のインサイトについて
(https://www.facebook.com/business/help/200322347047101?id=371525583593535)
顧客の細かい要望をヒアリングしたり、答えたい企業にとっては有効な機能と言えます。
Messenger誘導広告は、ユーザーと細かくコミュニケーションを取ることで、企業とユーザーとの距離を縮めることができるため、企業だけでなくユーザーにとっても有益なツールになります。
興味のある方はぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか。