【誰でもできる】FacebookピクセルをGTMで設定する方法を解説

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Facebook広告の成果を計測するためには、Facebookピクセルをサイトに設定する必要があります。

直接コードを設置する方法もありますが、他の計測タグなども設置するのであれば、タグをまとめて管理することのできるGoogleタグマネージャー(GTM)を使用する方が便利です。

今回は、FacebookピクセルをGTMで設定する方法を解説します。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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Facebookピクセルとは

Facebookピクセルとは、Facebook広告の効果を測定するWebサイト用のjavascriptコードのことです。

Facebookピクセルは広告成果の計測に使われるだけでなく、リターゲティングをする際のオーディエンスリストを作成したり、Facebook広告の最適化機能を利用する際にも必要です。

Facebook広告の最適化機能は大変優秀で、コンバージョン地点にピクセルタグを埋めることで、その地点に至る可能性の高いユーザーに広告を配信するようFacebook広告のシステムが配信を調整してくれます。

Facebookピクセルは広告効果の計測から、広告の最適化にも利用される大変重要なものなので正しく設置できるようにしましょう。

Facebookピクセルの作成手順

まず、Facebookピクセルの作成手順を説明します。

広告セット内から「ピクセル」を選択

はじめに広告マネージャーを開き、作成した広告セット内にある「ピクセル」を選択します。

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ピクセルの名前を入力

ピクセルの名前を入力するページが出てくるので、任意の名前を入力してください。

名前は自由ですが、どのアカウントに紐づくピクセルかがわかる名前にしておくと管理がしやすいでしょう。

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ここまで勧められたら、Facebookピクセルが作成完了です。

Facebookピクセルの発行方法

Facebookピクセルは作成しただけでは計測できません。

次にGTMで設置するための、japascriptタグ(ピクセルコード)を発行していきます。

イベントマネージャを選択して「データソース」を開く

広告マネージャ画面の左側のアイコン(三本線のアイコン)をクリックし、「イベントマネージャ」を選択します。

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次に「データソース」と表記された画面が表示されます。

「データソース」から、画面中央にある「ピクセルの設定を続行」をクリックします。

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「手動でピクセルコードをウェブサイトに追加」を選択

「ピクセルの設定を続行」をクリックすると、「リンク方法を選択」のポップアップが表示されます。

ここでは「Facebookピクセル」を選択します。

キャプチャ

次に「手動でピクセルコードをウェブサイトに追加」から「コードを手動でインストール」を選択します。

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ベースコードをコピー

「コードを手動でインストール」を選択すると「ベースコード」とよばれるJapascriptタグが表示されます。

GTMを使わず、直接Webページに設置する場合は「ベースコード」を計測したいウェブページ全てのタグのすぐ上に貼り付けてください。

※設置する場所を間違えると、ピクセルが作動しないこともあるので十分に気を付けて下さい。

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FacebookピクセルのGTMでの設置方法

上記で発行した「ベースコード」をGTMで設置する方法について説明していきます。

GTMを開く

設置したいサイトのGTMのコンテナを開きます。

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GTMのタグを新規作成

左側のタグをクリックし、Facebookピクセルのタグを作成します。

その際、タグタイプはカスタムHTMLを選びましょう。

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HTMLの箇所に先ほどFacebookの管理画面で発行した「ベースコード」を貼り付けます。

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Facebookピクセルはサイトの全ページに設置する場合が多いので、トリガーはAllPagesを選びましょう。

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左上のタグ名を入力し、右上の保存ボタンを押してタグの作成は完了です。

ページビューにて確認

作成したFacebookピクセルのタグが正常に反応するかをプレビュー機能で確かめましょう。

右上のプレビューボタンをクリックした後に、出てくる下記のポップアップの中にFacebookピクセルを設置したページURLを入力し、connectをクリック。

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Tags FiredにFacebookピクセルがあれば正常に設置できています。

もし、Tags Not Firedに入ってしまっている場合は正常に設置できていないので、再度タグの作成からやり直しましょう。

公開

プレビュー機能で正常に設置できていることが確認できたら、右上の公開ボタンで現在の設定を公開状態にしましょう。

※タグを作っても公開するのを忘れてしまった場合は計測されないので注意しましょう。

Facebookピクセルを設定する際の注意点

Facebookピクセルを設定する時に、注意してほしいことをご紹介します。

一つのウェブサイトに複数個のピクセルを設定しないようにする

複数個のFacebookピクセルが同じウェブサイトに設定されていると、コンバージョンや数値の計測をする際に不具合が出る可能性があります。

基本的に一つのサイトには一つのFacebookピクセルを設定しましょう。

広告アカウント間で同じサイトに訪れたユーザーをリスト化したい場合は、Facebookピクセルの共有をしましょう。

Facebookピクセルの共有方法についての記事はこちら

まとめ

今回はFacebookピクセルをGTMで設定する方法についてご紹介しました。

手順を見ていただいてわかるように、Facebookピクセルは直接Webサイトに設置するよりもGTMで設置したほうが、簡単で早いのでGTMでの設置をおすすめします。

この記事を書いた株式会社PLATEでは、Facebook広告専門でアカウントの設定から運用、有効なターゲティングの設定までを承っております。

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