コンテンツマーケティングにおけるキーワード

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コンテンツマーケティングのキーワード選定は、集客の上で大変重要なものです。ほとんど誰も検索しないキーワードを選定してしまったら、どんなに良い内容のコンテンツでも集客に繋がらないからです。クオリティが高く、ユーザーに満足してもらえるコンテンツを作成することはもちろん大切ですが、コンテンツマーケティングの最終的な目標は、コンバージョンに繋げることです。そのため、キーワードの選定の際に「このキーワードがどれほど検索されているのか」「上位表示は出来そうなのか」の判断はしっかりしておく必要があります。ここでは、コンテンツマーケティングのキーワードを選定する際のポイントについて詳しく解説していきます。是非、参考にしてみてください。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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最初に狙うべきキーワードとは

では、そもそもどんなキーワードを使ってコンテンツを作成するべきなのでしょうか。 考えるべきポイントは主に以下の2点です。
  • コンバージョン率が高いキーワード
  • 検索数が多いキーワード(ビッグキーワード)
これらの2点のポイントについて、更に詳しく解説していきましょう。

コンバージョンが狙えるキーワード

まず第一に考えるのは、コンバージョンが狙えるキーワードですよね。 コンテンツマーケティングで最終的にコンバージョンを獲得することが目的なら、これは当然とも言えます。 ただ、コンバージョンが狙えるということは、「〇〇で〇〇がしたい」「〇〇で〇〇が欲しい」のような、行動がはっきりとしているキーワードであり、3〜4語で形成されているのが基本です。 そのため、月間の検索数としてはそこまで多くないのが特徴です。 このような、検索数は少ないものの検索意図が明確なキーワードのことを「ロングテールキーワード」と呼びます。 検索数も少なくなる分、集客にはあまり繋がらないので、コンバージョンが狙えるキーワードだけを狙ってコンテンツマーケティングをするのは、おすすめ出来ません。

検索数が多いキーワード(ビッグキーワード)

次に紹介するのは、検索数が多いキーワードです。 これを別名で「ビッグキーワード」と呼びます。 ビッグキーワードは「求人」「旅行」「ホテル」等、基本的には1語です。 何を意図して検索したのか、その詳細までは掴むことが出来ないのが特徴です。 例えば、ホテルと検索した人がホテルに泊まりたくて検索したのか、それともホテルの求人を探して検索したのか、その詳細な意図まではわかりません。 ただ、上位にページを表示させることができれば、集客は多く見込めます。 検索する人が多い分、ページをクリックしてくれる人も多くなるからです。 ビッグキーワードは、競争率も高いので上位に表示させるのには時間がかかります。 しかし、集客をして知名度を上げていたいのであれば、こちらも対策すべきです。

種類別のキーワード選定方法

ここからは、実際にキーワードを選定する方法について解説していきます。 ポイントとしてあげられるのは、キーワードの選定は狙いたい層によって方法が異なるということ。 主に以下の2点です。
  • ビッグキーワードで集客を狙いたい時
  • ロングテールキーワードで集客を狙いたい時
それぞれ見ていきましょう。

ビッグキーワードで集客を狙いたい時

まずは、ビッグキーワードでコンテンツを作成していきたい場合です。 この場合に使うべきツールは「Googleキーワードプランナー」です。

Googleキーワードプランナー

Googleのキーワードプランナーは、Googleアカウントを持っていないと使うことが出来ません。 アカウントを持っていない場合には、まずは取得しておきましょう。 Googleキーワードプランナーにログインしたら、「新しいキーワードを探す」に対策したいキーワードを入れてみましょう。 以下は、「旅行 沖縄」「沖縄 ホテル」を入力してみたときの画像です。 キーワード候補として月間の検索数が10万以上の「沖縄 観光」や、1万以上のキーワードが出てきていますね。 このようなビッグキーワードを探すことが出来たら、これをキーワードにしてコンテンツを作成していきましょう。

ロングテールキーワードで集客を狙いたい時

では次は、ロングテールキーワードを使ってコンテンツを作成したい場合です。 ロングテールキーワードも、Googleキーワードプランナーを使って検索数を確かめてから作成すれば、対応することが可能です。 ただ、Googleのキーワードプランナーは、あまりに検索数が少ないとキーワードが表示されない場合もあります。 そのため、以下の2つのツールを使って探していくのがおすすめです。

関連キーワードチェックツール

URLhttp://www.related-keywords.com/ 1つ目が関連キーワードチェックツールです。 Googleキーワードプランナーでは検索数が少なすぎて出なかったキーワードも、こちらでは出てくる可能性があります。 また、そのキーワードに関連した「中古ドメイン」や「Yahoo!知恵袋」、「教えて!Goo」なども一緒に出してくれるので、より深く調べることができます。

Q&Aサイト

関連キーワード取得ツールで出てきたり、実際にQ&Aサイトで検索したりすることで、こちらも参考にすることができます。 見るべきなのは、主に「Yahoo!知恵袋」や「教えて!Goo」などです。 対策KWを検索するユーザーがどんな目的で検索をしているのか、その詳細な情報も掴むことができるので、どのようなコンテンツが求められているのかもある程度予測できるようになります。 ただし、対策するキーワードによっては有効な情報が出てこない場合もあるので、あくまで参考程度にしておきましょう。

まとめ

ここでは、コンテンツマーケティングのキーワード選定について詳しく解説してきました。 参考になったでしょうか。 キーワードを選定する時は、ただ闇雲に書きたいコンテンツが書けそうなキーワードを設定してはいけません。 検索数や、コンバージョンが取れそうかどうかなど、考えるべきことは多くありますし、そのどちらかに偏った対策ではコンテンツマーケティングは上手くいかなくなってしまいます。 まずは、自社の商品のサービスのどこをアピールしたいのか、そのためにどんな人を集客する必要があるのか等、基本的なペルソナからしっかり考えてキーワードを選定するようにしましょう。

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