【SEO対策】検索順位が上がらない理由は?上げるための改善点!

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SEO対策を意識して記事を書いているのに、上位表示されないと悲しいですよね。 上位表示されない理由として、正しいSEO対策ができていない、サイト内部に問題があるなど、考えられる改善点はいくつかあります! SEO対策はすぐには結果が出ないもの…焦る気持ちを抑えて、長い目で記事の動向を見守りましょう。 今回は、検索順位が上がらない原因とその解決方法をご紹介します。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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検索順位が上がらない時にまず確認すること

記事を投稿してから時間が経っても、思うような結果が出ていない方は、まず「Googleからペナルティを受けていないか」を確認してください。 Googleは、WEBサイトを評価する基準として「ガイドライン」を設けており、ガイドラインの内容に沿って作られているコンテンツは高く評価し、ガイドラインに反しているコンテンツにはペナルティを与えています。 記事の順位が突然下落したり、検索圏外になったり、インデックスから外されたりしている場合は、Googleからペナルティを受けている可能性が高いです。 ペナルティを受けている場合は、ペナルティを受けた原因を理解して改善しましょう。 ペナルティには「手動ペナルティ」と「自動ペナルティ」の2種類があり、それぞれ対応の仕方が異なります。

手動ペナルティ

手動ペナルティは、Googleの担当者が目視で記事を確認して違反の判断をしています。 この場合、ペナルティの原因などを記載した通知を出してくれるので、Search Consoleの「メッセージ」か「手動による対策」にGoogleからの通知が来ていないかを確認しましょう。

自動ペナルティ

自動ペナルティは、Googleのアルゴリズムによる自動的な判断で、コンテンツの順位を下げられています。 Googleが年に数回行う「アルゴリズムアップデート」が行われた後に、検索順位が極端に下がった場合は、自動ペナルティである可能性が高いです。 この場合はGoogleからの通知が来ないので、自分で原因を解明して改善する必要があります。 アルゴリズムアップデートの内容は詳しく発表されないので、ネットの憶測などを参考にして原因を調べましょう。

検索順位が上がらない原因

記事の検索順位が上がらないのは、正しいSEO対策ができていないことが原因である場合が大半です。 SEO対策を見直す時に確認する点は、以下の3つ。 記事のコンテンツ内容 サイト内部 サイト外部 Googleに評価されるためには、それぞれに正しいSEO対策を行う必要があります。 たとえば、質の高いコンテンツ内容であっても、サイト内部のSEO施策に問題があると上位表示されません。 上記3つのSEO対策がしっかりできているかを確認しましょう。

記事コンテンツのSEO対策の改善が必要な場合

まずは、記事コンテンツのSEO対策に改善点がある場合を説明します。 コンテンツSEOが正しくできていないと、Googleから低品質なコンテンツ内容であると判断されるため、上位表示されません。 コンテンツSEOにおいて大切なことは、検索ユーザーの役に立つ情報をわかりやすくまとめた記事を継続的に発信することです。 以下を参考に、コンテンツSEOの内容をもう一度見直して、記事をリライトしましょう。

対策キーワードの難易度

難易度の高い対策キーワードに設定していませんか? 検索ボリュームが1万を超えるようなビッグキーワードや、有名な大手ECサイトや業界で権威のある企業が上位に集まっているキーワードでは、上位を狙うのが難しいです。 しかし、検索ボリュームが低く需要の少ないキーワードに設定して上位を狙えても、サイトへのアクセス数は増えません。 3〜4語の単語を組み合わせた、ロングテールキーワードで対策しましょう。 ロングテールキーワードには、上位が狙いやすい、コンバージョン率が高い、コンテンツを作成しやすいなどのメリットがあります。

タイトルの最適化

ユーザーやクローラーは、タイトルをもとにページの内容を判断します。 タイトルの最適化を行うだけで上位表示を獲得したケースがあるほど、SEOにおいてタイトル決めは非常に重要です。 SEOに強いタイトルの特徴は以下の通りです。 対策キーワードはタイトルの左側に入れる 対策キーワード同士は近くにする タイトルの文字数は30文字以内 具体的な数字を用いる 同じキーワードを複数入れない ページコンテンツの内容と対応している 設定したタイトルが上記の特徴を満たしていない場合は、タイトルを修正して1〜2週間様子を見てみましょう。

重複コンテンツ

重複コンテンツがある場合もクローラーからの評価は低くなります。 重複コンテンツとは、サイト内部と外部で同じような内容のコンテンツが掲載されていることです。 Googleはユーザーの混乱を避けるために、内容の似ているページを検索結果に出現させないように調整しています。 また、コンテンツの品質を重視しているため、他社サイトのコンテンツ内容をコピペしていたり、サイト内部のコンテンツをコピペしてむやみにページ数を増やしたりする行為は、悪質なサイト運用とみなされる恐れもあります。 他社サイトのコンテンツと内容が似ている場合には、重複部分の内容を書き換えてみてください。 自社サイト内に重複コンテンツがある場合には、コンテンツの内容をどちらかひとつにまとめたり、どちらかの重複している部分を削除したりして、重複コンテンツをなくしましょう。

対策キーワードの登場回数

細かい部分になってきますが、記事本文対策キーワードの登場回数も意識してみてください。 SEOを意識して対策キーワードを不自然に盛り込みすぎると、ブラックハットSEOと認識されたり、反対に対策キーワードの登場回数が少なすぎると、ユーザーファーストに欠けると判断されたりして、検索順位が下がってしまうことがあります。 対策キーワードは、ユーザーが最も求めている情報です。 本文の冒頭に含めることで、ユーザーが早い段階で離脱するのを防ぐことができます。 記事の後半には、自然な流れで適度に散りばめておきましょう。 対策キーワードに関連する内容を深堀りした内容や、共起語を含んだ内容が望ましいです。

サイト内部のSEO対策の改善が必要な場合

つぎに、サイト内部のSEO対策に改善点がある場合を説明します。 記事ではなく、運営しているWebサイト自体に問題がある場合も、上位表示はされません。 サイトに問題がある場合は、内部対策を改善する必要があります。 内部対策とは、サイトのテキストや画像、HTMLタグ、リンクなど、ウェブサイトを構成している内部要素を最適化させることです。 内部対策の目的は3つあります。 クローラーにコンテンツ内容を正しく伝える クローラーの適切な巡回を促す ユーザービリティを向上させる ユーザーにとって有益な内容の記事・サイトを作っていても、その良さをクローラーに伝えられていない場合は、適切な評価をしてもらえません。 また、コンテンツの内容が良くても、ユーザーにとって快適な使用環境でなければ、低く評価されてしまいます。 クローラーとユーザーにとって、快適で分かりやすいサイトに改善しましょう。

メタディスクリプション(meta description)の最適化

メタディスクリプションは、別名スニペットとも呼ばれ、コンテンツの内容をHTMLで記述したタグのことです。 検索結果のタイトルの下に表示されているコンテンツの概要説明の部分で、ユーザーとクローラーにコンテンツの内容を伝える役割を果たします。 メタディスクリプションを最適化することで、「検索結果におけるクリック率が上がる」「クローラーにコンテンツ内容を正しく伝える」ことができます。 メタディスクリプションを最適化するには、文字数を80文字前後で抑える、対策キーワードを冒頭に入れる、ターゲットの興味や共感を得る言葉を選ぶ、ターゲットを記載するなどを意識してみてください。

内部リンクの最適化

内部リンクとは、自社サイトにある関連性の高いコンテンツ同士をリンクでつなげることです。 内部リンクを最適化することでクローラーがサイト内を巡回しやすくなったり、ユーザーが気になる情報や関連する情報に回遊しやすくなったり、コンテンツの評価アップに繋がったりします。 コンテンツの本文中に関連ページをリンクしているか、サイトナビゲーション・フッダー・パンくずリストのリンクをわかりやすく正しく行っているかをチェックしましょう。 リンクを張った先のページが「404エラーページ」になっていないかも確認してください。

ページ速度の高速化

ページ速度は高速化していますか? コンテンツ内に画像や動画を多く貼るなど、リソースを追加するとページの読み込みに時間がかかってしまいます。 ページ速度が遅いことはSEOにおいてマイナス要素です。 サイトを表示するまでに3秒以上かかると、クリックしたユーザーの40%以上が離脱すると言われています。 画像を貼るときは、画像を圧縮して容量を軽くしてから貼るようにしましょう。

サイト外部のSEO対策の改善が必要な場合

最後に、サイト外部のSEO対策に改善点がある場合を説明します。 自分の記事・サイトに問題がなくても、サイト外部に問題がある場合もあります。 サイト外部とは、自分のサイトのリンクを張ってくれているサイト、つまり被リンク先のことです。 被リンク先の評価が低かったり、関連性が低いのにリンクが張られていたりする場合、自分のサイトへの評価も下がってしまいます。 そこで重要なのが外部対策。 外部対策とは、良質な被リンクやサイテーション(引用)を多く獲得するための施策を行うことです。 良質なコンテンツを継続的に作成・発信したり、SNSに拡散しやすいサイト作りをしたりすることで、関連性の高い多くのサイトからの被リンクを獲得しましょう。

ナチュラルリンクを得る

被リンクが少ない場合は、被リンクを得たいWEBサイトにナチュラルリンクを獲得しにいきましょう。 直接営業をかけたり、取材を行ったりすることが効果的です。 取材は工数がかかりますが、被リンクを獲得できる可能性が高いのでおすすめ。 取材内容をまとめたコンテンツを作り紹介し、コンテンツの公開に合わせて相手側にもリンクを貼ってもらえるよう頼んでみましょう。 あくまで自然なリンクでないと評価は上がりません。 スパムリンクや被リンクを提供するサービスを利用するのは、Googleからの評価を下げる行為となるので絶対にやめましょう。

ユーザーが拡散しやすい環境をつくる

自分のサイトを多くの人にみてもらうために、サイトやコンテンツを拡散しやすい環境づくりをしましょう。 ユーザーが「この記事良いな!」と思った時に、すぐにTwitterやInstagramなどのSNSに拡散できるようにしていますか? SNSからの被リンクはナチュラルリンクにカウントされませんが、多くのユーザーがSNSに拡散してくれることで、より多くの人にコンテンツの存在を知ってもらうことができます。 すると、ユーザーの投稿を見た方からの訪問が増えたり、サイト運営者の目に止まりコンテンツにリンクを貼ってもらう機会が増えたりします。 コンテンツの露出を増やして多くの人の目に止まることは、被リンクを得るためには大切なことです。 SNSへの投稿を促すリンクボタンを貼り、ユーザーが拡散しやすい環境を作りましょう。

ユーザーとクローラーに親切なコンテンツを作りつづけよう

検索結果ページで記事を上位に表示させるためには、ユーザーとクローラーにとって親切でわかりやすいコンテンツをつくることを意識しましょう。 ユーザーを第一に考えるGoogleは、ユーザーに優しいコンテンツを評価して検索結果の上位に表示させます。 つまり、ユーザーから評価されるようなコンテンツがGoogleからも評価されるのです。 ユーザーが求めるコンテンツづくりを意識し、コンテンツの内容を正しくクローラーに伝えるよう内部整理をしっかりと行うことを忘れずにしましょう。

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