景品表示法とは【重要ポイント・違反事例を解説】
薬機法
被リンクとは、外部のサイトから自社のサイトへ貼ってもらったリンクのことを言います。近年の検索エンジンは、SEO評価において「被リンクの数と質」を重要視しており、質の高い多くの被リンクを獲得することで、上位表示できる可能性を高められます。
そこで本記事では、SEOにおいて被リンクが重要である理由や、SEOに好影響な被リンクの特徴を解説します。さらに、悪質な被リンクを貼られてしまった際の対処方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。
「SEOとは」については以下の記事にて詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
>>【2021年版】SEOとは?その概要と仕組み・成果を出すために押さえるべきポイント
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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上述したように、被リンクとは、外部のサイトから自社のサイトへ貼ってもらったリンクのことです。被リンクは、「外部リンク」「バックリンク」と呼ばれることもあります。
これらに対して、自社のサイトから外部のサイトへ貼るリンクは、「発リンク」と言います。また、自社のサイトから、自社のサイトへ貼るリンクは「内部リンク」と言われており、まずはこれら3種類のリンクの特徴を理解しておきましょう。
被リンクがSEOにおいて重要である理由は、下記の3つが挙げられます。
それぞれの理由を順番に見ていきましょう。
1つ目の理由は、被リンクを獲得したページ・Webサイトは上位表示されやすくなるからです。これらはGoogleが掲げる10の事実の記事でも公式に明言されています。
Googleは、被リンクを「ユーザーによる投票」と解釈し、投票数の多いページ=ユーザーの評価が高いページだと判断します。これらの、被リンク数と上位表示の関係性を決めるアルゴリズムを「ページランク」と言います。
2つ目の理由は、クローラビリティに影響するからです。クローラビリティとは、検索エンジンのロボットである「クローラー」が、Webサイト内を巡回することを指します。
多くの被リンクを獲得し、ページランクが上昇すると、クローラーが該当記事に訪れる頻度が多くなり、結果クローラビリティが向上するということです。つまり、被リンクを獲得している記事数が増えれば増えるほど、Webサイト全体にクローリングしてくれることに繋がります。
3つ目の理由は、ドメインパワーが向上するからです。ドメインパワーとは、Webサイトのドメインの強さを表す指標であり、コンテンツ量・被リンク量・運営期間など、様々な要素が重なってパワーが高まっていきます。
被リンクを獲得したら、検索エンジンからの評価が高まるのは、何も被リンクを獲得したページのみではありません。そのページに関係するカテゴリー・トップページの評価も高まるため、結果ドメインパワーの向上に繋がるということです。
ここからは、SEOに好影響な被リンクの特徴を3つ解説します。
それぞれの特徴を順番にご説明します。
1つ目は、自然に発生したナチュラルリンクです。ナチュラルリンクとは、無償かつ自発的に獲得したリンクのことで、下記のようなケースで発生することが多くなっています。
検索エンジンは、自然発生したナチュラルリンクのみを評価の対象としているため、どれだけナチュラルリンクを獲得できるのかがSEOにおいて重要です。
2つ目は、影響力の高いWebサイトからの被リンクです。影響力とは、ドメインパワーが強いサイト・SNS等で多数言及されているサイト・国際機関などの権威性のあるサイトなどが挙げられます。
これらは検索アルゴリズムの仕組みの記事でも公式に解説されています。
上記のようなサイトからの被リンクを獲得することによって、検索エンジンは、信頼性・権威性があるサイトとして認識するようになります。
3つ目は、同一カテゴリーのWebサイトからの被リンクです。たとえば、「SEO」について発信しているWebサイトがあったとします。この場合の関連性の高いWebサイトとは、「SEO系の最新ニュースをまとめているサイト」などが挙げられます。
同じカテゴリーで専門性の高いWebサイトからの被リンクを獲得していれば、検索エンジンも「同じように専門性の高い情報を発信しているに違いない」と解釈し、SEO評価を高める傾向にあります。
SEOで高評価を獲得できる被リンクの特徴を解説しましたが、アンカーテキストもSEOに影響があることがわかっています。
アンカーテキストとは、リンクに書かれているテキスト情報のことです。検索エンジンは、リンクではなく、アンカーテキストによって記事の内容を判断するため、アンカーテキストも被リンクの質を判断する1つの指標となっています。
先ほど、良質な被リンクの特徴を解説しましたが、SEOに悪影響を及ぼす被リンクも存在します。悪影響を及ぼす被リンクは「スパムリンク」と判定されてしまい、Webサイト全体の評価が落ちてしまうことに繋がります。
悪影響を及ぼす被リンクとは、具体的に下記のとおりです。
他にも、悪影響を及ぼす被リンクは複数存在します。詳しくは、Link schemesの記事で解説されています。
SEOにおいて高い評価をもらえるのは、良質な自然リンクのみとなっています。では、これらは具体的にどのように獲得していけば良いでしょうか。考えられる方法としては、下記の3つが挙げられます。
それぞれの方法を順番にご説明します。
1つ目の方法は、良質なコンテンツを制作することです。これらは、具体的な獲得方法と言うよりも、前提として重要な事項だと言えるかもしれません。
ユーザーにとって有益な情報が多く掲載されているWebサイトであれば、ユーザーの滞在時間などが上昇し、結果SEOに好影響をもたらします。
また、ユーザーが有益だと感じてくれれば、自然にSNSやWebサイト等でリンクを貼ってくれる可能性も高まります。従って、良質な被リンクを獲得するためには、まずは良質な記事を制作することが必要であることを理解しましょう。
2つ目の方法は、同一カテゴリーのWebサイトにはない情報を網羅することです。ユーザーにとって必要な情報が記載されている記事と、記載されていない記事では、当然ながら記載されている記事をユーザーは評価します。
結果、記事をブックマークしてくれる可能性や、被リンクを貼ってくれる可能性も高まるため、SEOに好影響をもたらしてくれることに期待ができます。
まずは、同一カテゴリーのWebサイトで発信している情報を細かくチェックし、よりユーザーのためになる情報を発信できないか、リサーチを繰り返してみましょう。
最後に、SNS等で拡散をすることも重要です。特に、サイトを立ち上げた初期の頃では、検索エンジンからの満足な評価ももらえないため、複数の流入経路を確保する必要があります。
新規記事を公開したら、SNS等で公開したことを発信することで、ユーザーに読んでもらえる可能性が高くなります。結果、ユーザーが良い記事だと判断してくれれば、SNS等で拡散してくれる可能性や、被リンクを貼ってくれることが考えられます。
ここからは、万が一悪質は被リンクが貼られてしまった場合の対処法を解説します。具体的な手順は、下記のとおりです。
それぞれの手順を順番にご説明します。
まずは、Googleサーチコンソールでリンクを否認しましょう。バックリンクを否認する方法の記事では、リンクを否認する必要性・手順が詳しく解説されています。
悪質な被リンクを放置してしまうと、「手動ペナルティ」が課されてしまいます。手動ペナルティが課される場合は、一度Googleサーチコンソールに、Google側からの警告が届きます。
この警告に気付かずに悪質な被リンクを放置してしまうと、いよいよ手動ペナルティが課されてしまうため、定期的にサーチコンソールをチェックすることを心がけましょう。
次に、サイト運営者に被リンクの削除を要請しましょう。各Webサイトにはお問合せフォームが設置されているケースが多いため、そこから連絡をすれば問題ありません。
万が一お問い合わせに返信がない場合は、上述したサーチコンソールの手順を急いで行うようにしましょう。
良質な被リンクの特徴や、被リンクの獲得方法を解説してきました。良質な被リンクを獲得できることで、クローラビリティの向上・ドメインパワーの向上・SEOでの上位表示が期待できます。 良質な被リンクを獲得するためには、良質なコンテンツを制作し、SNS等で拡散することを心がけましょう。 まずは、競合他社や同一カテゴリーで発信されている情報のリサーチを行い、自社で網羅できるキーワードなどを探してみてはいかがでしょうか。