Googleディスカバーの概要と仕組み【具体的な対策方法まで解説】
コンテンツマーケティング
美容室でSEO対策を行っている事業者はまだまだ少ないため、適切なポイントを押さえて運用すれば、比較的容易に検索上位を獲得することが可能です。
しかし、美容室に必要なSEO対策が分からない方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、上位表示を獲得する美容室のSEO対策を3つご紹介するとともに、効果的なブログアイデアを解説します。
また、美容室のSEO対策でやってはいけないことも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
目次
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まずは、SEO対策の概要からご説明します。
SEO対策は、主にGoogleに対して行う対策のことであり、検索エンジン最適化と呼ばれます。
SEO対策の具体的な内容としては、内部対策、外部対策、コンテンツSEOの3つが挙げられます。
内部対策は、言葉のとおりWEBサイトの内部で行う対策のことです。
適切にtitleタグや見出しタグが設定されているかを確認したり、サイトマップが送信されていたりするかを確認しながら、Googleに適切に評価してもらうための土台を整えることが目的になります。
外部対策は、被リンクを獲得するための対策です。
被リンクとは、外部のWEBサイトから、自身のWEBサイトに送ってもらうリンクを指します。
質の高い被リンクが集まるほどGoogleから良い評価を受けられるため、基本的にはユーザーに評価してもらうためのブログ記事を発信しながら被リンク獲得を狙います。
最後のコンテンツSEOとは、端的に言えばブログ記事でユーザーに役立つ情報を発信し、見込み客を集める対策のことです。
たとえば、髪質に悩んでいるユーザーに対して髪質改善の方法を発信し、「この美容室で髪質を改善してもらいたい」というユーザーからの予約を獲得する流れになります。
美容室のSEO対策に限らず、SEOは完全にこれといった正解は存在しないものの、基本的な注意点や押さえるべきポイントは存在します。そのための方法を次でご紹介します。
ここからは、美容室で上位表示を獲得するためのSEO対策を解説します。重要なことは下記の3点です。
それぞれ順番に見ていきましょう。
まずは、地域名×美容室(ヘアサロン)のキーワードで、上位表示の獲得を狙いましょう。
美容室は、地域性の強いビジネスです。そのため、市や区をまたいで美容室に訪れるユーザーの数は多くありません。
たとえば「新宿×美容室」「銀座 ヘアサロン」などのキーワードで上位表示を獲得できれば、同エリアに住んでいるユーザーからの予約を増やすことが可能です。
そのためには、WEBサイトのTOPページのtitleタグに、地域名×美容室のキーワードを含めることが大切です。
そうすることにより、検索エンジンがどこのエリアで展開している美容室であるかを認識しやすくなり、地域で検索された際に上位表示できる可能性が高まります。
その上で、地域名×美容室がキーワードとして含まれたページを作成することも必要です。例としては「新宿の美容室の選び方」「銀座の美容室の料金相場」のようなページが挙げられます。
これらのページを作成することで、TOPページの情報を補完することが可能になります。
したがって、まずは地域名×美容室で上位表示を獲得できるよう、TOPページや下層ページに、美容室を展開している地域名が含まれているかを確認しましょう。
次に、ホームページ(WEBサイト)内に必要なページを作成することも重要です。
必要なページとしては、WEB予約ページ、料金ページ、スタッフページなどが挙げられます。
これらのページが存在していないと、地域名×美容室で上位表示できたとしても、ユーザーが予約したいと思うだけの魅力的な情報が用意されていないことになります。
しかし、上記のページが用意されていることで「このスタッフさんにヘアカットをお願いしたい」「料金が安いから通いたい」という来店の動機付けをすることが可能です。
また、実際に来店したいと思ったユーザーを取りこぼさないためにも、WEB予約ページを作成するようにしましょう。
最後に、ローカルSEOの対策も進めましょう。
ローカルSEOとは、Googleマップで検索された際に、上位表示を獲得するための対策のことです。
「マップエンジン最適化」とも呼ばれます。上述したとおり、地域性の強いビジネスである美容室のローカルSEOで上位表示を獲得できれば、SEOと同等以上の来店が見込めるようになります。
ローカルSEOは、Googleマイビジネスに登録することで始められます。Googleマイビジネスも、Googleアカウント1つあれば無料で登録できるため、今すぐに登録しておくことを推奨します。
また、Googleマイビジネスの登録が完了すれば、画像や文章、営業時間などを投稿することが可能です。
継続的に投稿することでGoogleからの評価が高まるため、まずは2日に1回など、継続できる範囲で取り組んでみてはいかがでしょうか。
ここまで、美容室で必要なSEO対策を解説してきました。
上述したとおり、SEO対策の中には「コンテンツSEO」も含まれます。ここからは、美容室のSEOで効果的なブログアイデアをご紹介します。
まずは、髪質の改善に関するブログです。
髪質に悩んでいるユーザーに対して、髪質改善の効果的な方法や、有用なトリートメントなどを紹介します。
また、髪質の改善方法と併せて、髪質改善の期間や費用などを解説しながら、自社の美容室でできる髪質改善サービスを紹介して予約に繋げます。
髪質に悩むユーザーは非常に多いため、多くのユーザーを集客したい場合におすすめのブログテーマです。
人それぞれ、似合うヘアスタイルやカラーは異なります。同時に、自身に合うヘアスタイルやカラーが分からないユーザーも非常に多いです。
そこで、自身に似合うヘアスタイルやカラーの選び方を解説しつつ、自社の美容室でも提供しているカラーの種類などを紹介することで予約に繋げましょう。
ユーザーは、できる限り腕の良い美容師に散髪してもらったり、カラーリングをしてほしいと思ったりしています。
そのため、カットの技術やカラーリングの方法などを学ぶ勉強・セミナーに参加した情報は、ユーザーからの信頼を高めるのにぴったりです。
髪質改善やヘアスタイルの選び方と併せて、勉強会に参加した旨の情報も定期的に発信するようにしましょう。
ここまで、美容室におすすめのブログテーマを解説してきましたが、美容室に関係のないブログは投稿しないことも大切です。
たとえば、300文字程度の日記のようなブログや、ランチの写真を上げるだけのブログが挙げられます。
これらは、一部のすでにファン化しているユーザーには刺さる内容かもしれませんが、ひろくユーザーを集客しようと考えた際は不利になるケースが多いです。
なぜなら、Googleは内容の薄いコンテンツがあるWEBサイトを評価しない傾向にあるためです。
したがって、日記のようなコンテンツはSNS等で発信しながら、WEBサイトのブログ記事では、美容室に関連するコンテンツのみを扱うようにしましょう。
ここまで、美容室のSEO対策やブログアイデアなどを解説してきました。ここからは、美容室のSEO対策でやってはいけないことを2つご紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
ペルソナとは、記事を読む具体的なユーザー像のことです。
「30代女性」のようなざっくりとしたターゲットではなく、具体的にどのような髪質の悩みを抱えていて、予算はどの程度で、月に何回美容室に通っているのかなどを具体的に決めることがペルソナの概要になります。
ペルソナを決めなければ、記事を読んでほしい具体的なユーザー像が思い浮かばず、誰に向けて記事を書けば良いのかが分からなくなります。
その結果、誰にも価値を感じてもらえない記事になってしまうケースは多々見られます。
これらを防ぐためにも、必ず事前にペルソナを決めることから始めましょう。
次に、ブログ記事のキーワード選定を適当に行ってしまうことも挙げられます。
Googleは、キーワードに対して、どのような内容が書かれているのかを判断し、より質の高い情報を取り扱っている記事を上位表示します。
しかし、前提としてキーワード選定を適切に行わなければ、誰にも検索されないキーワードで対策してしまったり、競合が強すぎたりする恐れも考えられます。
できる限り効率良く上位表示を獲得するためにも、自社の美容室でも上位表示できるキーワードから優先的に選定することが重要です。
本記事では、美容室のSEO対策を解説してきました。
美容室のSEO対策では、地域名×美容室で対策を進めながら、ローカルSEOの対策も併せて進めましょう。
加えて、髪質に関するブログであったり、勉強会やセミナーに参加した情報だったりはユーザーにとって有益な情報です。
したがって、継続的に発信する体制を整えた上で、ユーザー目線でのブログ記事も作成していきましょう。
また、アダムテクノロジーズでは過去4,000以上のキーワードで対策してきた実績を基に、美容室のSEO対策を支援します。
競合以上に集客できるSEO対策をご希望の方は、まずは一度弊社の概要資料からダウンロードしてみてはいかがでしょうか。