Facebookの投稿のリーチを伸ばす方法と最新のFacebookアルゴリズムを解説
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直帰率とは、訪問したページから別のページに遷移せず、そのページでユーザーが直帰した割合のことを指します。SEOにおいて直帰率は重要視されており、直帰率の低いコンテンツを作ることで、SEOで結果を出す可能性も高められます。
そこで本記事では、直帰率の概要や離脱率との違いを解説するとともに、直帰率が高い原因を解説します。また、直帰率を改善するための5つのポイントも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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上述したように、直帰率とは別のページに遷移せず、そのページでユーザーが直帰した割合のことです。SEOでは回遊率と呼ばれる、1人のユーザーがどれだけのページを回遊(遷移)したかが重要とされています。
つまり、直帰率の高いコンテンツは回遊率を悪化させる大きな原因となり、SEOにマイナスの影響を与えることは事実です。したがって、自社サイト内の別のページへ遷移させるなど、直帰率を下げるための施策が重要になります。
ここまで、直帰率の概要を解説してきました。直帰率と似た言葉として、離脱率が挙げられます。離脱率とは、そのページを最後にして離脱した割合のことです。たとえばAとBのコンテンツがあったとして、ユーザーがその2ページを閲覧して離脱した場合、Bの離脱率は50%となります。
離脱率を0%にすることは現実的に不可能ではありますが、直帰率同様に、できる限り低い数値に改善することが重要です。
ここまで、直帰率の概要を解説してきましたが、直帰率に平均値はあるのでしょうか。結論から申し上げると、業界ごとに直帰率の平均値は異なるため、全体を通した直帰率を一概に判断することはできません。
したがって、直帰率の良し悪しを判断する方法としては、シンプルに期間を定めて、自社サイトの直帰率がその期間内において改善されているかを確認することが重要です。たとえば、1ヶ月前の平均直帰率が80%の場合、1ヶ月後の直帰率が70%へと下がっていれば、改善は十分に成功したと言えるでしょう。
ここからは、直帰率が高い2つの原因を解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
まずは、サイトタイトルとコンテンツの内容が不一致だと、直帰率が高くなります。なぜなら、ユーザーは検索結果のタイトルを見てコンテンツを閲覧しているため、コンテンツの内容がタイトルと一致していないと不信感を抱くためです。
また、自身の求める内容がコンテンツにないと判断しますので、結果的に直帰率が高まります。検索エンジンは、ユーザーがコンテンツを閲覧した後、別ドメインのコンテンツへ遷移した場合、自社のコンテンツに価値がないと判断し、SEO的に低い評価を下す傾向にあります。
したがって、まずはタイトルとコンテンツの内容を一致させることを心がけましょう。
上述したように、直帰率を下げるためには、ユーザーを別の記事へと遷移させる必要があります。内部リンクを設置したり、お問い合わせまでのボタンを設置したりなど、ユーザーを自社サイト内の別ページへ遷移させる工夫をしましょう。
ここまで、直帰率の概要や、直帰率が高い原因を解説してきました。ここからは、直帰率を改善する5つの方法を解説します。
それぞれ順番にご説明します。
ページスピードとは、文字通りページが表示されるまでの速度のことです。基本的に、ページスピードが遅くなるほど、直帰率や離脱率が悪化します。自社のコンテンツのページスピードを調査するには、Googleが提供するデベロッパーツールの「PageSpeed Insights」が役立ちます。
最低限、スマートフォン・PCともに70点以上を出すことを推奨します。
ページ表示速度の仕組みと高速化・改善の方法についてまずは、サイトタイトルとコンテンツの内容を一致させましょう。いわゆる「釣りタイトル」と呼ばれるタイトルを設定すればクリック率は高まるかもしれませんが、結果的にユーザーの直帰率が上がってしまうのであれば意味がありません。
適切に、内容を反映したタイトルを設定するようにしましょう。
次に、UIを改善することも重要です。UIとは「ユーザーインターフェース」の略のことで、テキストやフォント、レイアウトや余白といったユーザーと接点を持つデザインを指します。
UIが悪ければ、ユーザーが使いにくいサイトとなってしまい、離脱率が悪化する大きな原因となります。今一度サイトのUIを確認し、ユーザーが使いやすい仕様になっているか調査しましょう。
次に、ファーストビューなどのビジュアル面も改善しましょう。ファーストビューとは、文字通りユーザーが最初に目にする画面や画像のことです。
上述したタイトルと内容の不一致と同様に、タイトルに不適切なファーストビューが設置されているのは望ましくありません。画像を表示させたり、表を使ったりなどコンテンツによって異なるかと思いますが、ファーストビューにもこだわることが大切です。
最後に、ユーザーファーストの導線を設計しましょう。具体的には、関連性の高い記事への内部リンクを設置することです。たとえば「クレジットカード おすすめ」といった記事を公開する場合、その記事を読み終わった後に、ユーザーは「格安のクレジットカードを知りたい」といったニーズが生まれるかもしれません。それらのニーズを先回りして洗い出し、記事の適所に内部リンクを設置しましょう。
上記はあくまで一例ではありますが、ユーザーの求める情報を適切に内部リンクで設置することによって、回遊率の高いユーザーファーストのコンテンツを作成できます。
本記事では、直帰率の概要や離脱率との違い、直帰率の改善方法等を解説してきました。直帰率が悪化してしまうと、そのままSEOに悪影響を及ぼしかねません。直帰率を改善するためには、UIを見直したり、導線を再確認したりすることが大切です。
ユーザーファーストかつ、SEOに強いコンテンツを作成するためにも、まずは自社の直帰率を分析することから始めてみてはいかがでしょうか。