【2022年版】GA4とGoogleSearchConsoleの連携方法を解説

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GA4(Googleアナリティクス4)とGoogleSearchConsoleを連携可能になったリリースが、2021年の12月に発表されました。これにより、WEBサイトの訪問前後で一貫して分析できるようになるメリットがあります。

本記事では、GA4とGoogleSearchConsoleを連携する方法や、データを確認する方法を解説します。また、GA4とGoogleSearchConsoleを連携するメリットもご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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GoogleSearchConsoleとは

GoogleSearchConsole(Googleサーチコンソール)とは、ユーザーがWEBサイトに訪問する前の情報を分析できるツールのことです。Googleが無償で提供しており、主に検索クエリ、検索順位、クリック率、表示回数などを確認できます。

また、WEBサイトの被リンク状況、ペナルティ状況も確認可能です。つまり、WEBサイトが安全かつ、適切に運営されているかどうかも細かく確認できるため、すべてのWEB担当者が重宝するべきツールと言えます。

さらに、GoogleSearchConsoleには、知見のない方でも簡単にデータを確認できる「Search Console Insights」もリリースされています。GoogleSearchConsoleの分析方法が分からない方は、Search Console Insightsから始めてみても良いでしょう。

GA4とGoogleSearchConsoleを連携する方法

GA4とGoogleSearchConsoleを連携する方法

ここからは、GA4とGoogleSearchConsoleを連携する3つの手順を解説します。

  • GA4でリンク設定とプロパティを選択
  • ウェブストリームの確認
  • リンクの確認

それぞれ順番に見ていきましょう。

GA4でリンク設定とプロパティを選択

まずは、GA4の管理画面を開きます。管理画面のプロパティから「SearchConsoleリンク」を選択し、連携するアカウントを選択します。ここで連携できるアカウントは、自身が確認済みの所有者である場合のみです。そのため、クライアントや委託先など、所有者でない場合は選択できない点に留意しておきましょう。

ウェブストリームの確認

次に、連携するウェブストリームを確認します。ウェブストリームは複数選択することも可能ではあるものの、基本的には1つのみ選択します。問題がなければ「送信」をクリックしましょう。

リンクの確認

最後に、リンクの確認を行います。問題なく連携できていれば「リンク作成済み」と表示されているはずです。また、連携が完了すれば、管理画面から連携状況を確認できるようになります。

GA4でGoogleSearchConsoleのデータを確認する方法

せっかくGA4とGoogleSearchConsoleを連携したので、一元化して確認したい方は多いのではないでしょうか。GA4でGoogleSearchConsoleのデータを確認するには、「レポート→集客→集客サマリー」の順にクリックします。

上記の順にクリックすると、「Googleオーガニック検索クエリ」「Googleオーガニック検索トラフィック」の2つが集客サマリーの中に表示されるようになります。

GA4とGoogleSearchConsoleを連携するメリット

ここまで、GA4とGoogleSearchConsoleを連携する方法を解説してきました。ここでは、GA4とGoogleSearchConsoleを連携する2つのメリットを解説します。

  • 検索クエリの確認ができるようになる
  • 流入前後のデータを一元管理できる

それぞれ順番に見ていきましょう。

検索クエリの確認ができるようになる

はじめに、検索クエリを確認できるようになるメリットがあります。検索クエリとは、ユーザーが実際に検索したキーワードのことです。たとえば「弁護士事務所 おすすめ」というキーワードを狙って記事を作成したとします。

しかし、実際にユーザーは「離婚」という検索クエリで流入しているケースが考えられます。この場合「弁護士事務所 おすすめ」で対策した記事の中に、離婚関係のコンテンツがなければ、ユーザーの悩みを網羅的に解決できません。結果的に、網羅性のないコンテンツとしてSEOで勝てる可能性が低くなるということです。

しかし、GA4とGoogleSearchConsoleを連携することで検索クエリを確認できるようになるため、質の高いSEO対策に役立ちます。連携した後は、実際にどのような検索クエリが存在するかを分析してみてはいかがでしょうか。

流入前後のデータを一元化して管理できる

GA4は、WEBサイトにユーザーが流入した後のデータを確認でき、GoogleSearchConsoleでは、流入する前のデータを確認できます。これらを連携することにより、流入前後のデータを一元化して管理することが可能です。

効率化の観点から見ても、複数のツールをまたいで分析するのは得策ではありません。1つのツールで管理できたほうが効率化に繋がり、より適切なSEO施策も講じられるようになります。

まとめ

まとめ

本記事では、GA4とGoogleSearchConsoleを連携する方法を解説してきました。GA4とGoogleSearchConsoleを連携する手順は非常に容易であるため、それぞれを早い段階から連携しておくことを推奨します。

また、連携することで一元化してデータを管理できるようになり、有用なSEO対策も行えるでしょう。まずは、GA4やGoogleSearchConsoleを導入し、それぞれを連携することから始めてみてはいかがでしょうか。

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