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SEO対策
トレーニングジムやパーソナルジムの経営をしている際、SEO経由で集客力を上げたいと考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、ジムのSEO対策は細かなポイントが多いため、事前に知っておかなければ効率的な集客は実現できません。
そこで本記事では、ジムの集客に必須のSEO対策を5つご紹介します。
また、ジムの集客でSNSは使うべきなのかについても解説しますので、ぜひ参考にしてください。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
目次
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まずは、ジムの集客に必須のSEO対策を5つご紹介します。
それぞれの対策を順番に解説します。
キーワード選定とは、実際にジムがSEOで対策するキーワードを洗い出すことです。
キーワード選定では、主に「エリア名×ジムでの上位表示を図る」ことと、「ジムの特徴を訴求できるキーワードを洗い出す」という2つが重要になります。
ここでは、それぞれを詳細に解説します。
まずは、エリア名×ジムで検索された際に、自社のホームページを上位表示させましょう。
たとえば「新宿×パーソナルジム」や「銀座×トレーニングジム」といったキーワードで上位表示させるイメージです。
ただし、「東京×ジム」や「大阪×ジム」など、エリアが広すぎるキーワードでは上位表示が難しいため、自社のジムがある限定的なエリアに絞ることが大切です。
対策するキーワードが決まったら、そのキーワードに関連するキーワードも洗い出します。
たとえば「新宿×パーソナルジム」であれば、「新宿×パーソナルジム×安い」「新宿×パーソナルジム×24時間」などのキーワードも洗い出すということです。
これらに関連するキーワードも併せて対策することで、狙っているエリア名×ジムのキーワードで上位表示を獲得しやすくなります。
次に、トレーニングメニューやジムに搭載されている設備など、ジムの特徴を訴求できるキーワードも洗い出しましょう。
たとえば「大阪市×酸素カプセル×ジム」「大阪市×女性専用×24時間」などのキーワードが挙げられます。
上記のように、ユーザーのニーズが顕在化しており、なおかつ複数の言葉が掛け合わされたキーワードは、競合も弱い傾向にあります。
そのエリア内で上位表示できれば良いので、まずは自社のジムの特徴や強みを洗い出すことから始めましょう。
次に、SEO対策に必要なページを作成しましょう。ジムのSEO対策に必要なページは、下記の3つです。
それぞれ順番に解説します。
ジムの設備やトレーニング環境、ダイエット専門など、ジムの強みを訴求したページを作成しましょう。
「当ジムの強み」のようなページを作成して、その中に強みとなる文章を入れていくという流れになります。
他のジムと比較して、なぜ自社のジムに通う必要があるのか、どのようなメリットがあるのかを含めることで、ユーザーのジム選びを助けられます。
また、自社のジムの強みを把握できない場合は、すでに会員となっている顧客に、なぜ当ジムを選んだのかをヒアリングしてみても良いかもしれません。
ユーザーは、どのようなトレーナーにトレーニングを教えてもらえるのかを不安に感じています。
たとえば、女性専用ジムの場合は、自分に近い年齢の女性トレーナーがいるのかが気になります。
そういった、どのようなトレーナーがいるのか確かめてから申し込みたいというユーザーの悩みに応えるため、トレーナー紹介ページを作成しましょう。
トレーナー紹介ページでは、顔写真や名前、過去の簡単な経歴、趣味などを掲載することで親近感を持たれます。
また、GoogleからしてもWEBサイトの運営者を適切に判断する要素にもなるので、SEO対策の上位表示にも良い影響を与えます。
最後に、WEB予約ページを作成しましょう。
ジムの強みページやトレーナー紹介ページを見たユーザーが、実際にこのジムに通いたいと思った際に、受け皿となるページを用意するページです。
WEB予約ページを作る際は、主に2つの方法があります。
1つ目は、WordPressでホームページを作った場合は、プラグインでWEBページを作成できます。MTS Simple Bookingというプラグインが便利です。
2つ目の方法は、外部の予約システムを活用する方法です。
月額で数千円程度は必要になるものの、プラグインで対応するよりもデザインが優れており、分析機能も搭載されています。
このあたりは予算とも相談しつつ、WEB予約ページを作成していきましょう。
ここまで、キーワード選定やSEO対策に必要なページを作成したら、実際にコンテンツを作成していきます。コンテンツを作成する際のポイントや、注意点は下記のとおりです。
それぞれ順番に見ていきましょう。
まずは、上述したエリア名×ジムのキーワードで対策を進めます。
その際は、ホームページ全体としてエリア名×ジムのキーワードで対策をしつつ、関連するキーワードをブログ記事で投稿すると良いでしょう。
具体的には、ホームページのTOPページのtitleタグにエリア名×ジムのキーワードを含めて、ブログ記事のtitleタグには関連するキーワードを含めるという進め方です。
こうすることにより、検索エンジンがどこのエリアのジムであるかを認識しやすくなり、関連するキーワードのブログ記事にて、検索エンジンの評価を底上げできる効果があります。
次に、ユーザーの悩みを解決するコンテンツを作成しましょう。
たとえば、パーソナルジムを経営しているのであれば、「エリア名×パーソナルジム×安い」「パーソナルジム 男性 通える」などのキーワードで対策をしていくという流れです。
ユーザーの悩みを解決するコンテンツを作成することで、ジムに興味のある見込み客を効率良く集められます。
その結果、ジムの発信に魅力を感じたり、設備に興味を持ったりするユーザーが、WEB予約ページから問い合わせをしてくれるようになります。
上述したように、ユーザーの悩みを解決するコンテンツを作成することは重要ではあるものの、ダイエット情報の発信には注意しましょう。
なぜなら、ダイエット情報はYMYL領域に含まれるためです。
YMYLとは、Your Money Your Lifeの略語のことで、健康、命、お金などに関連するジャンルを指します。
ダイエット情報は、このYMYLに含まれます。
Googleは、YMYLの情報に対してより厳しい審査基準を設けており、万が一抵触してしまうと、検索エンジンからマイナス評価を受ける可能性が高まります。
したがって、ダイエット情報を発信する際は、コンテンツの内容に誤りがないかはもちろん、どのソースを参考に発信しているかも具体的に明記することが大切です。
選定したキーワードでコンテンツを発信すると同時に、ローカルSEOの対策も進めましょう。
ローカルSEOとは、Googleマップでの検索上位を獲得するSEO施策のことであり、マップエンジン最適化とも呼ばれます。
ローカルSEOは、Googleマイビジネスに登録することで始められます。
その上で、具体的な対策方法を2つご紹介します。
ローカルSEOは、定期的な更新を図ることが大切です。
キャンペーン情報、ジムの会員様の特徴の情報、最新設備を導入した情報などを投稿していきます。
ジムは地域性の強いビジネスであるため、ローカルSEOで上位を取れることで、見込み客に効率良くジムの存在を認知させることが可能です。
そのためにも、まずは週1本程度など無理のない範囲で、定期的な更新を図るようにしましょう。
次に、ジムの中の風景が分かる写真や、特徴をアップすることも重要です。
特に、最新設備やトレーニング環境、プロテインマシーンや味の種類などを細かく投稿することで、ユーザーは自身がジムに通っている具体的な姿をイメージできるようになります。
最新のカメラや、非常に画質の良い写真である必要はありません。
スタッフのiPhoneで撮影した画像で問題ないため、定期的にジムの風景が分かる写真などをアップしていきましょう。
最後に、定期的にSEO対策の改善を図りましょう。
SEO対策は、一朝一夕で結果が出るものではなく、3ヶ月から6ヶ月程度の継続的な対策をすることで、初めて結果に結びつくものです。
したがって、ブログ記事などは投稿して終わりではなく、どういったキーワードでユーザーが流入しているのかなどを分析する必要があります。
また、検索エンジンは継続的に改善されているコンテンツを上位表示する傾向にあります。
つまり、改善を続けるほどSEO対策は成功に近づくため、分析を重ねながらより良いコンテンツに仕上げることを念頭に置いて取り組みましょう。
ここまで、ジムが行うべきSEO対策を解説してきました。
一方で、ジムはSNSでの集客も強化するべきか、迷われている方も多いのではないでしょうか。結論、SEO対策と併せて、SNSも同時並行に進められるに越したことはありません。
SNSのユーザー数も増えているので、InstagramやTwitterを効率的に使いこなすことで、さらに集客力を上げられることは間違いないでしょう。
しかし、SEO対策とSNSを同時に進めたものの、結果中途半端な運用となってしまい、どちらも期待していた集客力を得られないケースが多いことも事実です。
それらを防ぐためには、まずは中長期的に安定したSEO対策で集客力を底上げし、事業が高い基準で安定してきたタイミングでSNSに取り組むことを推奨します。
したがって、SEO対策とSNSを同時に高いレベルで取り組むのではなく、まずはSEO対策に注力することが非常に大切です。
ここまで、ジムに必要なSEO対策を解説してきましたが、ジムのSEO対策を自社のみで取り組めるのか不安な方もいるでしょう。
専門的なポイントも多いため、自社のみで取り組むには少々難しい点があることも事実です。
そのような場合は、外部のSEO専門家の力も借りながら、自社のSEO業務を一部任せることも視野に入れましょう。
たとえば、SEO対策は初期段階の戦略設計や、どのようなコンテンツを入れるのかといった施策の立案が成功の鍵を握ります。
そういった専門的なポイントは外部の専門家に任せ、自社が集客のためのブログ記事を執筆する業務を担当すれば、予算を抑えながら効率的な集客を実現できます。
知見がない中で取り組み、集客が立ち行かないケースは非常に多く存在するため、それらを未然に防ぐためにも、外部の専門家の力を積極的に借りましょう。
弊社アダムテクノロジーズでも、過去500以上のWEBサイトのSEO診断を提供してきました。
15年のSEO対策歴を基に、ジムの効率的なSEO集客を支援しますので、まずは一度お気軽にご連絡ください。
本記事では、ジムのSEO対策について解説をしました。
ジムのSEO対策では、エリア名×ジムで上位表示を図ったり、WEB予約ページを作成したりして、効率良く集客の導線を整えることが重要です。
また、ジムのSEO対策を自社のみで行うのが難しいと感じた場合は、外部のSEOの専門家に力を借りましょう。
アダムテクノロジーズでは、4,000以上のキーワードで対策し、上位表示率85%を超える知見を基に、ジムの安定的なSEO集客を支援します。
戦略設計から技術的なコンサルティングまですべてをカバーしていますので、まずは概要資料をダウンロードしてみてはいかがでしょうか。