GoogleのSEOガイドラインとは?【具体的な概要と留意ポイントを解説】

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Webサイトの運営者やWebの担当者の方は、GoogleのSEOガイドラインを熟知しておくことが大切です。しかし、具体的にGoogleが重要視しているポイントや、その中でも特に注力すべき項目が分からない方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、GoogleのSEOガイドラインの概要を解説するとともに、SEOガイドラインが重要な理由をご紹介します。また、GoogleのSEOガイドラインと併せて重要であるウェブマスター向けガイドラインに関しても解説しますので、SEOで適切な施策を講じ、成功させるためにもぜひ参考にしてください。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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GoogleのSEOガイドラインとは?

まずは、GoogleのSEOガイドラインの概要からご説明します。SEOガイドラインとは、Googleが定めたSEOのルールブックのことです。自社のホームページやオウンドメディアで検索上位を獲得するために大切な事項が記載されており、SEOに取り組んだことのない初心者の方でも理解できる内容になっています。

ただし、検索上位を獲得するために有効な具体的な施策が記載されているわけではありません。あくまで、考え方や大枠の指針の記載に留められているため、自身でも運用の改善を繰り返しながら学ぶことが大切です。

GoogleのSEOガイドラインが重要な理由

GoogleのSEOガイドラインが重要な理由は非常にシンプルです。それは、GoogleがSEOで検索上位を獲得するために重要な項目が掲載されているためです。SEOガイドラインの作成者はGoogle自身であるため、Googleが求めている内容が網羅されていると考えて良いでしょう。

そのため、SEOガイドラインに沿わないWebサイトやコンテンツは、基本的にSEOで良い評価を得られません。したがって、まずはSEOガイドラインの内容を繰り返し読み込み、Webサイトに落とし込んでいけるよう改善を図りましょう。

GoogleのSEOガイドラインのセクション

ここまで、SEOガイドラインの概要を解説しました。GoogleのSEOガイドラインは、下記4つのセクションに分かれています。

  • ウェブマスター向けガイドライン
  • 一般向けガイドライン
  • コンテンツの固有ガイドライン
  • 品質ガイドライン

それぞれ順番にご説明します。

ウェブマスター向けガイドライン

ウェブマスター向けガイドラインでは、自社のコンテンツが検索結果から排除されないために必要な情報や、検索上位を獲得するための基本的な方法が解説されています。なお、ウェブマスターとは、Webサイトの担当者やSEOに従事している方のことです。

SEOで評価を受ける方法を学べることはもちろん、基本的な運営方法も解説されているため、まずはウェブマスター向けガイドラインから読み込むことが重要です。

ウェブマスター向けガイドライン

一般向けガイドライン

一般向けガイドラインでは、最適なWebサイトへと改善する方法がまとめられています。たとえば下記のとおりです。

  • URLの構造を簡潔にする
  • 外部リンクと自サイトとの関係性を分かりやすくする
  • 子供を対象としたWebサイトには該当のタグをつける
  • Google ChromeやSafariなどの各種ブラウザに対応させる
  • 内容の被ったコンテンツを作らない
  • クロールしやすくするために内部リンクを設置する
  • クロールをブロックする設定にしない
  • A/B テストなど、Webサイトの効果検証を行うテストを実施する

主に、検索エンジンのクローラーと呼ばれるロボットが回遊しやすい作りにしたり、ユーザビリティの高いWebサイトにするための知識が載せられています。

一般向けガイドライン

コンテンツの固有ガイドライン

コンテンツの固有ガイドラインでは、SEOの上級者の方向けに重要な事項が解説されています。たとえば下記のとおりです。

  • タイトルや代替テキストを付けるなどして、画像を最適化する
  • 高画質のサムネイル画像を用意するなどして、動画を最適化する
  • iFrameやFlashなどの、ユーザーの興味を引くメディアを設置する
  • モバイル端末に最適化するためのAMPを実装する
  • 教育系のWebサイトを検索結果に表示しやすくする
  • Webサイトを検索エンジンで見つけやすくする
  • AJAX サイトの設計を行い、ユーザーの利便性を高める

上記を見て分かるとおり、初心者の方には対策が難しい内容も含まれています。したがって、初めてSEOに取り組まれる方は、一旦上記の内容はあまり気にせず運営を継続することを推奨します。

コンテンツの固有ガイドライン

品質ガイドライン

品質ガイドラインでは、主に検索結果から自社のコンテンツが排除されない方法や、排除されてしまう基準となる行為が解説されています。

  • ツールによってコンテンツを自動作成する
  • クローラーを欺くために、不正なリダイレクトを設定する
  • 検索順位を向上させる目的で被リンクを獲得する
  • クローラーとユーザーに別々のページを表示す
  • ユーザーが確認できないようなテキストやリンクを設置する
  • ユーザーの利便性を妨げるような誘導ページを作成する
  • 競合サイトの内容をコピーしたコンテンツを作成する
  • アフィリエイトを目的としたページを多く作成する
  • 検索意図と関係ないキーワードを利用する
  • 利便性を損なわせるような動作を伴うページを作成する
  • ユーザー生成スパムを多く作成されている
  • 悪意のあるコメントを防止する方法
  • スパムや有料リンク、マルウェアを報告する方法

Googleは、立ち上がった当初から度重なるアップデートを繰り返しています。それは、ユーザー目線ではない悪質なWebサイトが乱立し、検索結果に悪影響をもたらしたためです。しかし、品質ガイドラインでも解説されているとおり、Googleはアップデートを繰り返したことで、上記に当てはまるWebサイトは検索結果から排除するよう動いています。

したがって、ユーザーに対して高品質なWebサイトを届けることを前提に、健全な運営をすることを心がけましょう

品質ガイドライン

SEO担当者はウェブマスター向けガイドラインが重要

ここまで、GoogleのSEOガイドラインの概要やセクションを解説してきました。しかし、ガイドラインに記載されている内容が多く、何から取り組めば良いのか分からない方は多いのではないでしょうか。結論から申し上げると、SEO担当者、及びWebの担当者の方は、ウェブマスター向けガイドラインから読み込むことを推奨します。

なぜなら、検索上位を獲得するために必要な事項が解説されていたり、ペナルティ反映を受けないために重要な内容が記載されていたりするためです。GoogleのSEOガイドラインは量が多いため、読み込む順番を決めることが大切になります。したがって、SEO担当者の方は、まずはウェブマスター向けガイドラインから読み込むようにしましょう。

ウェブマスター向けガイドラインで留意するべきポイント

上述したように、ウェブマスター向けガイドラインはSEO担当者の方にとって非常に大切です。ここでは、ウェブマスター向けガイドラインの中でも、特に重要な「一般向けガイドライン」と「品質ガイドライン」の2点についてご説明します。

一般向けガイドライン

一般向けガイドラインで重要なのは下記の3点です。

  • 「Googleがページを検出できるよう手助けする」
  • 「Googleがページを理解できるよう手助けする」
  • 「訪問者がページを利用しやすいよう手助けする」

それぞれ順番に見ていきましょう。

「Googleがページを検出できるよう手助けする」

まずは、Googleのロボットがページを検出できるようにしましょう。具体的には、Google Search Consoleからインデックスリクエストを送信したり、サイトマップを常に送信したりする仕組みが重要です。

また、Webサイトの中に貼られているリンクがすべて機能しているかを確認し、Googleのロボットが適切にWebサイトの情報を検索エンジンに持ち帰られるようにしましょう。

「Google がページを理解できるよう手助けする」

次に、Googleのロボットがページの内容を理解しやすいように手助けをしましょう。ただし、検索エンジンに向けてのみ特別な対策をする必要はなく、次でご紹介するユーザー向けの対策をすれば問題ありません。また、共起語や関連キーワードを網羅し、検索エンジンが「どのような言葉でコンテンツが構成されているのか」を理解できるようにしましょう

「訪問者がページを利用しやすいよう手助けする」

ユーザーファーストを常に意識し、Webサイトを運営しましょう。具体的には、ページが表示されるまでの速度を速めたり、PCとスマートフォンで最適化されたデザインを表示させたりしましょう。また、ユーザーの顕在ニーズと潜在ニーズのどちらも満たせるコンテンツを作成することが大切です。

品質ガイドライン

ここまで、ウェブマスター向けガイドラインの中でも、一般向けガイドラインについて解説をしました。次に、品質ガイドラインについてご説明します。品質ガイドラインも、検索上位を獲得するために非常に重要な項目であるため、できる限り理解を深めるようにしましょう。

品質ガイドラインの概要

品質ガイドラインでは、主にユーザーファーストを実現するために重要なことが解説されています。また、コンテンツを作成する際に禁止されている事項も解説されていることが特徴です。さらに、品質ガイドラインの内容を踏まえた上で、自社にしか打ち出せない独自の情報が掲載されているWebサイトが評価される傾向にあります

具体的な注意点

品質ガイドラインでは、具体的に下記の注意点が解説されています。

  • ツールを使ってコンテンツを自動作成する
  • 検索順位の向上を目的に被リンクを獲得する
  • コンテンツのほとんどが競合サイトと被っている
  • クローラーとユーザーに別々のページを表示する
  • クローラーを欺くことを目的に、不正なリダイレクトを設定する
  • ユーザーが確認できないようなテキストやリンクを設置する
  • ユーザーの利便性を妨げるような誘導ページを作成する
  • 競合サイトの内容をコピーしたコンテンツを作成する
  • 収益だけを目的としたアフィリエイトリンクを設置する
  • テーマと関係のないキーワードを詰め込む
  • ウイルスを感染させるなど、悪意のある動作を行うページを作成する
  • 構造化データのマークアップを悪用する
  • 自動化されたクエリをGoogleに送信する

簡易的にご説明すると、検索エンジンやユーザーを騙し、自身のみが得をする施策は一切打たないことが大切だということです。Googleも「ユーザーに焦点を絞れば、他のものはみな後からついてくる。」と公言しているため、ユーザーの課題を解決できる健全なWebサイトを運営しましょう。

SEO上級者はコンテンツ固有ガイドラインを確認しましょう

ここまで、Web担当者の方はウェブマスター向けガイドラインが重要であることを解説しました。これらを踏まえて、SEOに知見のある上級者の方は、併せてコンテンツ固有ガイドラインも確認することが重要です。その中でも、特に下記3つに関する理解をまずは深めましょう。

  • E-A-T
  • YMYL
  • Needs Met

それぞれ順番に見ていきましょう。

E-A-T

E-A−Tとは、下記3つの言葉の頭文字を取った言葉のことです。

  • Expertise(専門性)
  • Authoritativeness(権威性)
  • Trustworthiness(信頼性)

Googleが上記3つを評価に大切な指標としている理由は、「誰が発信するコンテンツ」であるかを重要視しているためです。昨今、こたつ記事と呼ばれるような、他社のWebサイトで掲載された内容を上書きしてまとめるだけのコンテンツが検索結果に溢れています。しかしこれでは、Googleの求めるユーザーにとって利便性の高い検索エンジンを実現することはできません。

だからこそ、専門性や権威性が担保されている、信頼性の高い発信者のコンテンツを評価する傾向にあるということです。

YMYL

YMYLとは「Your Money Your Life」の略語で、人の命やお金に関わるジャンルのことです。具体的なジャンルとしては、医療系や金融系、転職系などが挙げられます。これらの領域に関しては、上述したE-A-Tが特に重要視されています。なぜなら、人の命に関わるジャンルであるため、より一層「誰が書いたコンテンツ」かをユーザーは意識しているためです。

したがって、すべてのジャンルにおいてE-A-Tは重要ではありますが、その中でもYMYLに関わる事業者は特に注力するようにしましょう。

Needs Met

Needs Metとは、コンテンツによってユーザーがどれだけ満足したかを表す指標のことです。ユーザーニーズを満たすことによって、コンテンツを最後まで読んでもらえる可能性が高まり、結果的にSEOでの検索順位が高まることにも期待ができます。

具体的な対策としては、ページスピードの改善や情報の充実化を図りましょう。また、当然ながらユーザーの潜在ニーズを満たすコンテンツを作成することも大切です。

まとめ

本記事では、SEOガイドラインやウェブマスター向けガイドラインについて解説をしました。Web担当者の方は、まずはウェブマスター向けガイドラインの中身を理解し、実際に自社のWebサイトに落とし込むことが重要です。また、上級者の方はコンテンツ固有ガイドラインを確認し、E-A-Tの向上等を図りましょう。

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