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高速化
Webサイトのアクセスを解析する際に必須のツールであるGoogleアナリティクスですが、使い方がわからないといった方は多いのではないでしょうか。
Googleアナリティクスは無料ツールでありながら、使い方によってはWebサイトの成長に大きく役立てることができます。
そこで本記事では、Googleアナリティクスの導入方法から具体的な使い方、特に注視したほうが良いポイントを解説しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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Googleアナリティクスとは、Googleが提供している無料のアクセス解析ツールです。Googleアナリティクスでは、Webサイトに訪問したユーザーの属性・特にアクセス数が多いページの調査ができます。他にも、下記のようなアクセス解析ができるようになっています。
Googleアナリティクスは、JavaScriptで書かれた専用のトラッキングコードをWebサイトに埋め込むことで、アクセス解析ができるようになります。
また、単にSEOからの流入のみならず、Facebook広告などから流入した訪問数なども調査できるため、様々な施策の効果検証が可能です。
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Googleアナリティクスは、下記の3ステップで導入可能です。
それぞれのステップを順番にご説明します。
まずは、Googleアカウントの作成です。普段から使用されているGoogleアカウント・Gmailでも問題ないため、アカウントがある方は読み飛ばしていただいて構いません。
新規にアカウントを作成される方は、Googleアカウント作成ページから作成しましょう。
上記画像のとおり、必要な部分を入力していくのみです。
次に、Googleアナリティクスのアカウントを作成していきます。Googleアナリティクスのページから、下記画像の左下にある「無料で利用する」というボタンをクリックしましょう。
無料で利用するをクリックすると、下記画像のようにアカウントの詳細を入力する画面に切り替わります。順番に入力していくことで、簡単にGoogle Analyticsアカウントを作成できます。
入力項目は以下の通りです。
必要ないと判断する項目があればチェックをはずします。特に問題がなければ推奨のままでOKです。
最後に、作成したGoogleアナリティクスと、運営されているWebサイトを紐付けます。紐付けるためには、Webサイトに専用のトラッキングコードを設置する必要があります。
Googleアナリティクスの管理画面のサイドバーから「管理→トラッキング情報→トラッキングコード」の順に進みましょう。すると、下記画像のようにトラッキングコード(gtag.js)が表示されます。
トラッキングコードをコピーしたら、Webサイトの「HEADタグ内の最初の要素」として貼り付けをしましょう。トラッキングコードを設置したら、基本的にはすぐデータ収集を開始します。アナリティクス内のリアルタイムレポートを確認することで、実際にデータ収集が開始されているか確認できます。 アクセス解析をするには数時間〜1日ほどで時間をおいて、Googleアナリティクスを使用するのがよいでしょう。
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ここからは、Googleアナリティクスの具体的な使い方を解説していきます。Googleアナリティクスでは、すべての項目を細かく見る必要性は一切なく、基本的には下記4つの項目に絞って解析すれば問題ありません。
それぞれのメニューの使い方を順番にご説明します。
まずは、ユーザーメニューの使い方を解説します。ユーザーメニューでは、最初に「概要」という部分から見る必要があります。
こちらは立ち上げから1ヶ月のWebサイトのデータになります。概要部分では、ページ全体の訪問者数・直帰率・PV数などを確認できるため、現状の全体像を把握することが可能です。
次に、ユーザーメニューのサイドバーの「モバイル→概要」をクリックしてみましょう。
上記のWebサイトでは、モバイルユーザーが80%を超え、デスクトップユーザーは15%しかいないことがわかります。従って、今後の方針としてモバイルユーザー向けの改善を優先的に行う必要があるとの仮説を立てられます。
このように、ユーザーメニューでは「概要」「モバイル→概要」の2点を中心に見れば問題ありません。
続いて、集客メニューの使い方を解説します。集客メニューでは、どういった経路でWebサイトに到達したのかを調べられます。「集客→すべてのトラフィック→チャネル」の順にクリックしましょう。
上記のWebサイトでは、Organic(SEO)が94%、Socialから3%、その他3%の流入経路であることがわかります。なお「Referral」とは他のサイトのリンクをクリックして流入した場合を指し、「Direct」とはURLの直接入力・ブックマークからの流入を指します。
続いて、行動メニューの使い方を解説します。集客メニューでは、どういった経路でユーザーが流入してきたのかを調べられましたが、行動メニューでは、Webサイト内でのユーザーの動きを調べられます。
「行動→サイトコンテンツ→すべてのページ」の順にクリックしましょう。
ページごとのPV数・平均滞在時間・直帰率・離脱率を調べられます。直帰率が異様に高い場合や、離脱率が高いページは積極的にリライトして改善させるべきだと言えるでしょう。
Googleアナリティクスでは、他にも「コンバージョンメニュー」なども用意されています。コンバージョンメニューでは会員登録数・商品購入数など、目標に対してどのくらいの成果が出ているかを確認できるため、状況に応じて使い分けてみてください。
ここからは、Googleアナリティクスを使用する際に役立つ用語をいくつかご紹介します。
すべてを一度に覚える必要はないため、わからない単語があったらその都度調査していく方法をおすすめします。
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ここまでGoogleアナリティクスの使い方を解説してきましたが、どの機能も「無料版」を前提に解説しました。しかし、Googleアナリティクスには、月額130万円から使用できる有料版も存在します。
無料版と有料版では、大きく分けて2つの違いがあります。1つ目は、機能制限の解除 です。無料版の月間ヒット数が1,000万であることに対して、有料版では10億ヒットまで解析できます。つまり、より大規模なアクセス解析が可能になります。
2つ目の違いは、サポートの手厚さです。お客様サポート・アクセス解析サポート・教育トレーニングなど、無料版にはない手厚いサポートを受けられます。
Googleアナリティクスには有料版も存在しますが、無料版でもまったく問題ありません。大半のWebサイト運営者は無料版を使用していますし、必要な機能はすべて揃っていると言っても過言ではありません。
Googleアナリティクスの解析方法なども無料で学べる時代ですし、月額130万円のランニングコストは決して安い金額ではないはずです。サイトが超大規模に育つまでは、無料版のGoogleアナリティクスの使用をおすすめします。
プロも毎日使っているSEOツール10選を紹介🔧
— 田中雄太 / ADAMTECHNOLOGIES,Inc. (@yuuta_tanaka88) October 11, 2021
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全て基本的なツールなので、最低限使いこなせるようになりましょう!
Googleアナリティクスの使い方を解説してきました。最後に見るべきポイントの重要部分をまとめると、下記の3つです。
無料版のGoogleアナリティクスでも、使いこなせれば大きな武器として役立ちます。ぜひ本記事の内容を参考に、まずは導入から初めてみてはいかがでしょうか。