SEO対策の基本ポイント15選と重要視するべき考え方
SEO対策
コンテンツSEOを始めたばかりの人がまず始めに覚えるHTMLタグが、hタグなのではないでしょうか。
単純で簡単そうに見えるタグですが、実は使い方を間違えてしまう人というのが続出するタグでもあるのです。
しかしhタグはSEO的に非常に重要な役割を持っていて、間違えた使い方をしてしまうと非常にもったいない事態になってしまいます。
本記事ではそんなhタグの使い方について、いま一度詳しくご説明したいと思います。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
目次
表示
閉じる
hタグとは、見出しタグとも呼ばれ、ユーザー及び検索エンジンに対してコンテンツの構成を正確に伝えるためのタグです。
h1からh6までの6段階に分けられ、数字が小さいほど重要度が高くなっています。
hタグが付されたテキストは通常、その他のテキストに比べて大きなサイズだったり装飾が施されたりします。そのため、その見出しの下にくる文章の内容が簡潔に示され、ユーザーや検索エンジンの理解を助けるという役割を持っています。
例えばこのページの最初にある「hタグの使い方とは」という大見出しにはh1タグを使っており、さらにこの章の冒頭にある「hタグとは」という中見出しにはh2タグを使っています。
通常のテキストとはサイズやデザインが違い、h1とh2とでも違っているのが分かると思います。
ちなみに次の章の中の「ユーザビリティへの効果について」と「SEO的効果について」という小見出しにはh3を使っているので、そちらも見比べていただけるとより分かりやすいかと思います。
hタグが重要だと言われる理由として、
という2つの要因が挙げられます。ここからそれらの効果について詳しく説明していきます。
hタグを使うことには、ユーザビリティとSEOに対してそれぞれ効果があるとお話ししました。
では一体どのような効果があるのか、ここで見ていきましょう。
hタグが明らかな効果をもたらすのは、ユーザビリティに対してです。
コンテンツの章構造を視覚的に分かりやすく示し、伝えることができるのです。
例えばhタグによる見出しをつけずにコンテンツを構成すると、長い文章に区切りがなく、途中で話題が変わっていてもパッと見では分かりません。その文章が何と何と何の話をしているのか、読み終わって見ないと明らかにならないのです。
しかしそこに、話題ごとにhタグで見出しを入れることによって、どこからどこまでが何の話題なのかということを一目瞭然にすることができます。
「この範囲ではコレとコレとコレの話をしているな」とすぐに分かるので、必要な情報かどうかの判断がすぐにできますよね。
情報の取捨選択が必要なネットユーザーにとって、これは非常に勝手の良い状態かと思います。
また、h1、h2、h3……と様々な数字のhタグを使い分けることによって、大見出し、中見出し、小見出しといったようにコンテンツの階層構造もユーザーに示すことができます。
hタグはユーザビリティに対して大きな効果をもたらしますが、SEO的な効果もおおいに期待できます。
hタグがあることによって、検索エンジンのクローラーもユーザーと同じように、コンテンツの章構造や階層構造を読み取り解析することができるようになります。
結果として、そのコンテンツはより適切な形で検索エンジンにインデックスされるのです。
記述方法としては単純で、「見出し文」(nは1〜6までのいずれか)という要領で表記します。
基本的にh1は1ページにひとつだけ使い、h2以降は回数の制限はありません。HTML5ではh1の回数も制限されていませんが、検索エンジンの判断を妨げる可能性も考えられるため、今のところh1の多用はあまりおすすめできません。
Hタグの使い方のポイントとして、数字はただ見出しの内容の重要度を表すだけではなく、階層を構成する上での番号になっているということを忘れてはいけません。
h1の中にh2が入り、h2の中にh3が入る、といった様に、正しい階層を構成することが鉄則です。
ここを理解できていない人というのが意外に多く、初心者が陥りやすい部分になっています。
まず手始めに見出しの規模として、h1が大見出し、h2が中見出しという意識を持ちましょう。
h1はそのページの大見出しであり、ページ全体の内容を表すもの、及びキーワードを含んでいることが望ましいです。
h2はページの内容を大まかに章分けしたもので、とりあえずh2で分けられていれば、際立って読みづらいコンテンツになることはないかと思われます。
逆に言うと、テキストコンテンツを作成する場合には少なくともh1、h2は用いる必要があるでしょう。
h3以降は小見出しというイメージで、h2の中でさらに分けたい時にはh3、h3の中で分けたい時にはh4という様に数字を使い分けていくと間違いはないです。
hタグは単純で簡単そうなイメージでありながら、意外にも使い方を間違えてしまいやすいポイントがいくつかあります。
ユーザビリティやSEOに効果を持つタグであるだけに、使い方においてケアレスミスをしてしまっては非常にもったいないですね。
hタグをマスターして、SEOに強くよりよいコンテンツを作成しましょう。