【YouTubeSEO】対策方法と意識するべきポイントを解説
SEO対策
WebサイトのSEO対策をするにあたって「サイトマップが重要」とは聞いているけど、どのように作れば良いのかわからないといった悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
本記事では、2種類のサイトマップの概要を解説するとともに、それぞれのサイトマップの作成方法をご紹介します。さらに、サイトマップを作る上で知っておくべきことも解説しますので、ぜひ参考にしてください。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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サイトマップは、Webサイト内にどのようなコンテンツが存在するのかを、一覧でわかりやすくまとめているページのことです。サイトマップがあることで、ユーザーと検索エンジンの、双方にWebサイト内の情報を伝えられます。
また、サイトマップには、ユーザーに認識させるサイトマップと、検索エンジンに認識させるサイトマップの、2種類が存在します。
XMLサイトマップとは、検索エンジンにWebサイト内のコンテンツを伝える役割のサイトマップです。XMLサイトマップがあることによって、下記2つのメリットを享受できます。
つまり、クローラーが巡回しきれなかったページであっても、XMLサイトマップがあることによって、すべてのページを巡回しやすくなります。結果、インデックス漏れがあったページもインデックスされるようになり、インデックス速度も速まります。
XMLサイトマップが検索エンジンに伝える役割であることに対して、HTMLサイトマップは「ユーザー」にコンテンツを認識してもらうサイトマップになります。Webサイト内のページが多くなると、ユーザーの回遊率が下がってしまい、目的とするページに辿り着きにくくなってしまいます。
ただ、HTMLサイトマップがあることによって、ユーザーが今いるページなどがわかるようになるため、ユーザービリティの向上に繋がるということです。
ここからは、XMLサイトマップの作り方を解説します。XMLサイトマップを作る際は、下記3つの手順が必要です。
それぞれの手順を順番にご説明します。
まずは、Google XML Sitemapsというプラグインをダウンロードします。
Google XML Sitemapsは、無料でXMLサイトマップを作成し、新規記事を公開した後、自動でサイトマップを送信してくれるプラグインです。また、検索エンジンに認識してほしいページを個別で指定することもできるため、インデックス漏れなどを防げるメリットがあります。
次に、Google XML Sitemapsの各種設定を行います。設定できる項目は複数ありますが、下記4つの項目は最低限設定しておきましょう。
上記4つを設定することで、すべてのページにクローラーが巡回してくれるようになります。
最後に、XMLサイトマップを作成したことを、Googleに伝える必要があります。Google Search Consoleにログインをし、下記の手順に沿って進めていきましょう。
上記の手順を完了させることで、以降新規記事を公開するごとに、クローラーが自動で記事を認識してくれるようになります。
続いて、HTMLサイトマップの作り方を解説します。HTMLサイトマップの作り方は2種類あり、それが下記のとおりです。
それぞれの方法を順番にご説明します。
1つ目は「PS Auto Sitemap」というプラグインを使用してHTMLサイトマップを作る方法です。PS Auto SitemapはHTMLサイトマップを自動で作成し、新規記事を公開するごとに、自動でHTMLサイトマップを更新してくれます。
PS Auto Sitemapをインストールし、各種設定を行うことで完了です。後述する手動の方法と比較して、すべての作業を自動化できるため、プラグインでHTMLサイトマップを作成する方法をおすすめします。
手動でHTMLサイトマップを作成する際は、Webサイトのフッター付近にHTMLサイトマップを設置します。時間はかかってしまいますが、下記の4手順に従って進めていきましょう。
プラグインで作成する方法と比較して、手間が多いことは事実です。また、リンクを記載する際は、必ず「アンカーテキスト」を設定することも忘れないようにしましょう。
ここからは、サイトマップを作る上で知っておくべき、3つのポイントを解説します。
それぞれのポイントを順番に見ていきましょう。
1つ目のポイントは、コンテンツが多いほどサイトマップは有効になるということです。コンテンツ数が増えるほど、特定のページに辿り着くことが困難になり、結果ユーザーの離脱率も高くなってしまいます。
しかし、サイトマップがあることによって、ユーザーが今いるページを認識できるようになり、特定のページに辿り着きやすくなるメリットがあります。
また、検索エンジンにも同様のことが言えるでしょう。Webサイト内の動線がうまく機能していないと、クローラーはすべてのページを適切にクローリングすることができません。
しかし、サイトマップがあることによって、Webサイト内の情報を正確に把握し、抜け漏れがないようにクローリングをしてくれるようになります。
弊社では、コンテンツ量が多い大規模なWebサイトのリニューアル支援を提供しています。リニューアルを行うことによって、SEO評価の軽減・アクセスの軽減など、様々なリスクや不安が考えられるのではないでしょうか。
ワイヤー・デザインのチェック・SEOに適したコーディングルールの共有・テキスト内容のアドバイスを行い、リニューアル後も効果検証レポートを提出するなど、一気通貫で支援いたします。
サイトリニューアルに限らず、さらなるアクセス向上を目指している方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
サイトマップを作成する際の2つ目のポイントは、掲載する必要のある情報は必ず網羅することです。せっかくサイトマップを作成しても、サイトマップの情報に抜け漏れがあった場合、検索エンジンにもユーザーにも、適切な情報を伝えることはできません。
自動でサイトマップの更新を行ってくれるプラグインを使用する場合でも、記事の公開後にサイトマップが更新されているのかなど、細かいチェックを怠らないよう心がけましょう。
最後に、動線やデザインを意識することが大切です。特に、HTMLサイトマップは「ユーザーが目にするサイトマップ」であるため、デザイン性に欠けてしまうのは望ましくありません。
また、サイトマップは今いるページ・辿り着きたいページの情報を明確に伝えてくれる役割であるため、これらの役割を最大限に活かせるように動線を作りましょう。
XML・HTMLサイトマップの作り方を解説してきました。XMLサイトマップは検索エンジンにページを認識させるためのサイトマップであり、HTMLサイトマップは、ユーザーに認識させるためのサイトマップです。
それぞれのサイトマップがあることによって、クローリングやユーザービリティが向上し、結果SEOに良い影響をもたらしてくれることに期待ができます。
まずは、サイトマップの作成に必要なプラグインのインストールから始めてみてはいかがでしょうか。