インデックスとは

SEO対策

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SEO対策を始めるとすぐに耳にするのが「インデックス」という用語ですね。「言葉自体は聞いたことがあるけど、どういう意味なの?」とか「言葉の意味も知ってるけど、SEOにおいては何のことを指しているんだろう?」などといった疑問をお持ちの方も多いのではないかと思います。そこで今回はSEOにおいて使われる「インデックス」という用語について詳しくご紹介したいと思います。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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インデックスとは

インデックス(index)というのは「索引」という意味を持つ英単語で、とても様々な場面で使われる言葉です。例えばデータベースに関する場合には、格納したデータをいち早く検索したり引っ張り出したりすることができるように作成される索引データのことを指します。 SEOにおいてのインデックスとは、クローラーロボットが収集したWebページの情報を検索エンジンのデータベースに格納する作業のことを言います。また、「インデックス(化)される」などと言い表します。

SEOにおけるインデックス

検索エンジンにとってインデックスは、検索結果を表示する上で必要不可欠な工程です。世界中に存在している膨大な数のWebページの中から、ユーザーが求めるページを瞬時に見つけ出してくるのは、検索エンジンがその膨大な数のWebページのデータを収集してインデックスしているからなのです。逆に言うと、検索順位を上げたいページがあってもそのページがインデックスされなければ検索結果にすら表示されません。

SEOをする上での大前提

上で述べたように、検索エンジンのデータベースにインデックスされなければ検索結果に表示されることはありません。つまり、検索順位を上げることが目的であるSEOにおいてインデックスは、されていることが大前提なものなのです。 特に注意が必要なのは、規模の大きなサイトや階層の複雑なサイトです。こういったサイトの場合、クローラーが最下層のページまで回ってくれるような配慮が必要です。クローラーはページ間に張られたリンクをたどってクロールしていくため、内部リンクを適切な形に整理するなどしましょう。 例えば、甲子園を目指している野球部が一生懸命練習していざ予選大会に臨もうと思っても、大会へのエントリーをし忘れてしまっていれば出場することすらできませんよね。Webサイトにおいてインデックスされることは、自分が育てていこうというサイトをWeb上にエントリーさせることなのです。

インデックスページとは

Webサイトのトップページは、「インデックスページ」と呼ばれることがあります。これはかつて、Webサイトにおいてのトップページが本来の「インデックス」、つまり索引や目次の役割を持つようなデザインであることが主流であったためです。 そのため、トップページのファイル名は通常、「〜.jp/index.html」や「〜.jp/index.php」といったような形になっています。 本来、ブラウザで目的のページを呼び出すには正確なURLを打ち込むか、正確なURLが書かれたリンクを踏むかしなければいけません。しかしトップページに関しては、「index.html」や「index.php」などの拡張子が省略された場合でもそれを補って表示されるような仕組みになっています。

インデックスされているか調べる方法

インデックスされているかどうかを調べるには、検索結果に表示されているかどうかを調べてみるという方法が最も簡単です。 調べたいページのURLの冒頭に「site:」をつけて検索してみましょう。検索結果には、インデックスされているページの中からそのURLのページが表示されます。そのため、表示されればインデックスされている、逆に表示されなければインデックスされていないという状態になります。

インデックスを早める方法

何もしなければクローラーは回ってこないというわけではなく、作成したばかりで何もしていないサイトでも通常3週間ほどでクローラーが回ってきます。しかしせっかくWebサイトを作成したのだから早くインデックスしてもらいたいものですよね。 そんな時にインデックスを早める方法というのがいくつかあるため、ご紹介します。

「Fetch as Google」をする

Googleが提供する『Search Console』の機能に一つに「Fetch as Google」というものがあります。これによって新しく作成したページや更新したページを通知することによって、即座にクローラーを呼ぶことができます。 毎日何回もページが追加されるような、更新頻度が高いサイトでは少しこの方法は煩わしいかもしれませんが、確実に迅速にクローラーを呼びたい時には最も早い方法です。

「sitemap.xml」を送信する

クローラーが効率よくWebサイトをクロールするために、sitemap.xmlを設置するという方法もあります。 sitemap.xmlを作成しSearch Consoleに登録することで、インデックスを早めることができます。

「RSSフィード」を配信する

sitemap.xmlは基本的にWebサイトのすべてのページを記述します。それに対してRSSフィードというのは、更新したページのみが記述されるものとなっています。sitemap.xmlと併せてRSSフィードをSearch Consoleに登録しておくことでも、サイトの更新を伝えることができるためインデックスを早めることが可能です。

まとめ

インデックスは検索エンジンが検索結果を表示させる上で欠かせないものだということがわかりました。 SEOを行う場合、まず対策するページがインデックスされていなければ意味がありません。 インデックスを早める方法なども駆使して、いち早く検索結果を上げるための土俵に上がりましょう。

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