【はじめてFacebookピクセルを設定する方向け】設定方法をやさしく解説
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内部リンクを適切に設定することで、ユーザーにとって見やすくなるだけではなく、SEOにおいても大きなメリットを享受できます。しかし、どのようなメリットがあるのか、具体的にどのように設置すれば良いのか、わからない方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、内部リンクの概要や重要な理由、適切な設置方法などを解説しますので、ぜひ内部リンクを設定する際にお役立てください。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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内部リンクとは、Webサイト内の別のページに飛ぶリンクのことです。内部リンクをうまく活用することで、ユーザーがWebサイトを回遊しやすくなるだけではなく、SEO上にも効果があります。
内部リンクは自身のWebサイトのみで完結するため、簡単にリンクを貼れることも特徴です。
内部リンクはSEO上、重要なだけではなく、ユーザーにとってもメリットがあるため、効果的に使うことが大切です。ここでは、内部リンクが重要な理由を解説します。
検索エンジンでは、検索結果に表示する記事の順位を正確に決定するために、クローラーと呼ばれる巡回プログラムが使われています。クローラーはページ内のリンクをたどって巡回するため、Webサイト内の記事を移動しながら、Webサイトの情報を分類・整理していきます。
クローラーの回遊性が高まることで、公開したページがいち早くインデックスされるようになり、なおかつWebサイト全体のSEO効果を高めてくれるメリットがあります。
内部リンクを貼っておくと、リンク元のページとリンク先のページ両方のSEO効果が高まります。内部リンクを貼ることで、それぞれのページの関連性をクローラーに認識させられるためです。
また、リンクが多いページほど、クローラーは相対的に重要なページだと認識します。そのため、関連性の高いページ同士は積極的にリンクを貼り、特に重要なページは意識してリンクを集めるようにしましょう。
ただし、無闇にリンクを貼ると逆効果になることもあります。自然な文脈でつなぎ、過剰に貼りすぎないことが大切です。
内部リンク対策を適切にできていない場合は、SEO上マイナスの影響が大きくなります。ここでは、具体的にどのようなデメリットがあるかを解説します。
内部リンクが貼られていないページの場合、そのページがindexされない可能性があります。indexがされないということは、せっかく制作した記事が検索結果に表示されないことにつながります。
クローラーは、内部リンクが少ないページは重要度が低いと判断します。そのため、内部リンクが貼られていないページは巡回頻度が下がってしまいやすいです。巡回速度が落ちてしまうことで、ページ内に新しい情報を更新しても、反映されにくくなるデメリットがあります。
内部リンクがないページの場合、SEO上の評価が上がらず、上位表示されにくくなります。クローラーは、高品質なコンテンツからのリンクを高評価する仕組みになっているためです。これは、外部リンクだけではなく自社からのリンクであっても同様です。
一方で、リンクが多く貼られているページは、そのWebサイトの中でも重要度が高いとクローラーがみなし、上位表示される可能性が高まります。
内部リンクを貼るときは、関連性の高いページにのみ設置しましょう。Googleのクローラーは、内部リンクの関連性の高さとページごとのコンテンツの質を評価しています。関連性が低く、コンテンツの質が低い内部リンクは効果が期待できません。
また、内部リンクがたくさん貼られたページは、ユーザー目線でも読みにくいです。内部リンクを貼るときは前後の文脈を確認し、自然な流れで導入できているか、数があまりにも多すぎないか確認してみましょう。
内部リンクを貼るときは、アンカーテキストを使って設定しましょう。アンカーテキストは指示語を使わず、ページ先のタイトルなど具体的な名称を使うことがポイントです。
リンク先のページが具体的になっていると、リンク先のページの内容がユーザーやクローラーに伝わりやすくなります。指示語を使っている場合、リンク先の内容が分からず、ユーザーからクリックされにくく、クローラーも内容が把握できません。
画像をどうしても使う場合は、alt属性の設定をしましょう。alt属性を設定することで、画像の内容をテキストでクローラーに説明でき、クローラーが画像の内容を把握しやすくなります。
パンくずリストとは、Webサイト上の構造を伝えるためのナビゲーションリンクのことです。コンテンツを作成する際、ページごとにカテゴリを設定していれば、そのページがどのカテゴリに属しているのか、パンくずリストとして表示されます。
パンくずリストによって、必要に応じてユーザーが関連ページを探しやすくなります。また、クローラーもサイト構造が把握しやすくなり、巡回速度の向上も期待できるでしょう。
HTMLサイトマップとは、Webサイト内にある記事を内部リンクで整理し、一覧表示するためのページです。
HTMLサイトマップは、Webサイトのトップページやフッター・ヘッダーなどにリンクを貼っておくことをおすすめします。こうすることで、すべてのページからHTMLサイトマップにアクセスできるため、ユーザーにとっても便利になり、SEO上の評価も高まります。
コストやかけられる時間に余裕がない場合、1ページに情報量を増やしてしまいがちです。しかし、1ページに情報を増やしすぎると、SEO上マイナスになってしまいます。キーワードやニーズが異なる場合は、ページを2つに分け、内部リンクでお互いの記事を繋ぐようにしましょう。
また、1つのページに情報を詰め込みすぎてしまうと、キーワードとの関連性が低くなります。Googleの検索エンジンは、検索したキーワードに対して関連性が高いページを高く評価するため、情報が複数あると、評価が下がる1つの原因となってしまいます。
内部リンクは、適切な場所に貼っておくことが大切です。ここでは、内部リンクを貼るべき場所について解説します。
パンくずリストは、ユーザーやクローラーが現状いるページを確認しやすくなり、回遊性を高める役割があります。タイトルであるh1タグの、すぐ上に表示されるケースが多くなっています。
ただし、パンくずリストはカテゴリが適切に設定できていることが大切です。カテゴリが適切でなければ、構造がわかりにくくなってしまうため、パンくずリストを設置すると同時に、適切なカテゴリー設定もしておきましょう。
グローバルナビゲーションとは、ページ全体の構造を大まかに伝えるメニューです。ユーザーや、クローラーの回遊性を高める役割があります。
なお、グローバルナビゲーションは画像で表示されることもあります。画像を使う場合は、alt属性を忘れずに設定しておきましょう。
サイドバーは、ページ横にある内部リンクです。サイドバーには、そのページとの関連性が高いページを貼ることがおすすめです。
また、ユーザーの目に触れやすいサイドバーに「成約率が高いページ」を設置しておくことで、売り上げや問い合わせを増やすことにも期待ができるでしょう。
フッターは、全ページの一番下に置かれている内部リンクです。グローバルナビゲーションよりも詳細に情報を伝えやすいため、コンテンツの数が少ない場合は、フッターをHTMLサイトマップにするケースもあります。
ただし、詳細にしすぎるとクローラーに不自然な内部リンクとみなされる可能性もあるため、注意が必要です。
内部リンクの概要や設置方法、設置するべき場所について解説をしました。内部リンクはユーザーの利便性を高めるだけではなく、SEO上の評価にも影響します。そのため、適切な設定をしておくことが大切です。
しかし、内部リンクを適切に設定し、回遊性が高いWebサイトを作るのは簡単ではありません。
弊社では、SEO診断分析レポートのサービスを提供し、内部リンクを含めたSEO上の改善点に加え、表示パフォーマンスやHTMLコードの状態まで詳細に調べ、SEO対策のアドバイスを行なっております。ぜひご利用ください。