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SEO対策
2021年7月26日、Googleはリンクに関するアルゴリズムの変更を行う「リンクスパムアップデート」を発表をしました。
リンクスパムアップデートは翌日の2021年7月27日に開始され、当初は2週間ほどでロールアウトする予定でしたが、期間が伸び8月25日まで実施されています。
本記事では、リンクスパムアップデートについての概要と対策方法を解説します。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
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入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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リンクスパムアップデートとはGoogle検索結果の品質向上のために導入された、継続的なアルゴリズム更新です。
今回のアップデートにより、リンクスパムによるリンクの評価が無効化されました。
リンクスパムとは、リンク集や誘導ページなどのテーマ性の乏しい低品質コンテンツを持つWebページからの悪質な被リンクのことです。
2021年6月24日、29日に行われた「スパムアップデート」とは異なります。
スパムアップデートは、詳しく発表はされていませんが、自動生成や無断複製されたような「スパムサイト」を対象にしたアップデートです。
一方で、リンクスパムアップデートは「リンクスパム」を識別し、評価を無効にするアップデートになります。
アフィリエイトや広告で収益を発生しているサイトの場合、アフィリエイトリンクや広告リンクなどが該当します。
Googleはアフィリエイトや広告についてはNGを出していませんので、リンクを削除する必要はありません。
では、リンクスパムアップデートの影響を受けないようにするにはどうすればよろしいでしょうか。
不要な発リンクとは、関連性の薄いページへのリンクや不自然なリンクを指します。
スパムだと判断されたリンクは無効化されるだけのため、ペナルティが課せられることはありませんが、もし不要な発リンクがあれば削除した方が良いでしょう。
外部から受けているスパムリンクに関しては、無効化されるので問題はありません。
リンクスパムアップデートについて、Googleは「他サイトのリンクする場合は必ずリンクの関係性を伝えるように」という旨の説明をしています。
リンクの関係性をGoogleに伝えるには、タグを正しく使用することが大切です。
結論を述べると、アフィリエイトリンクや広告リンクには、手動生成か自動生成かに限らずリンクに rel = “sponsored” の記述することです。
sponsoredは、金銭の獲得を目的としたリンクに使用する値です。
また、 rel=”nofollow” を元々アフィリエイトリンクや広告リンクに使用している場合は変更しないで問題ありません。
nofollowはリンク先へ評価を送らない場合や、リンクとサイトを関連付けたくない場合に使用する値で、sponsoredと同じ働きをします。
違いは、Googleにとってリンクが、広告やアフィリエイトなど金銭に関わるリンクであることが明確になるかどうかのみです。
Googleにとって得か否か、サイトには無関係です。
タグについての詳細はこちらのサイトをご参照ください。
今回は、リンクスパムアップデートについて解説してきました。 アフィリエイトや広告運用をしているサイトにとっては非常に大切なアップデートになるので、確実に対処しましょう。
また、リンクスパムに限らず、サイト内のリンクや構造、アップデートによる順位変動などに対して、状況に応じて適切な対応をすることが難しい担当者の方もいらっしゃると思います。
弊社では、SEOに関連する細かいお問い合わせについても受け付けております。リンクスパムアップデートをはじめ、疑問点などがあればぜひお問い合わせください。