MEOツールおすすめ6選【利用するメリットと活用事例】

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MEOは競合が弱いマーケティング施策の1つではあるものの、適切に運用しなければ、検索順位や口コミの対策を行うことはできません。実際に本記事を読んでいる方の中にも、どのように対策を進めれば良いのか悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

そこで役立つのがMEOツールです。本記事では、MEOツールの概要や利用する3つのメリット、おすすめのMEOツールを6選ご紹介します。中には無料のツールも含まれているので、対策費用をかけられない方でも安心です。また、MEOツールを活用するべき事例も2つ解説しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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MEOツールとは?

まずは、MEOツールの概要からご説明します。MEOツールとは、Google My Bussiness(GMB)を利用して、自社の検索順位をアップする施策を打つ際に有用なツールのことです。

MEOは適切な施策を行うことで検索順位を上げられるものの、まだまだ本格的に取り組んでいる企業は多くありません。だからこそMEOツールを利用し、競合他社との差別化を図りながら運用することが大切です。

MEOツールを利用する3つのメリット

ここまで、MEOツールの概要を解説しました。ここからは、下記3つのMEOツールを利用するメリットをご紹介します。

  • 住所を利用した検索順位の確認ができる
  • 予約投稿ができる
  • インサイトデータを取得できる

それぞれ順番に見ていきましょう。

住所を利用した検索順位の確認ができる

まずは、住所を利用した検索順位の確認をできるのがMEOツールのメリットです。MEOはGoogleマップでの検索順位を最適化する施策であるため、特定の地域で上位表示を獲得する必要があります。たとえば「新宿 ラーメン屋」や「銀座 クリニック」などのキーワードが挙げられます。

MEOツールを利用することで、特定の地域にて、自社のキーワードが何位に上がっているかを確認可能です。また、過去のデータを蓄積できるので、過去6ヶ月間に渡って検索順位がどのように推移しているのかも確認できます

さらに、MEOツールでは競合他社の検索順位も確認可能です。仮に自社より競合他社の検索順位が高いのであれば、新規投稿数や口コミ数などの差分を確認することにより、今後の自社のMEO戦略を立てることにも役立てられます。

予約投稿ができる

MEOツールを利用することで、予約投稿ができるメリットもあります。通常、MEOでは新規の投稿をする際は予約投稿ができず、その場で投稿されてしまうことが特徴です。

しかし、中には毎日更新をしたいものの、毎日の作業時間を確保できない方もいるでしょう。そのようなとき、予約投稿ができればMEOにおける業務効率化を図れるのにと、悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。

そのようなときにMEOツールを利用して予約投稿を図ることで、安定的に投稿を継続できることはもちろん、業務効率化にも繋がるでしょう。

インサイトデータを取得できる

MEOツールは、GMB(Googleマイビジネス)と連携可能です。これらが連携することにより、Googleマップ経由でのアクセス数や検索方法、クエリ(検索キーワード)などを分析できるようになります。

また、電話番号を公開している場合は、Googleマップ経由での荷電回数や時間帯を分析可能です。これらを上手に活用することにより、たとえばユーザーが検索しているキーワードでの投稿頻度を増やしたり、より検索数の多いキーワードで投稿をしたりできます。

インサイトデータを活用している競合他社は少ないので、いち早くMEOツールを導入し、改善を進める工夫をしましょう。

MEOツールを利用する2つのデメリット

先程、MEOツールを利用するメリットを解説しました。ただし、MEOツールの利用にデメリットがないわけではありません。ここからは、下記2つのMEOツールを利用するデメリットをご紹介します。

  • ランニングコストが必要になる
  • 導入しただけで集客力が上がるわけではない

それぞれ順番に見ていきましょう。

ランニングコストが必要になる

有料のMEOツールを利用する場合、ランニングコストが必要になります。一般的なMEOツールの相場としては、10,000円〜高くても30,000円程度です。最低でもこれらのランニングコストがかかることは、導入する上で必ず確認しておくべきでしょう。

なお、上記の費用が安価だとしても、できる限りMEOに費用をかけたくない方は多いのではないでしょうか。そういった場合は、まずは無料のMEOツールから利用してみることを推奨します。無料のMEOツールでも十分な機能を備えているので、MEOツールがどのようなものかを確認した上で有料に移行してみてはいかがでしょうか。

導入しただけで集客力が上がるわけではない

MEOツールは有用なツールではあるものの、導入をしただけで集客力が上がるわけではありません。MEOツールは、あくまで自社が行うべき施策のサポートを行うツールであるため、新規投稿や口コミなどの実行をする必要があります。

そのため、MEOツールを利用すれば、手放しで検索順位が上がると考えている方は導入するべきではないでしょう。現状の施策が正しいのかを確認したり、今後の戦略を検討する上で役立てたりしたいと考えている方にMEOツールはおすすめです。

無料のMEOツール2選

無料のMEOツール2選

ここまで、MEOツールの概要やメリットデメリットを解説してきました。ここからは、無料のMEOツールを2つご紹介します。

  • I Search From
  • MEOチェックツール

それぞれ順番に見ていきましょう。

I Search From

I Search Fromは、Googleマップでの検索順位を計測できるツールです。国、地域などの場所に加えて、指定したキーワードの検索順位も追ってくれます。自社の検索順位を計測することはもちろん、競合他社の検索順位も調査することで、自社の改善点を洗い出すこともできるでしょう。

また、I Search Fromでは、SEOの検索順位も計測可能です。したがって、自社でSEO対策も併用して行っている場合は、I Search Fromから利用してみると良いでしょう。

MEOチェックツール

MEOチェックツールは、Promostが提供しているMEOツールです。地域を指定した検索順位を計測できることはもちろん、過去の検索順位をチャート形式で可視化できます。そのため、自社が過去に行ってきた対策が、どの程度実っているかを確認できるでしょう。

また、MEOチェックツールでは口コミ管理も可能です。悪質なコメントが来ているかを確認したり、良質なコメントにはすぐに返信できたりするなど、顧客との接点を持ちやすくなっています。

ただし、無料期間は最初の14日間のみとなっている点には注意が必要です。なお、無料期間が過ぎたとしても、自動で課金されることはありません。

有料のMEOツール4選

先程、無料のMEOツールをご紹介しました。しかし、さらにその他の機能を求めている方も多いのではないでしょうか。ここからは、有料のMEOツールである下記4つをご紹介します。

  • MEO trucker
  • MEOチェキ
  • On map eye
  • BIGLOBE店舗マップ管理

それぞれ順番にご説明します。

MEO trucker

MEO truckerは、株式会社アダムテクロノジーズが提供している、検索順位計測や定期的な分析に特化したMEOツールです。クラウド型で利用することができ、計測キーワード数は50個以上対応できます。

また、他のMEOツールにはない、自社や顧客とデータを管理・共有できる機能も搭載されています。そのため、データ分析や検索順位チェックを内製化したいと考えている企業におすすめです。

過去のデータをCSVで出力することもできるので、過去のデータと現在を比較したい場合にも有用でしょう。有料のMEOツールに迷っている場合、まずはMEO truckerから利用してみてはいかがでしょうか。

MEOチェキ

MEOチェキは、競合他社も含めた検索順位の測定を行えるツールです。自社の順位と照らし合わせて分析することで、今後の改善点を洗い出せることが強みになります。

また、MEOチェキでは、Googleマイビジネスの投稿管理も可能です。予約投稿システムが搭載されているので、業務効率化を図りたい方や、継続的に発信していきたいと考えている方はMEOチェキを利用してみましょう。

On map eye

On map eyeは、最低4キーワードを計測できるMEOツールです。キーワード数は他の有料MEOツールと比較して少ないため、投稿頻度が少ない企業におすすめと言えます。またOn map eyeでは、月に1回運営会社からのレポートが配信されるため、MEOのトレンドや注意点を調査したい場合にも有用です。

BIGLOBE店舗マップ管理

BIGLOBE店舗マップ管理は、口コミや店舗情報を一元化して管理できるMEOツールです。Instagram、Facebookなどの店舗情報も管理できるため、SNSを継続的に更新している企業におすすめだと言えるでしょう。

ただし、BIGLOBEマップ管理には、検索順位チェックツールが備わっていません。そのため、検索順位計測に特化したMEO truckerなどのMEOツールと併用すると良いでしょう。

MEOツールを活用するべき事例2選

ここまで、無料と有料のMEOツールを解説しました。とはいえ、本当に自社がMEOツールを導入するべきか迷っている方もいるでしょう。ここでは、MEOツールを活用するべき下記2つの事例をご紹介しますので、1つでも当てはまっている場合は迷わず導入しましょう。

  • 新店舗出店の検討時
  • 競合店の順位を調査したい場合

新店舗出店の検討時

まずは、新店舗出店の検討時に活用しましょう。新店舗を出店する場合、当然ながら今までにかけたコストを早期に回収する必要があるため、集客施策の1つであるMEOが必要です。そのようなときにMEOツールを利用し、検索順位や口コミ管理を行うことで、早期に多くの集客を獲得できることに繋がるでしょう。

競合店の順位を調査したい場合

MEOツールでは、競合店の検索順位も調査できます。そのため、自社の検索順位と比較して、何が影響しているのかを分析することが可能です。これらを手作業で行うとなると、当然ながら多くの工数がかかってしまい、本業に支障をきたすことになりかねません。そのため、競合店の順位を調査するなど、業務効率化を図りたい場合にもMEOツールを活用するべきです。

MEOツールを利用しないで順位を確認する方法は存在する?

結論から申し上げると、MEOツールを利用しなくとも、検索順位を確認する方法は存在します。そのためには、GoogleChromeのシークレットモードを活用します。シークレットモードから調査したいキーワードを入力し、実際に目視で確認してみましょう。

ただし、上記で検索順位を確認する場合は位置情報が反映されるため、絶対に正しいとは言い切れません。したがって、より適切に検索順位を計測したい場合は、MEO truckerなどのMEOツールを活用することを推奨します。

MEOは専門領域のためコンサルタントに依頼することも検討

本記事では、MEOツールの概要を解説してきましたが、MEOは専門性の高い領域です。そのため、これからMEOに取り組もうと考えている方や、取り組んでいるもの結果が出ない方は、コンサルタントに依頼することも検討しましょう。

MEOのコンサルタントは他業種に渡るMEOの実績を持っているため、自社のみで取り組むよりも、確実に早期で結果を出してくれる可能性が高いです。したがって、MEOツールの導入を検討すると同時に、外部のコンサルタントに依頼することも検討しましょう。

まとめ

MEOツールを利用するメリットやデメリット

本記事では、MEOツールを利用するメリットやデメリット、おすすめのMEOツールをご紹介しました。MEOツールを利用することでインサイトデータを取得できたり、予約投稿ができたりするメリットがあります。まずは、それぞれのツールによってできることが異なるので、ツールの概要を理解することが大切です。

本記事を参考に、実際にMEOツールを利用して対策を始めてみてはいかがでしょうか。

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