MEOとは?基本情報や具体的な対策方法・SEO対策との違いを解説

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MEOとは、Googleマップの上位表示化を目指す施策のことです。飲食店や美容院等の地域ビジネスにおいて重要な施策であり、MEOはローカルSEOやローカル検索とも呼ばれています。しかし、店舗系や地域ビジネスで重要とは理解しているものの、具体的に何から取り組めば良いのか分からない方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、MEOの概要やSEOとの違いを解説するとともに、MEOを行うメリット・デメリットをご紹介します。また、GoogleがMEOで重要視しているポイントや、具体的なMEOの対策方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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MEOとは?

まずは、MEOの概要からご説明します。MEOとは「Map Engine Optimization」の頭文字をとった言葉で、マップエンジン最適化のことです。Googleマップに掲載する自社情報に関して、アルゴリズムに沿って最適化を図り、Googleマップ検索での上位表示化を目指します。主にマップで検索するユーザーに対しての最適化であるため、地域性の強いビジネスや店舗系のビジネスをしている方におすすめです。

実際にGoogleの調査によると、2021年の周辺情報の検索数は、2011年と比較して34倍増えたというデータも出ています。つまり、Googleマップで上位を獲得できることで、大多数のユーザーにリーチすることができるため、来店数や売上が向上することにも繋がるでしょう。

MEOとSEOの違い

ここまで、MEOの概要をご説明しました。ここからは、MEOとSEOの違いを解説します。

  • 対策内容
  • 成果が出るまでの期間
  • 依頼する場合の料金

それぞれ順番に見ていきましょう。

対策内容

MEOは本記事で解説しているとおりですが、SEOは「Search Engine Optimization」の略語で、検索エンジン最適化のことです。MEOはGoogleマップでの上位表示を目指すことに対して、SEOでは、自然検索結果での上位表示化を目指します。

SEOでの具体的な対策内容としては、主にWebサイト全体を検索エンジンが理解しやすい内容に改善したり、ユーザーが求める内容を網羅した記事コンテンツを更新したりすることが挙げられます。また、SEOは検索エンジン最適化と呼ばれてはいるものの、ユーザーが求める情報を提供することで、結果的に検索エンジンからも評価を得られる仕組みとなっています。

まとめると、MEOはGoogleマップにおいて自社情報を適切に記載し、SEOは検索エンジンとユーザーの双方に対して高品質なコンテンツを提供することが違いです。

成果が出るまでの期間

MEOは、情報の充実化を図ってから、約1週間〜1ヶ月程度で効果が現れ始めます。なお、これらの期間で必ず上位表示ができるというわけではなく、あくまで競合の強さや充実度もランキングに大きく影響します。

次にSEOでは、記事コンテンツを更新してから、約3ヶ月〜6ヶ月程度かけて効果が現れます。また、ビッグキーワードと呼ばれる検索ボリュームが大きいキーワードでは、対策から1年以上の時間を要することも特徴です。

つまり、短期的に売上やアクセス数を増やしたい場合はMEOを、中長期的に安定した集客の基盤を作りたい場合はSEOに注力することが王道になります。

依頼する場合の料金

最後に、MEOとSEOのそれぞれの対策を外部の会社に依頼する場合の料金をご説明します。結論から申し上げると、MEOの場合は月額10,000円〜50,000円程度、SEOの場合は300,000円程度が必要です。これらはあくまで概算であるため、対策内容によって料金は変動します。

上記の料金のみを比較すると、SEOよりもMEOを優先したい方も多いかもしれません。ただし、両者はそれぞれ異なる良さを秘めているため、一概にどちらを優先すべきかはケースによって変わってきます。したがって、外部の会社に対策を依頼する際は、自社の目的や状況を包み隠さず伝え、どちらに注力するべきかを併せて相談してみてはいかがでしょうか。

MEOを行うメリット

MEOは、店舗系や地域系のビジネスをしている方におすすめの施策です。ここでは、MEOを行う4つのメリットを解説します。

  • 支援検索結果より上部に表示される
  • 店舗の情報を網羅的に訴求できる
  • 見込み客にリーチしやすい
  • 競合が少ない

それぞれ順番に見ていきましょう。

自然検索結果より上部に表示される

MEOは、自然検索結果(SEO)よりも上位に表示されることが特徴です。自然検索結果の上に、横画面いっぱいにGoogleマップと位置情報、簡易的な自社の情報が表示されます。SEOで1位を獲得した場合のクリック率は20%〜30%程度であるため、MEOで1位を獲得できた場合は、SEO以上にクリックされることにも期待できるでしょう。

店舗の情報を網羅的に訴求できる

詳しくは後述しますが、MEOはGoogleマイビジネスを利用して情報の充実化を図ります。そのため「知りたい」「電話したい」「場所を調べたい」などの、ユーザーの検討段階に応じた知りたい情報を網羅的に記載できることが特徴です。

また、MEOでは写真等から経路検索や電話発信をすることもできるため、適切に情報を訴求することで来店数も確実に向上するでしょう。

見込み客にリーチしやすい

MEOでも様々なキーワードを狙うことができますが、最も狙うべきは「地域名+業種・サービス」のキーワードになります。これらのキーワードは、ユーザーが既に「行きたい」「見たい」と考えているキーワードであり、これらのキーワードで上位表示を実現することで、より多くのユーザーを獲得できます。

たとえば「新宿 ラーメン屋」と検索したユーザーがいたとします。この検索キーワードに対して自社が1位に表示されていれば、競合と比較して間違いなく多くのユーザーを獲得できるでしょう。つまりMEOでは、サービスを受けたり食事をしたりすることを決めているユーザーに対してアプローチができるため、それらのキーワードで上位を獲得することで、競合以上に自社がユーザーの目に触れる機会を増やせるメリットがあります。

競合が少ない

上述したように、SEOは上位表示を実現するまでに3ヶ月〜6ヶ月程度の時間を要します。また、キーワードによっては1年以上の時間が必要だったり、上位表示されている多くの記事がポータルサイトだったりする場合もあります。

つまり、競合が非常に強いのがSEOの特徴であるため、短期間で成果を出すことには期待ができません。しかし、MEOでは、2021年11月時点でもまだまだ対策に注力している店舗や個人が少ないため、SEOと比較して容易に上位表示を獲得できるでしょう。

MEOを行うデメリット

先程、MEOを行うメリットを解説しました。ここからは、MEOを行う下記2つのデメリットをご説明します。

  • すべてのビジネスで対策ができるわけではない
  • 口コミによって評価が落ちる可能性がある

それぞれ順番に見ていきましょう。

すべてのビジネスで対策ができるわけではない

まず、MEOはすべてのビジネスで対策ができるわけではありません。MEOは、主に店舗や地域系のビジネスを営んでいる方におすすめの施策であり、たとえばITなど特定の場所に縛られないビジネスをしている方は対策が限られます。

したがって、ビジネスによってはMEOよりもSEOに注力したほうが良いケースがあることは十分に理解しておきましょう。

口コミによって評価が落ちる可能性がある

MEOはGoogleマイビジネスを通して対策を行いますが、Googleマイビジネスでは、GoogleマップとGoogleを利用するユーザーからの口コミを得られます。この口コミはMEOにおける評価項目の1つであり、ネガティブな口コミは自社の信頼性を落とし、ランキングにも悪影響を及ぼすと考えられています。

したがって、日頃からビジネス全体の改善を図り続けることはもちろん、コメントをしてくれたユーザーには丁寧に返信をするなど、基本的事項を継続することが大切です。

GoogleがMEOで重要視しているポイント

ここまで、MEOの概要等を解説しました。ここからは、GoogleがMEOで重要視しているポイントを解説します。結論から申し上げると「有益で関連性が高い」ことが前提であり、具体的には下記の3つです。

  • 距離
  • 知名度
  • 関連性

それぞれ順番に解説します。

距離

まずは、ユーザーが検索している現在地から店舗までの距離が重要です。対策できる内容は限られますが、店舗の住所は確実に掲載するようにしましょう。なお、距離に関しては店舗側でコントロールできない問題でもあるため、上位表示への影響力は低いと考えて問題ありません。

知名度

知名度とは、インターネット上で自社や商品・ビジネスがどれだけ言及されているかを表す指標のことです。したがって、TwitterやInstagram、Facebookなど、自社と相性の良いSNSを継続的に発信するようにしましょう。それにより、インターネット上で自社が言及される数が増えることにより、MEOでの上位表示にも有利に働きます。

関連性

ユーザーが検索しているキーワードに対して、ビジネスがどれだけ関連しているかも非常に大切です。距離・知名度も重要ではあるものの、それ以上に上位表示に効果的なのがビジネスの関連性になります。

ユーザーが検索するキーワードを予め想定し、それらのキーワードをGoogleマイビジネスに取り込むようにしましょう。

MEOの具体的な対策方法

ここからはMEOの具体的な対策方法をご紹介します。複数あるため、取り組めるものから順に取り組んでいきましょう。

  • GMB(Google My Business)の最適化
  • カテゴリをビジネスに最適化させる
  • 評価の高い口コミを集める
  • NAP情報を統一する
  • 常に最新情報に更新する
  • 写真を魅力的にする
  • 店舗ホームページのtitleタグに地名を入れる

それぞれ順番にご説明します。

Google My Business(Googleマイビジネス)の最適化

まずは、Google My Business(Googleマイビジネス)の最適化を図りましょう。前提として、MEOを行うにはGoogleマイビジネスに登録をする必要があります。Googleアカウントがあれば無料で登録できるため、事前に行っておくようにしましょう。

Googleマイビジネスに登録できたら、下記の項目を入力していきます。

  • ビジネス名の入力
  • カテゴリ選択(後ほど変更・追加が可能)
  • 店舗・オフィスの有無
  • 住所入力
  • Googleマイビジネスの登録確認
  • ビジネスの所在地をマップ上で指定
  • 他地域でのビジネス展開の有無
  • ユーザーとのタッチポイント選択
  • 最新情報の入手の選択
  • オーナー確認の方法選択

上記の中でも特に重要なのは「オーナー確認の方法選択」です。なぜなら、Googleマイビジネス上では、「後で選択を行う」を選択することによってスキップすることも可能ではあるものの、オーナー確認の済んでいないビジネスはマイナス評価を受ける傾向にあります

また、オーナー確認が済んでいないと、Googleマイビジネス上で掲載できる項目にも限りが生まれます。したがって、できる限り早めにオーナー確認を済ませることが重要です。

カテゴリをビジネスに最適化させる

Googleマイビジネスでは、ビジネスのカテゴリを選択できます。また、メインのカテゴリを1つ、サブのカテゴリを9つまで設定できるため、ビジネスに関連性の高いカテゴリから優先的に選択することが大切です。

なお、必要以上にカテゴリを設定したり、カテゴリに漏れがあったりする場合はマイナス評価を受けやすいため、あくまで適切なもののみを選択するようにしましょう。

評価の高い口コミを集める

ユーザーは、Googleマップを検索する際に、他のユーザーの口コミや情報を重要視しています。これはGoogleも同様であるため、評価の高い口コミを集めることが非常に大切です。良い口コミを集めるためには、実店舗での接客に力を入れたり、口コミを投稿してくれたユーザーに丁寧に返信したりすることが重要です。

また、良い口コミはMEOでも高い効果を発揮するだけではなく、情報を信頼する新規顧客を集める重要な基盤にもなります。なお、万が一ネガティブな口コミを投稿されてしまったとしても、誠実な対応を見せることで、次のネガティブな口コミを抑止する効果も生まれるでしょう。

NAP情報を統一する

Googleマイビジネスでは、店舗情報を順次入力していきます。その際に重要となるのが「NAP情報」で、NAPとは下記3つの言葉の頭文字を取ったもののことです。

  • N:Name(店舗・会社名)
  • A:Address(住所)
  • P:Phone(電話番号)

これらのNAP情報が適切に記載されていないと、Googleから別のビジネスだと認識されてしまう恐れがあります。また、Googleは上述したように「知名度」を重要視しており、その知名度は主にNAP情報を基に判断しています。

したがって、Googleから適切に評価され、MEOで上位表示させるためにも、NAP情報は確実に記載することを推奨します。

常に最新情報に更新する

Googleはユーザーにとって有益であり、利便性の高い情報を重要視しているため、常に最新情報に更新することが大切です。ただし、これは多くのビジネスオーナーの方が重要だと分かっているものの、あまり注力できていないのも現状です。したがって、常に最新情報に更新するだけで、他のビジネスや店舗に差を付けられるため、日々の業務の中にルーティーンとして組み込みましょう。

写真を魅力的にする

Googleマイビジネスでは、店舗写真等の写真を掲載することができます。これらの写真を魅力的にすることで、ユーザーに「行きたい」「見たい」という感情が生まれるため、アクセス数のアップに繋げられます。

また、日々の投稿するでも写真が掲載されているだけでユーザーの目に留まりやすくなることも特徴です。

店舗ホームページのtitleタグに地名を入れる

最後は、MEO上での対策というよりは、店舗ホームページの対策になります。Googleはビジネス全体の関連性も重要視しているため、店舗のホームページのtitleタグに地名を入れることで、副次的にMEOでも評価を得られることに期待ができます。

また、地名が入ったキーワードでSEO上位を獲得できれば、MEO以外でもアクセスを集められるでしょう。

まとめ

本記事では、MEOの概要や対策するメリット・デメリット、具体的な対策方法を解説しました。MEOはGoogleマップでの上位表示化を狙う対策のことであり、店舗を保有している事業者や地域性の強いビジネスをしている方におすすめです。

複数の対策方法があるため、まずは本記事で解説したものの中から、優先順位を付けて対策をすることが重要です。また、常日頃からユーザーのコメントには丁寧に返信し、ビジネス全体のブラッシュアップも図るなど、事業を行う上での基本的な姿勢も重要であることを理解しましょう。

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