ディスクリプションタグとは

SEO対策

ディスクリプションタグとはのサムネイル

サイトのタイトルと併せて重要視されているのが、ディスクリプションですよね。このディスクリプションはmeta descriptionタグの中に文章を入れることで設定することができます。ではそのmeta descriptionタグとは一体どのようなものなのでしょうか。今回はmeta descriptionタグについて詳しくご説明していきます。

この記事の執筆者

田中雄太

twitterアイコン Facebookアイコン

アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

目次 プラスマーク 表示 プラスマーク 閉じる

meta descriptionタグとは

「meta descriptionタグ」とは、HTMLファイルの内に記述するメタタグの一つです。ここにはページの内容を要約した文章を入れ、検索エンジン(主にGoogle)やユーザーに対してページの内容を明示する役割を担います。 HTMLファイルの中では「」という形で記述されます。 meta descriptionタグに記述したテキストは、検索結果の画面ではタイトルとURLの下に表示されます。ここに表示されるテキストをスニペット(Snippet)といい、ほとんどの場合ディスクリプションに設定したテキストが表示されます。Web検索を利用する人であれば日常的に見ているものですね。ここのテキストはページ内から抜粋していると思っている人も多いですが、ちゃんとひとくだりの文章になっているものに関しては、サイトの管理者が別個に設定しているのです。

meta descriptionタグの重要性

meta descriptionタグには、Googleの検索エンジンに対する効果、つまり検索順位を上げる効果は認められていません。 Googleが定める、検索順位を決定するための200以上の検索アルゴリズムの中にmeta descriptionタグは入っていないのです。そのため、キーワードを含むなどの対策だけではSEO的な意味は薄いというのが現状です。 しかしながら、meta descriptionタグの効果的な設定はSEOでの長期的な集客に大きな影響を与えます。その理由として、クリック率(CTR)を高めるという効果があります。 ユーザーが検索結果から閲覧するページを選ぶとき、判断する材料はおおよそタイトルとディスクリプション(スニペット)になります。この2つからそれぞれのページのおおよその内容や得られる情報、期待できる収穫などを予測し、どれをクリックするか選ぶのです。 タイトルでどんなページか簡潔に表している上に、ディスクリプションによって詳しい内容とページを見るメリットなどを伝え、ユーザーを呼び込むのです。お店で例えれば、タイトルが商品名の看板やパネルであるのに対して、ディスクリプションは店員の呼び込みの文言だと言えるかもしれません。 つまり、meta descriptionタグに記述する内容によって検索結果でのクリック率はかなり変わってきます。

どのようなテキストを入れるべきか

meta descriptionタグにおいての対策は、検索順位に直接的に影響してくるものではありません。 ここで狙うのは、ユーザーへの訴求効果を高めてクリック率を上げることです。しかし、クリック率が上がってサイトへのユーザーの流入が増えると、検索エンジンからの評価が上がり、検索順位が上がるということも考えられます。そのため、間接的には十分検索順位に影響してくると言えるでしょう。よって、以下のようなことに気をつけてディスクリプションを設定することが必要です。

キーワードを入れる

検索結果でスニペット(サイトの説明文の部分)にキーワードが含まれていると、その部分が太字で表示されます。 これによって検索結果上でユーザーの目に留まり、クリックへと誘導する効果があります。 あくまで詰め込みすぎには注意しながら、適度のキーワードを散りばめることを意識しましょう。

内容を訴求力の高い文章で要約する

ディスクリプションはユーザーへの訴求が目的であるため、あくまでサイトの説明文であることを前提としながら、訴求力の高い文章で内容を簡潔に要約しましょう。ただ呼び込みのための文章にするのではなく、サイトの内容を大まかに要約するということが重要です。 また、ユーザーはタイトルと説明文を合わせてクリックするページを選んでいるため、titleタグに入れる文言とmeta descriptionタグに入れる文章の整合性に関しても意識する必要があります。

文字数に気をつける

検索結果で表示されるディスクリプションは、文字数が120文字を超えてしまうとそれ以降の文字が省略されてしまいます。 そのため、極力120文字以内に収めることをおすすめします。 しかし120文字を越えることによって検索エンジンからの評価が下がるということはないため、不自然な文章になってしまうよりは多少超過するくらいの方が良いかもしれません。ただしその場合でも、省略されても問題ないようにキーワードは前半に含めるようにしましょう。

まとめ

meta descriptionタグはHTMLファイルに記述するメタタグの一つで、ページの内容を要約してユーザーや検索エンジンに示すためのものです。検索順位への直接的な効果はありませんが、ユーザーへの訴求によってクリック率を上げ、結果的に検索順位を上げることも可能なようですね。 meta descriptionタグに最適な文章を設定して、サイトへの流入の増加を目指しましょう。

CONTACT

お問い合わせ

大規模サイトにおけるSEO対策上の問題点を解消し、
集客の最大化を実現する相談役として
ぜひお気軽にご連絡ください。
経験豊富な技術者がSEO診断を行います。