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高速化
ナチュラルリンクは外部サイトより自発的に貼られたリンクのことで、リンク元ページが情報の引用先として設置したり、おすすめしたい商品・サービスとして推薦する際に貼られます。
相互リンクや自作自演で被リンクを作るのとは違い、自然にリンクが増加するのでSEOの効果も高いです。ナチュラルリンクはGoogleが薦めるホワイトハックSEOの1つです。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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ナチュラルリンクとして見なされる条件について、Googleはどのように判断しているかを解説します。
自然にリンクが増えたとしてもGoogleが「不自然」「低品質」なリンクとして見なした場合はSEOにプラスには働きませんので注意しましょう。
「リンク」はいわゆる「推薦状」にあたるので、リンク元ページの補填・補完になるようなコンテンツでなければなりません。
そのため、リンク元とリンク先ページのコンテンツは「①共通点があること」「②相互にオリジナル性があること」がSEOにおいて条件になります。
ここで「共通点」が少ないと「関連性が低い」と見なされ、また「相互にオリジナル性がない=両方とも似てるコンテンツ」だとミラーコンテンツとして見なされてしまいます。
ナチュラルリンクには程良い共通点と差別化が必要になってきます。
またリンク先ページは全てがトップページ向けに貼られたものよりも、最も関連性の高いページ(下層や記事)へ貼られた方が自然で効果的です。
これを「ディープリンク」と呼び、ホワイトハックSEOにおいては非常に重要な外部施策です。
良質な被リンクの獲得手順【SEOにもたらす影響も解説】ナチュラルリンクとは全く別のサイトから貼られたリンクなので、IPアドレスやドメインが被らないのが自然です。
同じIPアドレスから送られたリンクはサイト運営者が意図的に貼ったものとGoogleは見なし、SEO効果はなし・あるいはペナルティの対象となります。
また日本のサイトに対して全く関連性のない海外IPのドメインからリンクが貼られている場合、それもGoogleから「不自然」と見なされます。
海外ユーザー向けのコンテンツや、外国語翻訳ページがあれば問題はありませんが、急に海外IPドメインのリンクが増えた場合にはスパム行為をされている場合があるので注意しましょう。
オールドドメインを購入した際には前の運営サイト向けに貼られたリンクが残っている場合がありますが、SEOのマイナス要因になる可能性がありますので、しっかりとリンクの否認する必要があります。
ナチュラルリンクとは、通常だと推薦するサイトが徐々に増えて自然にリンクが増加するものです。
ですので「急激なリンクの増加」や「一定のペースで増えるリンク」については「不自然なリンク」と見なされます。
自然に見えるリンクの増え方としては、リンク増加の波があったり、不定期にリンクが増えていくことです。リンクの増加に関しても「機械的」「意図的」に見えないように注意を払う必要があります。
ナチュラルリンクは特に施策をしなくても増えていく場合がありますが、良質でしっかりとSEOに繋がるリンクを獲得するにはノウハウが必要です。誰でもできるナチュラルリンクの獲得方法について解説していきます。
サイトの紹介・記事の引用などで他の運営者からリンクを貼られるのが最も自然なナチュラルリンクと言えるでしょう。
この施策を成功させるためには「①推薦される良いコンテンツを用意する」「②SEO対策やリスティング・SNSで周知」「③DMで周知」し、リンクを貼ってもらうことです。
「良いコンテンツ」+「人の目に入る」が絶対条件になりますので、思わずリンクを貼りたくなるようなサイトを作って皆んなに見てもらいましょう。
SNSからリンクを貼られても「nofollow」扱いになるため直接的にSEOに影響はありませんが、流入は見込むことができるので、間接的にSEOにプラスになると言えます。
SNSの方が一般検索ユーザーよりも趣味・趣向に直接刺さるような記事作成や周知が可能なので、CVの面においても有効です。
メディアやASPに対しては自分から依頼をかける必要がありますが、広告を貼ったサイトのコンテンツの質は高く、流入するユーザーのモチベーションも非常に高いことが期待できます。
SEOの効果は非常に高いですが、関連性の低いサイトやコンテンツに広告が出てしまう可能性や、そもそも運営者によってリンクに「nofollow」を入れられてしまうこともあるので、この施策には細心の注意を払って行う必要があります。
ナチュラルリンクを集めやすいページは例として以下のようなものがあります。
リンク元ページでは専門的なことが言えなかったり、信用度が必要なコンテンツであればリンク獲得に繋がる可能性が高いです。
そもそもSEO的にも高く評価されやすいコンテンツでもあるので、積極的にこのようなページを作成すると良いでしょう。
ハミングバード等のアルゴリズムの発展により、将来的には外部リンクがアルゴリズムの評価の指標から消える可能性はありますが、現時点ではまだまだSEOに有効な施策と言えます。
どんなに良質なコンテンツや内部施策を行っても、競合サイトとの最後の差はこのナチュラルリンクの数になることもあります。
全ての外部対策が自作自演によるものではなく、ナチュラルリンクの獲得を考えたサイト制作や施策を行うことが長い目で見ても良いでしょう。
ナチュラルリンク獲得のためには、まず「ナチュラルリンクとは」を理解し、良質で正しいリンクを運営者が見抜けるようになることが重要です。
一言に「ナチュラルリンクを増やさなければ」と言ってもなかなか難しいものです。
自作自演によるものとは違い、他の運営者から信頼を得てリンクを貼ってもらうことになりますので、長期的な施策と認識して進めていきましょう。