Facebook広告のABテスト機能を解説【効果的な広告運用を簡単に行う方法とは!】
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オールドドメインとは中古のドメインのことで、以前に別の運営者によって使われていたドメインや、一般的に使用年数の長いドメインを指します。
被リンクの場合、かつてサイトとして使われていたことで「バックリンクがついている」「ページランクが高い」「ドメイン年数が長い」といったことから、新規ドメインと比べても価値の高いドメインとされていました。
しかし、最新の被リンク対策ではオールドドメインも新規ドメインもさほど効果は変わらず、むしろオールドドメインの方がリスクが高いとされています。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
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入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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オールドドメインの最大の価値とも言っていいのは、かつて運営されていたサイトに対するバックリンクがそのまま残っているということです。ドメイン自体は失効してしまっても、リンク元の運営者がそれに気づかない限りはリンクは有効になったままです。
バックリンクがたくさん貼られていたり、価値の高いサイトからリンクされたオールドドメインを購入することで、新規ドメインよりも数歩進んだ状態でサイトをスタートすることができました。
しかし、現在Googleでは「リンクの質」を重視しており、低品質なリンクや不自然なリンクに関しては無効化や自動ペナルティのリスクがあります。
唯一期待できることとすれば、関連性が高く、かつ価値の高いサイトからのリンクが残っているオールドドメインです。こういったドメインは滅多に出回ることがありませんので、他の様々なリスクを回避する意味でも新規ドメインを購入した方が無難かもしれません。
ページランクは、かつてGoogle検索のサイト評価がバックリンクを中心としていた時代には重要な指標でしたが、2013年12月には更新が終了し、2016年にはページランク自体が廃止になりました。
ゆえにページランクについてはだいぶ昔から価値はなくなり、現在ではほとんど参考にしている人はいないことでしょう。
ここ数年までは、弊社でも検証の結果「ドメイン年数の長いオールドドメインの方が上位表示しやすい」という見解でしたが、現在はドメインの年数も関係がないようです。2017年にGoogleのジョン・ミュラー氏がTwitterでつぶやいたことで知られるようになった、比較的新しいオールドドメインに関する情報です。
昔ほど大きな差はありませんが、やはり長い年数を運用していたオールドドメインの方が有利な面は残っています。オールドドメインと新規ドメインの違いについて解説していきます。
クローラーはサイトの更新頻度を見て、頻度が多いサイトに関しては素早くインデックスしてくれる傾向にあります。
オールドドメインの内、更新頻度の高いサイトであれば、新規サイトと比べてもインデックスの速さに差がつきます。
同じ内容の記事を同時にアップした場合、オールドドメインの方が先にインデックスされやすいため、後からインデックスされた新規サイトの方はミラーコンテンツや低品質なコンテンツとみなされる可能性もあります。
スピードが勝負のWebの世界においては、このインデックス速度の差が大きいとも言えます。
インデックスとはSEO業界では「オールドドメインは効果がない」という認識が広まっていますが、厳密に言えばオールドドメインを使用するメリットは十分にあると言えます。
ただし、ペナルティリスクを抱えたオールドドメインであれば使用は避けた方が良く、被リンクとしてオールドドメインを購入するのは今後もおすすめできません。
オールドドメインの利点を生かしながら、自然なドメイン運用を心がけましょう。