リダイレクトとSEOの関係性【301リダイレクトや注意点を解説】

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ホームページやWebサイトのドメインを変更する際や、記事のパーマリンクを変更する際、リダイレクトを活用することがあります。正しい使い方ができれば便利なリダイレクトですが、間違って行ってしまうと思わぬSEOリスクを背負うことになります。

そこで本記事では、SEOでリダイレクトをするべきタイミングや、リダイレクトの種類をご紹介します。また、リダイレクトがSEOに与える影響や具体的な方法も解説しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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SEOでリダイレクトするべきタイミングとは?

結論から申し上げると、リダイレクトは「URLを変更したタイミング」で行うべきです。前提として、リダイレクトとは、Aのページに訪問したユーザーを、自動的にBのページに飛ばす仕組みのことを指します。

URLを変更したタイミングでリダイレクトをしなければ、元々存在していたURLにユーザーがアクセスした際に、URLが存在しなくなっているため、ユーザーがページを閲覧することができません。つまり、見込み客の取りこぼしが起こってしまいます。

これらを防ぐためにもリダイレクトを設定し、すべての訪問してきたユーザーに適切なページを表示してあげることが大切です。

リダイレクトの種類

一口にリダイレクトと言っても、301リダイレクトと302リダイレクトの2種類が大きく存在します。ここでは、それぞれの違いをご説明します。

301リダイレクトはSEO評価を引き継ぐ

301リダイレクトは、SEO評価を引き継ぐリダイレクトです。301リダイレクトは、今後も永続的にURLを変更し続けたい場合に行うリダイレクトになります。たとえば、リダイレクト以前のURLで、被リンクを10本獲得しているとします。

この際、新しいURLにただ変更しただけでは、前のURLに被リンクが残っているため、新しいURLは被リンクを10本獲得していることになりません。これでは、今までの努力が水の泡となってしまいます。

しかし、上記のケースで301リダイレクトを設定すれば、以前のURLで獲得していた被リンクやSEO評価を、新しいURLに引き継ぐことが可能です。このように、恒久的にSEO評価を引き継ぎたい場合は、301リダイレクトを設定することが重要です。

一時的な302リダイレクト

301リダイレクトが永続的であることに対して、302リダイレクトは、あくまで一時的なリダイレクトになります。メンテナンス状態のWebサイトや、ページを閉じている場合に設定するのが302リダイレクトです。

一時的なリダイレクトであるため、WebサイトのSEO評価は引き継ぎません。一時的にユーザーを特定のページに遷移させたい場合は、302リダイレクトを設定するようにしましょう。

なお、一時的な期間が終了した後に302リダイレクトを解除しないと、その期間ユーザーはリダイレクト先の記事に自動的に飛ばされてしまいます。したがって、必ず302リダイレクトを解除することは忘れないようにしましょう。

リダイレクトはSEOに影響を与える?

結論として、リダイレクトはSEOに影響を与えます。先述したとおり、今までのSEO評価を引き継ぎたい場合は、301リダイレクトを設定するのがおすすめです。一方で、既存記事のSEO評価が溜まっていなかったり、そもそも公開してから時間が経っていなかったりする場合は、301リダイレクトを設定しなくても問題ありません。

一方で、302リダイレクトは、基本的にSEOに評価を与えません。あくまで一時的なものであるため、過度にSEOを意識して行わなくても良いものです。

ひとまず「SEO評価を引き継ぎたい場合は、301リダイレクトを行う」という認識のみ持っていれば問題ありません。

SEOで301リダイレクトを行うべきケース

ここまで、リダイレクトの概要を解説してきました。では、301リダイレクトを行うケースとは、具体的にどのようなときでしょうか。ここでは、3つの代表的なケースをご紹介します。

新規ドメインを取得した際

はじめに、新規ドメインを取得し、今後はその新規ドメインでWebサイトを運用する場合は301リダイレクトが必要です。たとえば、下記のようなドメイン変更を行ったケースが挙げられます。

example.com > example-123.com

新規ドメインを取得すれば、以前のドメインは必要なくなります。301リダイレクトを設定しない場合は、以前のドメインにアクセスしたユーザーにWebサイトが表示されないため、取りこぼしをしてしまうことに繋がります。

複数のURLを1つのURLにまとめるとき

「www.」のありなしをまとめる場合や、重複コンテンツを解消する場合も301リダイレクトを行います。たとえば、下記のどちらにもアクセスできる場合は301リダイレクトをかけるべきです。

www.example.com

example.com

上記がどちらも存在してアクセスできる場合だと、SEO評価が分散して不利になります。そのため、どちらか一方のSEO評価に集中させられるよう、301リダイレクトを設定しましょう。

サイト構造を変更する場合

サイト構造を変更する場合でも、301リダイレクトが必要です。特に、ディレクトリを変更する際は、必ず301リダイレクトをかけましょう。たとえば、下記のケースが代表例です。

example.com/100 > example.com/category/100

上記のケースでは、元々存在していたディレクトリに「category」を追加しています。リダイレクトを設定しなければ、以前のURLにアクセスしたユーザーには何も表示されなくなってしまいます。

そのため、上記に該当するケースでも、旧URLから新URLに301リダイレクトを設定しましょう。

301リダイレクトを行う方法

ここまで、301リダイレクトを行うべきケースを解説しました。ここからは、301リダイレクトを行う方法を複数ご紹介しますので、自社が取り組める方法にて試してみてください。

.htaccessファイル

まずは、レンタルサーバーの.htaccessファイルでディレクトリを行う方法です。最も一般的な方法であり、どの方法を使えば良いのか迷っている方にも推奨できます。結論として、ディレクトリ単位で行うのか、もしくはページ単位で行うのかによって記述する内容が異なります。

ページ単位

RewriteEngine on

RewriteRule ^old.html$ https://www.sample.com/new.html [R=301,L]

ディレクトリ単位

RewriteEngine on

RewriteRule ^old(.*)$ /new$1 [R=301,L]

上記の記述を、メモ帳やテキストエディターなどに保存し、.htaccessファイルにアップロードすれば完了です。

PHPで行う

PHPでリダイレクトを行う場合、header関数を使います。

header(‘Location: http://www.example.com/’);

exit;

?>

上記の簡単なソースコードをPHPに記述しましょう。なお、PHPはWebサイトの重要部分であるため、自社にエンジニアが在籍している場合にのみおすすめです。

JavaScriptでのリダイレクト

最後に、JavaScriptでリダイレクトを行う方法も存在します。しかし、SEOや実装の観点においておすすめできる方法ではありません。JavaScriptでリダイレクトする場合、旧URLをWebサイト上に残し続ける必要があります。場合によっては、それによって重複コンテンツを受ける恐れがあるのです。

加えて、JavaScriptをユーザー側がブラウザで無効にしている場合、301リダイレクトは適用されません。これらの理由から、基本的には.htaccessもしくはPHPでの301リダイレクトがおすすめです。

301リダイレクトを行う際の注意点

最後に、301リダイレクトを行う際の3つの注意点を解説します。

  • 事前にrobots.txtを確認する
  • 関連性の高いページにリダイレクトする
  • 検索エンジンにリダイレクトを伝える

それぞれ順番に見ていきましょう。

事前にrobots.txtを確認する

robots.txtを設定していると、特定のページ、もしくは特定のディレクトリに検索エンジンがクロールできなくなります。しかし、301リダイレクトを行う際にrobots.txtが設定されていると、301リダイレクトが進みません。この状態でリダイレクトをかけると、かえってSEO評価を落としてしまうことに繋がります。

これらを防ぐためにも、301リダイレクトを設定する際は、事前にrobots.txtを外しておくようにしましょう。

関連性の高いページにリダイレクトする

関連性の低いページにリダイレクトをかけてしまうと、SEO評価が引き継がれないことがあります。たとえば、会社概要ページから、コラム記事Aにリダイレクトするなどのケースです。仮にページのSEO評価が引き継がれたとしても、関連性が低いため、リダイレクト後にSEO順位が落ちてしまうことも考えられます。

これらを防ぐためにも、できる限り「コラム記事A>コラム記事A’」などのように、関連性の高いページのみリダイレクトすることが大切です。

検索エンジンにリダイレクトを伝える

最後に、検索エンジンにリダイレクトを伝えることも重要です。検索エンジンのロボットがクロールしない限りは、リダイレクトしたことが伝わりません。リダイレクトを伝える場合、Googleサーチコンソールの「URL検査」から、新URLをインデックスリクエストしましょう。

まとめ

本記事では、リダイレクトとSEOの関係性について解説をしました。301リダイレクトに関してはSEO評価を引き継ぎ、302リダイレクトはSEO評価を引き継がないという認識で問題ありません。したがって、今後も永続的にリダイレクトし続けたい場合は、基本的に301リダイレクトのみ設定するようにしましょう。

また、リダイレクトをかけた後は、検索エンジンにその旨を伝えることも重要です。リダイレクト1つでSEO評価が落ちてしまう危険性もあるため、必ず本記事を参考に、適切にリダイレクトすることを心がけましょう。

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