ページ表示速度の仕組みと高速化・改善の方法について
高速化
SEOコンサルを依頼しようと考えているものの、具体的にどのような場面で費用が発生し、全体でいくらの予算を立てれば良いのか分からない方は多いのではないでしょうか。その結果、発注を躊躇してしまうケースは多々あるかと思います。
そこで本記事では、SEOコンサルの費用相場の種類に加えて、発注できるSEOコンサルの具体的な種類をご紹介します。また、SEOコンサル費用が会社によって異なる理由や、依頼する前に必ず知っておくべきこともご説明しますので、ぜひ参考にしてください。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
目次
表示
閉じる
まずは、SEOコンサルで見られる費用の発生についてご紹介します。
それぞれ順番にご説明します。
依頼する側にとって、最も分かりやすい費用体系が月額報酬型です。言葉の通り、毎月一定の費用が発生する形で、SEO全体の分析や施策の立案を対応してくれます。月額料金の中に含まれている内容はSEOコンサル会社によって様々で、内部対策や検索順位チェック、改善案の提出やレポートの作成など多岐にわたります。そのため、月額料金で発注する際は、必ずどこまでの作業が含まれているかを確認することが大切です。
成果報酬型は、狙っている特定のキーワードの、検索順位に応じて費用が発生する方法です。成果が出なければ費用が発生しない方法であるため、実質ノーリスクに感じる方も多いかもしれませんが、いくつかの注意点もあります。
1つ目は、SEOコンサル会社によっては、初期費用として30万円程度発生するケースが多いことです。初期費用としては、キーワード選定や競合調査、市場調査などが挙げられます。そのため、万が一成果が出なかった場合、キーワードに対する費用は発生しないものの、初期費用を回収できない恐れが出てきます。
次に、対策するキーワード数によっては、月額料金よりもさらに多額の費用が発生する可能性があることです。キーワードの検索ボリュームによっても異なるものの、1キーワードああたり月間で15,000円〜10万円以上の費用が発生します。したがって、検索上位を獲得できたとしても、そのキーワードで売上が発生しなければ、SEOコンサル会社に支払う費用のみがかさんでいきます。
こういった事実を鑑みると、月額料金以上に費用は発生しない固定報酬型のほうが、コストパフォーマンスは高いと言えるでしょう。
上述した固定報酬に加えて、成果報酬が組み合わさった依頼方法です。この場合、月額費用は20万円程度、成果報酬額は1キーワードあたり10,000円〜50,000円程度になります。
こちらも良いとこ取りに見えるものの、自社のSEO状況を適切に見られる担当者の方がいないと、膨大な費用がかかってしまう恐れがあります。また、成果報酬という料金体系上、現状のSEO状況や改善策が不透明になりがちといった問題も出てくるため、自社に知見のあるSEO担当者がいない場合は得策ではありません。
月額報酬、成果報酬問わず、状況に応じて記事コンテンツの作成をする場合は、別途費用がかかります。費用のかかり方としては2種類あり、1つは月間で作成した文字数の合計に対して、単価を掛ける計算方法です。たとえば、月間で20,000文字分の記事を執筆し、単価が2円だとすると費用は40,000円になるということです。
2つ目は、シンプルに作成した記事数に対して費用が発生する方法になります。記事単価は15,000円程度必要であり、月間で10本を作成すると15万円程度です。
これらを踏まえて、記事コンテンツを作成するおすすめの方法は、自社で外部のライターに業務委託などで発注する方法です。SEOの全体施策や内部対策、どのようなキーワードで記事コンテンツを作成すれば良いのかを擦り合わせ、それを基に外部のライターに発注します。
この場合、記事単価5,000円程度で発注できるケースも多いので、SEOコンサル会社に記事コンテンツの発注をするよりも安価になります。ただし、外部のライターに執筆のみならず、構成の作成やその他の業務を任せる場合は単価も高くなっていきます。
そのため、自社の予算や状況に合わせて、記事コンテンツの発注をどのように対応するかを検討することが大切でしょう。
先程、SEOコンサルで発生する費用の種類を解説してきました。ここからは、依頼できるSEOコンサルの種類をご紹介します。自社の状況やSEOで得たい成果によって依頼する施策は異なるので、まずはそれぞれの概要を理解しておきましょう。
上記のSEOコンサルの種類を順番にご説明します。
全体コンサルティングは、文字通りSEOを全体的にコンサルティングする方法です。キーワード調査や内部対策調査、アクセス解析や検索順位の測定まで一気通貫で依頼できるため、依頼する側にとってコストパフォーマンスが高くなります。
また、必要に応じてSEOでの正しいタグの使い方や、トップページや下層ページの適切な構成のアドバイスももらえるので、SEOを網羅的に強化できることが最大のメリットです。
ただし、あくまで依頼できる内容はSEOコンサル会社によって異なるため、どこまでの範囲を依頼できるかを必ず確認しましょう。よくある例としては、キーワード選定は別途30万円程度の費用がかかったり、SEOレポートは別途費用が発生したりすることがあるため、全体でいくらの費用が必要であるかを確認することが大切です。
内部対策は、WEBサイトのタグの見直しや、設計部分の改善を依頼できるコンサルティングです。特に、titleタグやdescriptionタグはSEOにおける重要度が高く、コンテンツの文字装飾に関しても、Googleから見られる細かなポイントがいくつもあります。
これらを改善しなければ、いくらコンテンツが良質でも適切に判断されず、検索順位が思うように上がりません。一方で、内部対策を改善しただけで検索順位が上がるケースは多く見られるので、状況に応じて依頼を検討するべきコンサルティングです。
仮に内部対策を依頼する場合、費用は月額で10万円〜20万円程度になります。ただし、内部対策の改善が完了した時点で依頼を辞められることも多いので、全体としては最大でも30万円程度で収まるでしょう。
サイト設計とは、これから新たに立ち上げるホームページやオウンドメディアの設計において依頼できるコンサルティングです。ここで言う設計とは、競合調査、市場調査、分析や企画などが挙げられます。上述した、全体コンサルティングの設計部分を一括で支払う形のコンサルティングになります。
特に、最終的に数百ページ以上のサイトを作りたい場合は、予め設計部分を最適化しなければ失敗する確率は非常に高いです。サイト設計のコンサルティングには50万円〜100万円程度の費用が必要ではあるものの、将来的な売上を鑑みるとコストパフォーマンスが高いコンサルティングだと言えるでしょう。
コンテンツSEOは、文字通りコンテンツをWEBサイトに投下してSEOを強化する施策のことです。記事コンテンツ1本あたりいくらで対応する会社が多く、記事単価は15,000円程度が必要になります。
特殊なWEBサイトでない限り、SEOはこのコンテンツを入れて伸ばしていきます。そのため、ほぼすべてのWEBサイトがコンテンツSEOのコンサルティングも依頼することになるはずです。
専門家や知見のあるライターがコンテンツを執筆することで、Googleや検索エンジンから高い評価を得られることに繋がり、大きな売上や多くのお問い合わせを獲得できることにも期待ができます。
SEOの全体コンサルティングと併せて、優先して依頼を検討するべきコンサルティングだと言えるでしょう。
結論から申し上げると、SEOコンサルに相場は存在します。まず、全体コンサルティングの場合は月額30万円〜50万円程度、大規模な場合は最大でも80万円程度になります。内部コンサルティングの場合は10万円〜30万円、サイト設計の場合は50万円〜100万円程度が相場です。
つまり、SEOコンサルを依頼する場合は、上記費用からあまりにも逸脱していないかを確認するようにしましょう。逸脱している場合は、依頼する側の知見がないことを理由に費用が上乗せされている可能性があるので、最新の注意を払うことが必要です。
SEOコンサルは専門的な領域ではあるものの、相場は確かに存在するため、まずは上記を基準に見積もりを取ってみたり、相談してみたりすると良いでしょう。
ここまで、SEOコンサルにかかる費用を解説してきましたが、SEOコンサル会社によって、月額費用等が異なる理由が気になる方は多いのではないでしょうか。ここからは、SEOコンサル会社によって費用が異なる2つの理由をご紹介します。
第一の理由として、SEOに特化したコンサルティングを提供しているかといった違いがあります。SEOに特化している場合、当然ながらWEBマーケティング全般を依頼するケースと比較して、安価になる傾向があります。
仮にWEBマーケティング全体を依頼する場合、会社やビジネスの規模によって異なるものの、月額で80万円以上必要になるケースも多々見られます。ただし、WEBの施策全体を依頼できるとはいえ、そもそも自社がWEB全体を見てもらう必要性がない可能性も考えられます。
その点を踏まえると、SEOは中長期的に費用対効果が高くなり、なおかつ月額でも30万円程度から始められるため、WEBの中で最もコストパフォーマンスが高い施策と言えます。
そのため、まずはSEOに特化しているか否かで対策費用が異なることを理解しておきましょう。
本記事でも触れているとおり、自社やビジネスの規模によっても費用が異なります。あくまで対策するページ数やサイト数、含まれる業務内容によって異なるものの、数百ページを超えるWEBサイトのSEOを対策する場合は、月額費用が50万円を超えるケースも出てきます。
つまり、SEO対策には相場が存在しますが、それ以上にWEBサイトやビジネス規模によっても費用が異なることを理解することが大切です。
ここまで、SEOコンサルの概要や諸費用をご紹介してきましたが、実際に発注を検討している方も多くいらっしゃるかと思います。そこで、ここからはSEOコンサルを依頼する場合に知っておくべき、下記3つの留意ポイントを解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
SEOは短期的に成果が出るものではなく、中長期的に費用対効果が合っていく施策です。そのため、どのようなSEOコンサル会社であっても、1ヶ月間で最大の成果を出すことは難しいと言えるでしょう。なぜなら、Google等の検索エンジンのアルゴリズム自体が、コンテンツやWEBサイトを3ヶ月〜6ヶ月間かけて評価していく仕組みになっているためです。
ただし、一度検索上位を獲得してしまえば、多少のメンテナンスは必要になるものの、長期的に検索上位を獲得し続けられます。その結果、大きな売上や多くのお問い合わせを獲得することも可能です。
そのため依頼する側も、SEOは中長期的に安定させる施策であることを理解した上で取り組むことが大切です。
SEOコンサルはSEOにおける専門知識を有していますが、丸投げでは成果を出しづらいことも事実です。その領域において最も詳しいのは、他の誰でもない自社であるため、協力体制を築くことで最大の成果を上げられます。
また、自社もSEOの知識を最低限身に付けなければ、SEOコンサル会社の品質を判断できません。その結果、万が一質の悪いSEOコンサルに当たってしまった場合、成果が何も出ていないにも関わらず、費用だけが大きくなってしまう恐れもあるでしょう。
それらを未然に防ぐためにも、自社の担当者、もしくは自社全体がSEOに関する知識を身に付けることが重要です。
SEOには、内部対策、外部対策など様々な施策がありますが、基本的にはコンテンツマーケティングの施策が中心となります。コンテンツマーケティングとは、記事等のコンテンツをWEBサイトに投下し、それらのコンテンツでユーザーを見込み客へと育てた上で、自社への問い合わせに繋げるマーケティング手法のことです。
Googleは、質の高いコンテンツが入っているWEBサイトを評価する傾向にあり、それらが評価されることで全体的なアクセスが増えていきます。
そのため、数あるSEOの施策の中でも、SEOコンサルティングの内容はコンテンツマーケティングを起点にして成り立つと思っておけば良いでしょう。
本記事では、SEOコンサルに必要な費用や、実際に依頼する前に知っておくべきポイントを解説してきました。SEOコンサルには、全体コンサルティングやサイト設計、内部対策など様々な種類があります。そのため、自社の状況に合わせて必要なコンサルティングを依頼することが、費用対効果を高める第一のポイントと言えるでしょう。
また、まずは自社のWEBサイトの状況やSEOをSEOコンサル会社に診断してもらうのもおすすめです。そうすることで、より自社が依頼するべきコンサルティングの内容を検討しやすくなります。SEOコンサル会社と手を取り合い、WEBからの集客や問い合わせを最大化させましょう。