WebPとは?メリット・デメリットや変換方法を解説
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完全初心者の方からすると、SEO対策と聞いただけで難しそうと感じてしまったり、何から始めれば良いのか分からなかったりするのではないでしょうか。しかし、SEO対策は基本を適切に抑えることができれば、失敗するリスクを大幅に軽減できることは事実です。
加えて、SEO対策が功を奏して検索エンジンに評価され、中長期に渡って自動的に見込み客を集めることも可能となります。そこで本記事では、SEO対策の概要を解説するとともに、SEOの仕組みをご紹介します。また、初心者がやるべきSEO対策を5ステップに分けて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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まずは、SEOの概要から解説します。SEOとは「検索エンジン最適化」のことで、主にGoogleから評価されるサイト構造や記事制作を行うことを指します。Googleは「クローラー」と呼ばれるロボットを配置し、それぞれのWebサイトやホームページの品質を評価しています。つまり、SEOはこれらのロボットに対して、より理解しやすい記事を作成したり、内部構造を改善したりする対策という認識で問題ありません。
また、よりSEO対策を細分化すると、内部対策、外部対策、コンテンツといった3つに分けることが可能です。内部対策とは、Webサイトの内部のタグやページスピードを改善する対策のことであり、内部対策を講じることで、クローラーが全体の内容を理解しやすくなるメリットがあります。
外部対策とは、文字通りWebサイト外の対策を行うことです。被リンクと呼ばれる、外部のWebサイトから自社のWebサイトに送ってもらえるリンクが増えるほど、自社のWebサイトの評価は高まっていきます。そのため、基本的には被リンクを獲得するための施策を講じたり、ときには営業したりすることが外部対策の概要です。
コンテンツは、コラム記事やブログ記事だと捉えれば問題ありません。ユーザーが検索するキーワードを想定し、ユーザーの悩みを解決できる記事を作成します。コラム記事が適切に評価されれば、それだけ多くの見込み客を集められるようになるため、必ず対策するべきSEO対策の1つだと言えるでしょう。
SEO対策は、上述した3つの施策を行いながら、検索順位の向上や評価を高めるのが全体の概要となります。
ここまで、SEO対策の概要を解説してきました。ここからは、SEOの仕組みをご紹介します。
はじめに、検索エンジンのロボット(クローラー)が、クローリングすることから行われます。クローリングとは、Webサイトの情報を分析したり、記事を見つけたりする行動のことです。「Googlebot-Image」「Googlebot-Mobile」といった複数のロボットが存在しており、それぞれが役割を持って情報を分析する仕組みとなっています。
そのため、記事やWebサイトを検索結果にインデックスさせるためには、前提としてクロールしてもらう必要があることを理解しておきましょう。なお、クロールしてもらうコツに関しては、次の章である「初心者がやるべきSEO対策5ステップ」にて解説をしています。
次に、記事が検索結果にインデックスされます。インデックスとは、検索エンジンが保有しているデータベースに、記事やWebサイトの情報が登録されることを指します。大まかな流れとしては、上述したとおり、まずはクローラーがWebサイトの情報を分析します。
次に、分析した情報をクローラーがカテゴリー分けします。最後に、カテゴリー分けされた情報が検索エンジンに保管され、インデックスされるという仕組みとなっています。つまり、クローラーにインデックスされなければ、検索結果にページが表示されることはありません。
最後に、キーワードごとにランキングが付く流れとなっています。キーワードとの関連性や、その他様々な指標が総合的に評価された結果ランキングが付与されます。
検索エンジンから、「高い評価を与えるには値しない」と判断されてしまった場合は、検索上位を獲得することはできず、50位以下や圏外になってしまうケースもあります。
これらを防ぐためにも、適切なSEO対策を講じることが大切です。そのための方法を次でご紹介します。
ここからは、初めてSEO対策を行う際のステップを5つに分けて解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
はじめに、Googleが定めているガイドラインを読み込むことが大切です。「ウェブマスター向けガイドライン」というものが用意されており、こちらはいわば、初心者の方が活用するべきルールブックのようなものになります。
ガイドラインを事前に読み込んでおけば、大枠の概要とルールを理解できるため、SEO対策で失敗する可能性を軽減できます。仮に何も読み込まずに取り組んでしまう場合、正解が分からないため、遠回りをしたり、やってはいけない対策をしたりしてしまう可能性が高くなります。
SEOに関わるのであれば、必ずウェブマスター向けガイドラインは一読しておくようにしましょう。
次に、キーワード選定を行うことが大切です。キーワードを選定しなければ、自社が欲しい見込み客を効率良く集めることはできません。一方で、キーワードを適切に選定すれば、SEOに慣れていない初期段階でも見込み客を集めやすくなります。
たとえば、自社が杉並区で内科のクリニックを経営しているとします。この場合、狙うべきキーワードは「杉並区 内科 クリニック」などが挙げられます。つまり、Webサイト全体で獲得したいキーワードが定まったので、後はそのためにページを作成したり、ブログ記事を作成したりすることに集中できます。
また、ブログ記事などで幅広くキーワードを選定したい場合は、Googleが提供している「キーワードプランナー」が便利です。軸となるキーワードを決めて検索すれば、それらに関連するキーワードをすべて洗い出してくれるため、手作業で選定する手間を省くことができます。
キーワード選定を行うのと同時並行で、ペルソナを設定しましょう。ペルソナとは、ターゲットをより絞り込んだ人物像のことだと思ってください。ペルソナが不明確の場合、Webサイト全体、及びブログ記事において、誰に届ければ良いのかが分かりません。
結果的に、誰が見ても魅力的でないWebサイトができあがってしまい、お問い合わせや売上に繋げることは難しくなるでしょう。効率良くSEO対策を成功させるためにも、自社商品を求めているペルソナや、そのペルソナが抱えている悩みを明確にしましょう。
ブログ記事を随時公開していった後は、内部リンクを繋ぐことも大切です。内部リンクとは、自社の記事から、別の自社の記事に繋ぐリンクのことを指します。Googleなどの検索エンジンは、ユーザーが回遊したり、リンクが相互に繋がれている記事を好んだりする傾向にあるので、適切な内部リンクを繋ぐことはSEOの成功に直結します。
一方で、内部リンクが繋がれることなく、孤立してしまっている記事は、検索エンジンから高い評価を受けることはできません。また、Googleは1つでも品質の低いコンテンツがある場合、Webサイト全体の評価を落とすとも明言しているので、孤立した記事が存在するのは決して侮れないミスの1つです。だからこそ、事前にキーワード選定を適切に行い、関連性の高いキーワードは内部リンクで繋ぐようにしましょう。
最後に、記事を公開したりWebサイトを改善したりした後は、Googleサーチコンソールでリクエストを送ることが大切です。先述した、Googleのクローラーにクローリングしてもらう対策の1つになります。
Googleサーチコンソールを開いたら、サイドバーに「URL検査」という項目があります。ここから、クロールしてほしい記事のURLを送りましょう。これにより、Googleに対して記事の存在や改善を伝えることが可能となり、ランキングが上がる可能性が見込めます。
ここまでSEO対策の5つのステップを解説してきましたが、これらができれば、まず問題ない品質でSEO対策を行えています。最初は難易度が高く感じるかもしれませんが、1つ1つを焦らずに取り組んでいくことが重要です。
SEO初心者の方の場合、少しでも早く検索順位を上げたいのは山々ではないでしょうか。焦る気持ちも分かるものの、そのようなときにやってはいけないSEO対策も存在します。ここでは、その代表例を2つご紹介します。
まず、ブラックハットSEOは行ってはいけません。ブラックハットSEOとは、検索エンジンの目をかいくぐり、不正な方法で上位表示を目指すSEOのことです。たとえば、コピーコンテンツを量産したり、隠しテキストを設置したりして、ユーザーに不意な形でクリックさせることなどが挙げられます。
Googleは、ユーザーに役立つコンテンツを提供しているWebサイトを評価します。当然ながら、ブラックハットSEOがバレてしまった場合、Webサイト全体がペナルティを受けたり、検索順位が落ちたりします。
検索順位を上げるために行っているものの、その検索順位が落ちてしまっては元も子もないため、絶対に行わないようにしましょう。また、法人の自社メディアでブラックハットSEOを行った場合、最悪のケースでは自社そのものの信頼性も0となります。
次に、ブラックハットSEOの一部として捉えることができるものの、有料の被リンクを購入することも非推奨です。Googleは、自然な形で集める被リンクを評価します。自然な形とは、質の高いコンテンツが第三者に引用されたり、おすすめの会社のような形で被リンクを獲得したりすることが挙げられます。
有料の被リンクは質が低いケースが多く、ペナルティを受ける可能性も高いです。過去には、Googleは有料の大量な被リンクを淘汰するため、ペンギンアップデートというアルゴリズムアップデートを行いました。このアップデートにより、大量の無差別的な被リンクを獲得しているWebサイトは、軒並み検索順位が下落したという背景があります。
これらを踏まえると、被リンクは自然的な形で獲得するのが1番です。そのためにも、ユーザーに役立つWebサイトや、記事を提供することを念頭に置いて取り組みましょう。
本記事では、SEO初心者の方が行うべきSEO対策について解説をしてきました。初心者の方は、大前提としてGoogleのガイドラインを読み込み、キーワード選定やペルソナ設定を行った上でコンテンツを作成すれば、検索エンジンとユーザーから評価されるSEO対策を講じることが可能です。
ただし、検索順位を上げることだけを目的にしてしまい、ブラックハットSEOに手を出してしまうのは絶対に推奨できません。適切に対策をすれば、ホワイトハットSEOでも検索順位はしっかりと上がっていきます。
弊社アダムテクノロジーズでは、キーワード選定や記事作成まで一気通貫で行うSEOコンサルティングを提供しています。ご希望に応じてインハウスをすることも可能なので、中長期的に成功するSEO対策を実行したい方は、ぜひ一度無料でご相談ください。