【SEO強化】 wordpressの必須設定とプラグイン3選を解説

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自社のWebサイトを運営する際、WordPressで運営されている方は多いのではないでしょうか。導入の手軽さ・デザインや操作性などの簡易性から、世界中のWebサイトの内の「25%」はWordPressで運営されているとも言われています。

しかし、WordPressで新規のWebサイトを立ち上げたとしても、集客に苦戦しているといった方も多いのではないでしょうか。そこで本記事では、集客に欠かせないWordPressのSEO対策方法を8つ解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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wordpressのSEOとは?

そもそも、WordPressとは世界中で使用されているソフトウェアの名称です。プラグインと呼ばれる拡張機能を使用することで、簡単にWebサイトの機能を拡張することが可能であり、プログラミング知識などは「ほぼ不要」で本格的なサイト運営ができるようになっています。

一方の「SEO」とは、Search Engine Optimizationの略称で、検索エンジン最適化と呼ばれます。WordPressに限らず、単にWebサイトを立ち上げただけでは、SEO対策ができていない状態であるため、これらを補填するためにSEOの知識・プラグインが必要だということです。

wordpressのSEO対策を行う際の8のポイント

ここからは、WordPressのSEO対策を行う際の8つのポイントを見ていきましょう。

  • SEO対策済みのテーマを導入する
  • パーマリンクの設定を正しく行う
  • 適切なカテゴリーを作成する
  • 「www.」ありなしの統一
  • 「https化」を行う
  • タイトル・メタディスクリプションを適切に作成する
  • 質が低いページをnoindex設定にする
  • パンくずリストを設置する

それぞれを順番にご説明します。

SEO対策済みのテーマを導入する

まずは、SEO対策済みのテーマを導入するようにしましょう。WordPressには「無料版」と「有料版」のテーマがリリースされており、有料版のほうが、よりSEO対策の細かな点に配慮されて設計されています。買い切りで約15,000円前後のテーマが多いため、高い投資対効果を得られるでしょう。

しかし、無料版でもSEO対策がしっかりと施されており、デザイン性にも優れているテーマはたくさん存在します。無料版・有料版問わず、テーマを選ぶ際は下記のポイントを比較してみてください。

  • レスポンシブ対応になっているか
  • サイト表示速度が十分であるか
  • カスタマイズが容易であるか
  • 目指すサイトに対してデザイン性がマッチしているか

SEO対策が施されている前提で、上記4つのポイントを比較することで、失敗しないテーマ選びができるようになるでしょう。

パーマリンクの設定を正しく行う

次に、パーマリンクの設定を正しく行いましょう。パーマリンクとは、ページごとに設定された「URL」のことを指します。

パーマリンク設定における基本的なポイントは、下記のとおりです。

  • 日本語を使用せず、英語のみ使用する
  • 「アンダーバー」ではなく「ハイフン」を使用する
  • 長過ぎるURLはNG

パーマリンクに日本語を使用してしまうと「%89%E3%81%B」のように、Googleのクローラーもユーザーも、どのような記事が書いてあるかを判断できなくなってしまいます。従って、たとえば「富士山」に関連する記事を書くのであれば、パーマリンクは「Fujisan」などのように、英語もしくはローマ字で設定するようにしましょう。

また、一度公開した記事のパーマリンクは、後から変更することは望ましくありません。パーマリンクが変更されると、一度「ページの評価が0」になってしまうため、今までに蓄積したSEO効果がなくなってしまうためです。

適切なカテゴリーを作成する

次に、適切なカテゴリーを作成することが重要です。カテゴリーを作成する際には、以下3つのポイントに気をつけましょう。

  • 3個程度のカテゴリーに留める
  • 1つの記事が複数のカテゴリーに属さない
  • わかりやすいカテゴリー名を設定する

特に、1つの記事が複数のカテゴリーをまたぐことは望ましくありません。これは、検索エンジンから「適切なカテゴリ分け」ができていないWebサイトだとみなされてしまうためです。

また、同一カテゴリー内の「内部リンク」は、SEOにおいて好影響をもたらす特徴もあるため、必ず1記事1カテゴリーを守ることが重要です。

「www.」ありなしの統一

次に、Webサイトの「www.」ありなしの統一をしましょう。たとえば、同じページであっても、「www.」ありなしのどちらにもアクセスできてしまう場合には、ページの評価が分散してしまうリスクがあります。

また、最悪の場合には「別々のページ」として検索エンジンに評価されてしまい、どちらかのページがペナルティ評価を受けてしまう可能性も考えられます。

これらを解決するためには、使用しているサーバーの「htaccessファイル」に、統合したいURLを記述する必要があります。複数のURLを統合することで、「www.」ありなしのどちらのページにアクセスをしてしまった場合でも、必ず1つの記事に評価やアクセスを集中させることができるようになります。

「https化」を行う

次に、Webサイトの「https化」を行いましょう。「http」の状態では、「警告の表示対象」になり、検索エンジンのSEO評価を下げてしまうことに繋がります。

「https化」を行うには、WordPressの無料プラグインが便利です。Really Simple SSLというプラグインをダウンロードし、有効化するだけで常時「https化」されるようになります。

また、プラグインはいつサービスが終了するのかわからないといったデメリットも存在するため、より確実に「https化」を行いたい場合は、各サーバー会社で設定する方法をおすすめします。各サーバー会社の「https化」手順は、それぞれの公式サイトをご参照ください。


URL正規化とは

タイトル・メタディスクリプションを適切に作成する

次に、タイトル・メタディスクリプションを適切に作成しましょう。タイトルには、必ずページごとに狙うSEOキーワードを含めると同時に、32文字以内に設定することが適切だとされています。これは、デバイスによって表示されるタイトルが、平均32文字前後であるためです。

メタディスクリプションとは、検索結果のタイトル下に表示される、記事の説明文のようなものです。ユーザーが、検索結果のどのページを読むのかは、タイトルとメタディスクリプションによって判断をします。

従って、記事の要約と解決できるユーザーの課題をメタディスクリプションに含め、ユーザーにクリックしてもらいやすいよう工夫をすることが重要です。

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質が低いページをnoindex設定にする

次に、質が低いページをnoindex設定にすることも大切です。そもそも、indexとは、Googleの検索結果にページを表示させなくする「タグ」のことを指します。

Googleは、Webサイトの中に1つでも質の低いページが存在すると、Webサイト全体の評価を下げる傾向にあります。従って、質の低いページをnoindexにすることで、Webサイト全体の評価を保つことに繋がり、結果SEOに好影響をもたらします。

noindexの方法については、後述する「All in One SEO Pack」というプラグインを使った方法がおすすめです。

パンくずリストを設置する

最後に、パンくずリストを設置しましょう。パンくずリストは、検索エンジンのクローラー自身が、今Webサイトのどのページをクローリングしているのを判断する際に役立ちます。

パンくずリストが設置されていないと、クローラーは今自分がどこのページにいるのかを判断できなくなり、インデックスされない原因や、適切なSEO評価をもたらしてくれないことにも繋がります。

なお、パンくずリストの設置に関しては、有料テーマであれば、基本的に最初から機能が備わっています。従って、1からパンくずリストを設置するのが面倒という方であれば、有料テーマを導入したほうが長期的な運用が楽になるはずです。

wordpressのSEO対策に必須のプラグイン3選

wordpressのSEO対策に必須のプラグイン3選

ここからは、WordPressのSEO対策に必須のプラグインを3つご紹介します。

  • All in One SEO Pack
  • Google XML Sitemaps
  • EWWW Image Optimizer

それぞれのプラグインの特徴を順番にご説明します。

All in One SEO Pack

All in One SEO Packは、これひとつだけでWebサイトのSEO対策・SNS拡散における重要な設定を完璧に行えるプラグインです。

特に、下記4つの機能はぜひ使いこなしたいところでしょう。

  • Googleアナリティクスとの連携
  • Googleサーチコンソールとの連携
  • XMLサイトマップの自動更新
  • Webサイト内のメタタグの編集

All in One SEO Packでメタタグの編集ができることで、上述した「noindex」が簡単に行えるようになります。また、Googleのクローラーに適切にページを伝える「XMLサイトマップ」の自動更新も可能です。

このように、All in One SEO PackにはSEO対策に必要不可欠な機能が幅広く揃っているため、まず導入しておきたい必須のプラグインだと言えるでしょう。

Google XML Sitemaps

2つ目は、Google XML Sitemapsです。実は、WordPressの「有料テーマ」の中には、All in One SEO Packの機能が予め備わっているテーマも存在します。そういったテーマであれば、All in One SEO Packをインストールする必要はないでしょう。

しかし、そういったテーマであっても、Googleにサイトマップを送信する機能が備わっていない場合があります。そこで便利になるのが、Google XML Sitemapsです。

Google XML Sitemapsをインストールすることで、クローラーに適切にWebサイトや各ページの存在を知らせることができるため、テーマに応じてインストールしてみましょう。

EWWW Image Optimizer

最後に、EWWW Image Optimizerもおすすめです。EWWW Image Optimizerは、インストールして有効化するだけで、WordPressにアップロードする画像を自動で圧縮してくれるプラグインになります。

サイト運営期間が長くなり、大量の画像をWordPressにアップロードすると、次第に表示速度が低下してしまいます。しかし、EWWW Image Optimizerを有効化しておくことで、1枚あたりの画像が軽量化され、表示速度の低下を防いでくれます。

まとめ:wordpressの適切なSEO対策を実行しよう

wordpressの適切なSEO対策を実行しよう

WordPressのSEO対策について解説をしてきました。WordPressでは、単に記事を書き続ければアクセスが集まるわけではなく、適切なSEO対策や、それらを手助けするプラグインの存在が必須だと言えます。

まずは、本記事でご紹介した8つのSEO対策のポイントを押さえ、状況に応じてプラグインの導入を検討してみてください。

また、弊社では「大規模サイトのリニューアルSEOサービス」をご用意しています。リニューアルSEOサービスでは、Webサイトリニューアルにおけるリスクを最小限に抑え、コンテンツ内容の修正や、SEOに最適化されたコーディングルールの共有などをさせていただきます。

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