サイトのUIを改善する3つのポイントと具体的なプロセスを解説

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WebサイトのCVR(成約率)やユーザー満足度を上げるためには、UIを改善することが非常に重要です。しかし、どのようなポイントに留意してUIを改善すれば良いのか、分からない方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、UIの概要やUXとの違いを解説するとともに、UIを改善する際に重要となる3つのポイントを解説します。また、サイトのUIを改善する際の具体的なプロセスもご説明しますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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UIとは?

UIとは「ユーザーインターフェース」の略のことで、主にユーザーとサービスが接触する際に使われます。具体的には、ボタンの位置や色、テキストのサイズやレイアウトなど、デザインを構成するすべての要素がUIであると捉えて問題ありません。

近年、PCのみならず、スマートフォンやタブレットで閲覧するユーザーも増加し続けているため、すべてのデザインに最適化されたUIを構成することが重要です。

UIとUXの違い

UIと似た言葉に、UXがあります。UXとは「ユーザーエクスペリエンス」の略のことで、UIを通して得られるユーザー体験のことを意味します。たとえば、事業感にマッチしたデザインになっているサイトであれば、ユーザーからの信頼性や権威性が増します。

それらのユーザー体験がお問い合わせや成約率が高まることに繋がるためUIはUXを最適化するための要素だと捉えても良いでしょう。

サイトのUIを改善する際の3つのポイント

ここまで、UIの概要やUXとの違いを解説してきました。ここからは、サイトのUIを改善する際の3つのポイントを解説します。

  • ペルソナを明確にする
  • 機能性を重要視する
  • データに基づく

それぞれ順番に見ていきましょう。

ペルソナを明確にする

まずは、ペルソナを明確にすることが大切です。ペルソナとは、男性や女性といった大枠のターゲットではなく、職業や年齢等の詳細な情報を絞り込むことを指します。Webサイトを閲覧するユーザーの属性は多岐にわたりますが、それら全員に最適化することはできません。

しかし、自社が求める明確なペルソナに最適化したデザインに改善することで、そのペルソナの趣味嗜好と合致するようになるため、結果的にお問い合わせ等に繋がりやすくなるメリットがあります。

機能性を重要視する

次に、機能性を重要視することも大切です。機能性とは、テキストの大きさやフォント、レイアウトや余白などを指します。また、お問い合わせへのボタンの配置なども機能性の1つです。

機能性が低いサイトは、少なからずユーザーに違和感やストレスを与え、離脱率を下げる大きな原因となってしまうため注意が必要です。

ペルソナとは

データに基づく

最後に、UI改善はデータに基づくことが重要です。デザインは個人の価値観に依存しやすいとも言われていますが、すべてのユーザーの価値観が異なる以上、データに基づいて改善することが非常に重要になります。

たとえば、現状のサイトをヒートマップを使って分析したり、離脱率や成約率が低い原因を洗い出したりするなど、必ず分析に基づいて改善を行いましょう

サイトのUIを改善する具体的なプロセス

ここまで、UI改善のポイント等を解説してきました。ここからは、サイトのUIを改善する具体的なプロセスをご紹介します。

  • UIの現状の問題点・課題の洗い出し
  • UIが悪い原因の分析
  • 改善案の立案
  • 効果検証

それぞれを順番にご説明します。

UIの現状の問題点・課題の洗い出し

まずは、現状のUIの問題点等を洗い出しましょう。なんとなく、サイトのデザインが悪いからリニューアルするといった目的では、ユーザーに刺さるUIへ改善することはできません。

たとえば、ボタンの位置やフォントが悪く、CVRに悪影響を与えているから改善を検討するなど、具体的な課題と目的を洗い出すことが重要です。

UIが悪い原因の分析

次に、あくまで状況に応じたプロセスではありますが、上述したUIが悪い原因の分析を行うことも大切です。なぜなら、原因が不明のまま改善をしても、結果的に改善をした前後で詳細なデータを得られないためです。

また、原因を分析できれば、次の改善案を出すことが容易になります。

改善案の立案

課題の洗い出しや分析を行ったら、次は改善案を立案しましょう。テキストのバランスやフォント、全体的なレイアウト構成など、ペルソナの趣味嗜好に合わせて複数パターン検討します。

その際には、立案をより具体的にするためにも、サイトマップを使用したり、ワイヤーフレームを使用したりすることもおすすめです。

効果検証を行う

上述した改善案の立案まで完了したら、最後は改善案を実行します。その後、必ず改善をした前後で効果検証を行いましょう。

一定期間経過しても期待通りの効果を得られない場合は、再度最初の課題点の洗い出しからやり直します。魅力的なUIにするためには時間を要しますので、根気よくデータと向き合い続けることが重要です。

まとめ:UIを改善してユーザー満足度を高めよう

本記事では、サイトのUIを改善する際のポイントや流れをご紹介しました。サイトのUIを改善する際は、明確なペルソナを設定し、データに基づきながら機能性を重視することが大切です。

まずは、サイトのUIを効果的に改善するためにも、現状の問題点や課題を洗い出すことから始めてみてはいかがでしょうか。

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