【2020年9月施工】薬機法の改正まとめ
薬機法
SEO対策の効果をより高めるために、SNSの運用もはじめようと考えているのではないでしょうか。検索エンジンのアップデートも頻繁に起こっている昨今では、SNSを強化してアクセスや売上を担保したいと誰もが考えるかと思います。
そこで本記事では、SNSがSEOに与える効果や影響を解説するとともに、SERPs(検索結果)上のSNSの関係性を解説します。さらに、SNSでSEOに有効的な被リンクやサイテーションを増やす方法を紹介します。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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結論から申し上げると、SNSがSEOに直接的な効果をもたらすことはありません。Googleの検索エンジンに関わる「ジョン・ミューラー氏」も、ソーシャルメディア上で貼られているリンクに直接的な効果はないと公言しています。
social signals have an impact on organic rankings in google and not directly no so it’s not that there’s any kind of a ranking affect. their to large part social networks also have a nofollow on the links that they.
ソーシャルシグナルはGoogleのオーガニックランキングに影響を与えるが、直接ではなく、またランキングに影響があるわけでもない。大部分のソーシャルネットワークは、それらが結びついているリンクについてもフォローしない。
上述したように、ソーシャルメディア上の被リンクなどでは、直接的なSEO効果は見込めません。これは、TwitterやFacebookなどには「no follow属性」が適用されているためです。no follow属性とは、ページにあるすべてのリンクを辿らないようにするものであるため、SNS上での被リンクを獲得できても直接の効果はないということです。
しかし、SNS運用に力を入れることによって、SEOに間接的な効果をもたらすことができます。たとえば、SNS上で作成したコンテンツや日々の気づきを発信することによって、それらの発信に興味を持つユーザーを一定数集められます。
そうすることで、それらのユーザーのいいねやリツイートなどのエンゲージメントを獲得でき、結果的にWebサイトを参照してもらいやすくなります。参照にno follow属性が付与されていなければ「自然な被リンク」とみなされるため、間接的にSEOに効果をもたらしたことになります。
つまり、SNS単体での被リンクなどには直接的なSEO効果はありませんが、発信に興味を持ったユーザーのWebサイトなどで参照してもらうことで、SEOに間接的な効果を与えられるということです。
先ほど、SNS運用に力を入れることで、間接的にSEOに効果をもたらすことを解説しました。ここからはより具体的に、SNSがSEOにもたらす間接的な効果を2つ解説します。
それぞれの効果を順番に見ていきましょう。
1つ目の効果が、サイテーションの増加です。サイテーションとは、Webサイトの名前や、運営企業名などの固有名を引用されることを指します。サイテーションにはリンクが含められていませんが、固有名が言及される回数が増えることによって、SEOに与える影響も大きくなると考えられています。
というのも、Googleなどの検索エンジンは、ユーザーが満足できる検索結果を表示できているかと同時に、表示された検索結果をユーザーがどう思っているかまで確認しています。その一環として、検索結果に表示させているWebサイトのサイテーションの量を確認しており、サイテーションの量が多いWebサイトは「ユーザーからの評価」が高いとされ、間接的にSEOに影響を与えるということです。
ただ、SNS上で悪評や批判的なサイテーションが多ければ、その分だけSEOにマイナスの影響を与える可能性も考えられるため、発信内容に関しては丁寧に向き合う必要があります。
サイテーションの概要とSEO効果【重要視されている理由とは】2つ目の効果は、先ほども解説した間接的な被リンクの獲得です。SNS上でサイテーションやリンクを獲得できても被リンクという扱いにはなりませんが、SNS上のユーザーが自分のWebサイトや媒体で参照リンクを貼ってくれることで、自然な被リンクを獲得することができます。
ここからは、SERPs上に表示されているSNSとの関係性について解説します。SERPsとは「検索結果」のことで、検索連動型広告やWebサイトの記事、SNSなどが表示されています。
SERPsに特に表示されていることが多いTwitterとYouTubeの扱いについて見ていきましょう。
SERPsには、Twitterのツイートがカルーセル形式で表示されることがあります。すべてのキーワードでツイートが表示されるわけではなく、フォロワーの多い特定の人物や、固有名をGoogle検索した際にカルーセルが表示されます。
ツイートのカルーセルは検索結果の最上部に表示されることが多いため、発信するSNS選びに迷った際はTwitterからはじめてみても良いかもしれません。
SERPsには、YouTubeコンテンツが表示されることがあります。「ASMR」など、ユーザーが動画の視聴を求めているキーワードでは、特にYouTubeコンテンツが表示される傾向にあります。
他にも「動画編集 やり方」など、文章よりも動画で解説したほうがわかりやすいキーワードでは、検索結果にYouTubeコンテンツが目立つようになってきました。
TwitterとYouTubeがSERPsに多く表示されるようになってきましたが、今後もSERPsにSNSコンテンツが増えていく可能性も考えられます。たとえば、2021年3月時点のGoogle検索では「VR」と検索しても、YouTubeで解説されているVR動画が出てくることはありません。
しかし、実際にVRがどういったものなのか・どのような形で動画を見られるのかという点が気になるユーザーは一定する存在するでしょう。
Googleは、ユーザーニーズを最大限に考慮したSERPsへとアップデートし続けているため、今後も動画などのニーズが高まることによって、SERPsにSNSコンテンツが増え続ける可能性は十分に考えられるでしょう。
serpsとは?重要な6つの種類と掲載までの3ステップを解説ここまで、SNSとSEOの関係性や効果について解説をしてきました。ここからは、SNSでSEOに効果的な被リンクやサイテーションを獲得する4つの方法を紹介します。
それぞれの方法を順番にご説明します。
まずは、Webサイトの有益な情報をユーザーがシェアしやすいように、Webサイトにソーシャルシェアボタンを設置しましょう。ソーシャルシェアボタンを設置する位置は、基本的に記事の最後もしくはフッターなどで構いません。
しかし、ユーザーへの接触回数を増やすことで拡散してもらえる可能性を高めることもできるため、アクセスを確認しながらボタンの設置位置を徐々に改善してみると良いでしょう。
効果的な被リンクやサイテーションを獲得するためには、SNSのフォロワーを増やすことも重要です。フォロワーの多いアカウント=権威性のあるアカウントと認識される可能性も高くなりますし、権威性があることで新規のフォロワーも獲得しやすくなるためです。
また、単純にフォロワーが多いことで、コンテンツの更新や有益情報の発信をした際に、拡散される可能性が高まります。拡散されることでサイテーションの獲得にも期待できるでしょう。
SNSのフォロワーを増やすことも重要ですが、同時に、シェアしやすい内容を発信することを心がけましょう。どのSNSにも共通して言えることですが、スキルや知識を持つユーザーよりも初心者ユーザーのほうが多いため、一部の層にのみ伝わる発信をしていると、結果的に多くのシェアを獲得することはできません。
また、自社サイトと関連性の高いユーザーを中心に集めることも重要です。たとえば、自社サイトが「SEO対策」に関する内容を発信しているのであれば、SEO対策に興味を持つユーザーを集めます。
このように自社サイトに関連性の高いユーザーを集めることで、ユーザーが「SEO対策といえば〇〇」といった印象を持つため、権威性やサイテーションを獲得できることに繋がります。
最後は、複数のSNSを試してみることが重要です。比較的発信を始めやすいのは「Twitter」ではあるものの、自社サイトが発信している情報とユーザーのニーズが合致しているかは確認するようにしましょう。
Twitterの他にも、YouTubeやInstagram、FacebookやLINEなどSNSは多く存在するため、自社サイトの見込み客を最も多く獲得できるであろうSNSで発信することが重要です。そのためにも、まずは複数のSNSを試してみて、最も反応の良いSNSで継続的に発信していくことをおすすめします。
SNSとSEOの関係性や効果、取り組みの方法などを解説してきました。SNSでの被リンクなどには「no follow属性」が付与されているため、SEOに直接的な効果を与えることはありません。
しかし、SNSでの発信に興味を持ったユーザーによる自然的な被リンクや、サイテーションの獲得的には期待ができるため、間接的にSEOに影響を与えることができるでしょう。
このように、Webサイト運営は、SNSやSEO1つとっても専門的な知識が必要であり、方向性を間違えてしまうと、結果的に何も成果を出せないまま終わってしまう可能性も十分に考えられます。こういったケースを回避するためにも、弊社で用意しているSEOの診断サービスを利用してみてはいかがでしょうか。
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