titleタグとは?重要性、つけるときのポイントを解説

SEO対策

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titleタグというものについて、詳しくご存知でしょうか?

社内でSEOを担当している方であれば、少なくともどういったものであるかは知っているのではないかと思います。

titleタグというのは実はSEOにおいてとても大きな意味を持つ要素で、ここの対策を疎かにしてしまうと検索順位をなかなか上げることができないという事態も起こってきます。

本記事では、そんなtitleタグについて詳しくご説明していこうと思います。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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titleタグとは?

「titleタグ」とはその名の通り、Webページのタイトルを指すHTMLタグのことです。

HTMLファイルの中では『タイトルテキスト』という形で記述します。

titleタグで指定したタイトルテキストは、検索結果やChromeなどのブラウザの上部(タブ)に表示され、ユーザーがページの内容を簡潔に認識するのに利用します。

またクローラーがページをクロールする際にも、ページの内容を簡潔に認識する指標となります。

titleタグの重要性に関してはGoogleも公式に説明しており、質の高いタイトルを設けることはSEOにおいて非常に重要な役割を持ちます。

titleタグの重要性

SEO的な役割

titleタグがGoogleの検索順位決定において重要な要素となっていることは、SEOに携わる人間にとっては常識となっています。 Googleによると、titleタグの内容はわかりやすく正確なものであることが好ましいようです。

具体的には、「キーワードが含まれているか」「キーワードの位置」「文字数」などが評価の基準となっているとされています。

SEOとは?

ユーザーに対しての訴求力

上で述べた通り、titleタグに記述した内容は検索結果に表示されます。検索をしたユーザーが閲覧するサイトを選ぶ際、判断材料としてまず見るのは検索結果に表示されている各ページのタイトルですよね。

検索結果に表示されているタイトル次第で、そのページへのユーザーの流入状況は全く変わってくるのです。

ちなみに検索結果や広告が表示され、そこからユーザーがページに流入する確率を「CTR(Click Through Rate)」といい、俗に言う「クリック率」のことを指します。

titleタグの良し悪しはCTRにつながり、CTRはコンバージョンに直結します。例えば書店での本の売り上げが背表紙のタイトルで左右されるように、ユーザーの獲得はtitleタグにかかっていると言っても過言ではありません。

どのようなタイトルをつけるべきか

キーワードを入れる(できるだけ前に)

タイトルを設定する際にまず忘れてはいけないのが、キーワードを含むこと。

Googleはあるキーワードの検索順位を決定する上で、その語がタイトルに含まれているかどうかということを非常に重要な評価ポイントとしています。

そのため、対策キーワードが1語であっても2語であっても、タイトルに含まれていない場合にはSEO的にとても損をしてしまうかもしれません。

またタイトル全体で見たときに、キーワードはできるだけ前の方にあることが望ましいです。これには、Googleがタイトルの前半にあるキーワードほど重視するという理由があります。

また、ユーザーも基本的にタイトルを左から捉え認識していき、また下に行く(順位が下がる)ほど認識する文字数が少なくなるという統計があります。前半にキーワードがなければ、求めているページだと思ってもらえずにスルーされてしまう可能性が高くなるためとてももったいないですね。

他に注意すべき点として、同じキーワードを複数入れない方が良いということが言えます。

タイトル内に同じキーワードが頻発すると、スパムとみなされてペナルティーを受けてしまうことがあるためです。

「どうしても同じキーワードが2回入ってしまう」というような場合は仕方ないですが、基本的には1キーワード1回を心がけましょう。

28文字以内におさめる

タイトルをつける際には文字数にも気をつける必要があります。合計で28文字以内におさめるようにしましょう。

これは検索結果の画面での表示に関係しています。28文字を超えると、検索結果の画面でタイトルの文末が省略されてしまいます。 省略された形だと見栄えが良くないですし、意味伝わらなくなってしまっては困りますね。

文字数をオーバーしてもGoogleからの評価には問題がないため、やむを得ない場合には仕方ありませんが、極力28文字以内にキーワードやページ内容の要約を詰め込むことをおすすめします。

ページの内容を簡潔に伝える

タイトルはページの内容を簡潔に表したものにしましょう。タイトルを見て、「このページに飛んだらこんな情報が手に入る」ということがあらかた分かるようなものが好ましいです。

ユーザーがタイトルを見てページに飛んだ時に想像した内容と全く違っていた場合、すぐにページを離脱してしまう可能性があります。これではたとえ検索順位が1位になったとしても、結果的な成果やコンバージョンの獲得率は2位や3位のサイトに負けてしまいますね。

ページの内容を表すタイトルをつけることは、最終的な目的を考えると検索順位を上げることよりも重要と言えるかもしれません。

単語の羅列ではなく文章で

タイトルはキーワードをただ羅列したものではなく、自然な文章の形にしましょう。

タイトルの一番の役割は、クリックの誘導です。単語の羅列では無愛想で文意も伝わりづらいです。自然な文章であれば意味もするっと入り、ページに入りやすい印象を与えます。

ページごとにタイトルを分ける

たとえ同じサイトの似たような内容のページでも、titleタグに入れるタイトルテキストは重複しないようにしましょう。

titleタグのテキストの重複はGoogleからの低評価の原因となり、検索順位が上がらなくなってしまいます。

titleタグが重複しているかどうかというのは、Googleの『Search Console』で確認することができます。

まとめ

titleタグは初心者のうちには軽視してしまいがちですが、SEO上とても重要な意味を持つ要素です。

そしてしっかり対策した場合には、文字数に対して望める効果が大きく非常においしい部分でもあります。

対策ページの内容や狙いを見極め、最適なタイトルをつけましょう。

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