【Webフォントの高速化】サブセット化で実現する方法
高速化
SEOの内部対策をする上で欠かせない作業の一つに「URL正規化」があります。
SEO上大きな意味を持つURL正規化ですが、気づいていなかったり対処法がわからなかったりなどして正規化できていないサイトというのが意外と多くあります。
しかしちゃんと確認して対処しなければ非常にもったいないことでもあるのです。ここではURL正規化ついて、その理由や実例、対処法などをお話ししていきます。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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Webページでは場合によって、同一コンテンツのページがいくつかのURLに渡って存在してしまうというケースがあります。
そういった際に、オリジナルのページとして検索エンジンから評価されるべきURL、つまり「正規のURL」を検索エンジンが判断できるようにすることを「URL正規化」といいます。
URLが複数存在している場合、検索エンジンは「同じコンテンツが書かれた複数のページが存在している」と認識してしまうことがあります。言ってしまえば、コピー率が100%のページが存在してしまっていることになるのです。
コピーコンテンツの存在によるマイナスはSEO上非常に大きく、検索エンジンからの評価が著しく下がってしまう可能性があるため、URLの正規化はSEO対策をする上では必須の作業になるのです。
また検索エンジンがページを評価する際に、複数ある中のどのURLをオリジナルページとしていいか分からず、本来一つのURLが受けるべき評価が存在している複数のURLに分散されてしまうことがあります。
さらに検索エンジンからの評価だけではなく、他サイトからのリンク効果が分散してしまう可能性も考えられます。 そういった意味でも、URL正規化は欠かせません。
「index.html」という、拡張子を含んだURLが存在する場合があります。この場合、どちらのURLにアクセスしても同じ内容のページが表示されてしまいます。
拡張子を含んでいる方のURLにアクセスした際に、元のURLに転送されるよう301リダイレクトをかけます。
「www.」が含まれたURLと含まれていないURLがどちらも有効になってしまっている場合があります。どちらのURLでも正常に表示されます。
使わない方のURLに、使う方のURLに転送するよう301リダイレクトをかけます。
「http」と「https」のどちらのURLも存在してしまっていて、正常に表示される状態です。
セキュリティー面を考えると「https」を使うのが望ましいです。Googleでも「https」を推奨しています。 「https」に転送するよう、「http」の方に301リダイレクトをかけます。
「/sp/」のようにスマートフォンでの閲覧用にURLを分けたり、同じ内容でもドメインを分けてスマートフォン用のページを用意したりしているサイトがあります。この場合も表示形態は違えど内容は同じであるため、URL正規化をすることが望ましいです。
この場合には「301リダイレクト」を使うとスマートフォン用のページが表示されなくなってしまうため、「canonicalタグ」を用いて正規化します。
canonicalタグは、Googleに対して「この2つは同じ内容なので、こちらに評価を統一してください」と示すものです。スマートフォンページが表示される状態のまま、オリジナルページに評価を統一することができます。
URLが複数存在している状態というのは調べてみなければ気づきにくい部分でもあるため、URL正規化が忘れられてしまいがちです。
しかしコピーコンテンツと判断されてのマイナスというのはSEO上非常にもったいなく残念なことです。
ぜひ今一度ご自身のサイトを調べてみて、URL正規化をしておきましょう。