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SEO対策
YouTube上で集客する際に、絶対に外せないのがYouTubeSEOです。しかし、YouTubeSEOのポイントを押さえずに運用してしまうと、YouTube上での集客力が弱まってしまい、自社の見込み客を集めることができません。
本記事では、YouTubeSEOの概要を解説するとともに、アルゴリズムを解説します。また、YouTubeSEOの対策方法や役立つツールもご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
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YouTubeSEOとは、YouTube上での検索を最適化することです。YouTubeにも検索機能は搭載されているので、たとえば「SEOコンサルティング」とYouTubeで検索された際に、自社の動画がなるべく上のほうに表示されるよう対策します。
また、YouTubeSEOで狙うべきキーワードは、自社のチャンネルの方向性やターゲットによって異なります。自社が獲得したいキーワードを洗い出し、そのキーワードで上位表示を狙うのがYouTubeSEOの概要です。
ここからは、YouTubeSEOのアルゴリズムに関して、下記の内容に分けて解説します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
YouTubeは、具体的なアルゴリズムを公開していません。そのため、日々のYouTubeの動向や傾向を踏まえて対策する必要があります。従来のYouTubeアルゴリズムは、単純に再生回数の多い動画が伸び続ける傾向にありました。
しかし、近年のYouTubeアルゴリズムは、再生した視聴者の属性に近い視聴者におすすめされる仕様となっています。たとえば「25歳男性経営者」が多く再生しているのであれば、YouTubeのアルゴリズムは、同様に「25歳男性経営者」に動画をおすすめするということです。
YouTubeSEOのアルゴリズムは日々進化しているので、YouTube上での傾向を細かくチェックし続ける必要があります。
YouTubeのアルゴリズムは、視聴維持率(平均再生率)も重要視しています。視聴維持率とは、平均何分程度(何%)再生されたかを表す指標のことです。なぜYouTubeが視聴維持率を重要視しているかというと、視聴維持率の高い動画は、単純にYouTube上に視聴者を留めてくれるためです。
YouTubeは広告収益をメインとしているので、維持率の高い動画は広告も出しやすくなります。基本的には、全動画で40%以上の視聴維持率を目指しましょう。
次に、YouTubeのアルゴリズムを攻略する上では、サムネイルのクリック率を高めることも大切です。サムネイルがクリックされるほど、当然ながら再生回数も増えるため、上述したYouTube上に視聴者を留めることに繋がります。
ジャンルによってクリック率の目安は異なりますが、エンタメ系であれば10%以上、ビジネス系であれば5%〜7%以上が目安です。
ここまで、YouTubeのアルゴリズムの傾向を解説してきました。ここからは、YouTubeSEOの対策方法をご紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
YouTubeSEOを対策する際は、必ずタイトルにキーワードを含めましょう。2022年9月時点のYouTubeアルゴリズムは、動画で演者が発している言葉の内容を、一言一句理解しているわけではありません。
その際に、動画の内容をYouTubeに伝える際に役立つのがタイトルです。たとえば「SEOコンサルティング」というキーワードで上位表示したい場合は、下記のようなタイトルを設定しましょう。
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次に、クリック率の高いサムネイルを設定することも重要です。クリック率の高いサムネイルは再生回数を増やし、YouTube上に視聴者を留めることに繋がるため、YouTubeが関連動画に載せてくれやすくなります。
クリック率が1%高くなるだけで、関連動画に載る可能性は非常に上がるため、常にサムネイルのクリック率は改善を図るようにしましょう。
YouTubeSEOでは、概要欄に関連動画のリンクを入れることも大切です。関連動画のリンクを入れることで、視聴者がチャンネル内を回遊しやすくなります。回遊率が上がれば、それだけ自社のチャンネルやYouTube上に視聴者を留めることが可能です。
ハッシュタグは、YouTubeのタイトル下に表示される「#〇〇」のことです。一方のメタタグは、視聴者では見ることのできない、チャンネルの内部タグになります。これらにYouTubeSEOで狙っているキーワードを含めることで、YouTubeSEOが上がりやすくなる傾向にあります。
次に、視聴維持率を上げるため、台本を丁寧に作ることが重要です。台本を一言一句漏らさずに作成するだけで、視聴維持率が10%以上改善するケースは珍しくありません。また、頭の回転が早い方や、トークテーマを決めることなく話せる方のほうが、実は視聴維持率が低い傾向にあります。
これは、頭の回転が早いがゆえに、話が飛び飛びになってしまい、動画の内容に一貫性がなくなるためです。必ず、どのようなチャンネルや演者であったとしても、台本は丁寧に作成するようにしましょう。
最後に、タイムスタンプを活用することも大切です。タイムスタンプとは、概要欄に指定の秒数を記載することで、動画の再生画面下にタイムテーブルが表示される機能のことです。
視聴者は、自分の視聴したい部分しか興味がありません。仮に、視聴者の興味のある部分に到達するまでの時間が長い場合、それだけで離脱される可能性を高めてしまいます。視聴者の離脱を防ぐためにも、タイムスタンプは必ず活用しましょう。
ここまで、YouTubeSEOとしてYouTube内部でできる対策を解説しましたが、チャンネルの初期段階は外部流入を避けることが大切です。初期から外部流入させれば、一時的に登録者の伸びはブーストするかもしれません。しかし、こういった視聴者は視聴維持率が低いことが多く、興味のある動画しか再生しないため、チャンネル全体としてファン化しません。
また、Twitterで拡散を図った場合、再生してすぐに離脱するユーザーが非常に多いため、視聴維持率が非常にマイナスです。チャンネルの初期段階こそ、YouTubeSEOに絞って流入を図ることが重要になります。
YouTubeSEOは、キーワード選定やアクセス解析を適切に行うことが大切です。しかし、自分の頭でこれらを考えても、なかなか適切に行うことは難しいでしょう。そこで、YouTubeSEOを対策する際は、下記のツールを使用してみましょう。
それぞれ順番に解説します。
YouTubeアナリティクスは、YouTubeチャンネルがあれば無料で使える公式のアクセス解析ツールです。自社のチャンネル解析しかできないものの、動画ごとのクリック率や再生回数、視聴維持率、インプレッションなどをすべて確認できます。YouTubeを攻略する上では、必ず導入するべき必須のツールです。
Ahrefs YouTube Keyword Toolは、Googleの検索エンジン最適化であるSEO対策の、YouTube版だと捉えれば問題ありません。キーワードごとの検索ボリュームなどを調べられます。無料プランから用意されているので、まずは試しに使ってみてください。
Keyword Toolは、プラットフォームそれぞれでの検索ボリュームを調べられるツールです。YouTubeに絞って検索できるので、こちらも気になる場合は使ってみましょう。
最後に、YouTubeアナリティクスを使って確認するべき指標を3つご紹介します。
それぞれ順番に解説します。
本記事で何度もご説明しているとおり、YouTubeSEOでは視聴維持率が非常に大切です。「ダッシュボード>コンテンツ>任意の動画を選択>アナリティクス>エンゲージメント」の順に進めば、動画ごとの視聴維持率を確認できます。
ジャンル問わず、40%以上の視聴維持率を目指しましょう。なお、有名なエンタメ系のチャンネルでは、視聴維持率は70%を越えています。
次に、サムネイルのクリック率も必ず確認しましょう。「ダッシュボード>コンテンツ>任意の動画を選択>アナリティクス>リーチ」の順にクリックすれば、動画ごとのクリック率を確認できます。
サムネイルは、チャンネル全体で方向性を統一することが重要です。サムネイルが統一されていない場合、視聴者がチャンネルページに飛んだ際のクリック率が落ちてしまいます。ビジネス系では5%〜7%以上、エンタメ系では10%以上を目指しましょう。
最後に、ユニーク視聴者数とリピーター数を確認することが重要です。ユニーク視聴者とは、何人が動画を再生したかを表す指標のことです。たとえば、2人の視聴者が10回ずつ再生した場合、再生回数は20回ですが、ユニーク視聴者数は2人になります。
ユニーク視聴者が少ない場合、見込み客に効率良く動画が届いていない可能性が高いので、チャンネル全体の運用を見直す必要があります。リピーターは、言い換えればチャンネル全体のファンになるので、自社サービスを申し込んだり、購入してくれたりする可能性が高いです。
したがって、ユニーク視聴者数とリピーター数の2つを必ず確認しましょう。
本記事では、YouTubeSEOについて解説をしてきました。YouTubeは具体的なアルゴリズムを開示していないものの、近年の傾向を見る限りでは、視聴維持率やサムネイルのクリック率、どのような視聴者に再生されたかを重要視しています。
YouTubeSEOを攻略すれば、チャンネル初期からでも安定したアクセスを集められます。まずは、本記事で解説した内容を参考に、YouTubeSEOの対策を始めてみてはいかがでしょうか。