ECサイトのページスピードを高速化する方法【遅い理由も解説】

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ECサイトはページ数も多く、全体的にページスピードが遅くなりがちです。しかし、ページスピードが遅いと検索順位も落ち、CVR(成約率・購入率)にも悪影響が出ます。とはいえ、ページスピードの改善で何をすれば良いのか悩む方は多いのではないでしょうか。

そこで本記事では、ECサイトの表示速度が遅いことのデメリットを解説するとともに、遅い理由や、表示速度を高速化する方法を解説します。高速化を実現して売上を増やすためにも、ぜひ参考にしてください。

この記事の執筆者

田中雄太

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アダムテクノロジーズ執行役員
SEOコンサルタント

株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。

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ECサイトの表示速度が遅いとどうなるのか

まずは、ECサイトの表示速度が遅いことによるデメリットを3つ解説します。

  • PV数が減少する
  • CVRが低下する
  • 顧客満足度が落ちる

それぞれ順番に見ていきましょう。

PV数が減少する

表示速度が遅い場合、ユーザーがページを遷移することに気だるさを感じるため、全体的にPV数が落ちるデメリットがあります。また、PV数が仮に同様であったとしても、離脱率や直帰率は間違いなく低下するため、SEO的にマイナスであることは間違いありません。

CVRが低下する

表示速度が遅いことによる最大のデメリットが、CVRが低下することです。あるデータによると、表示速度が1秒間遅くなるだけで、CVRが7%減少するというデータも出ています。これは、遷移を待っている間にユーザーが他の商品を気になってしまったり、待ちきれなくなってしまったりすることが理由として挙げられます。

CVRが低いECサイトは、当然ながら売上も伸び悩む傾向にあり、最悪のケースではECサイトを閉鎖する必要があるケースも出てきます。そのため、表示速度はECサイトを長く運営していくためにも、必ず改善するべき要素だと言えます。

顧客満足度が落ちる

最後に、表示速度の低下は顧客満足度が落ちるというデメリットもあります。ユーザー目線で考えた際に、遅いサイトと速いサイトでは、ユーザーは必ず速いサイトを選びます。なぜなら、少しでも購入や閲覧におけるストレスを軽減したいためです。

表示速度が遅い場合は顧客満足度が低下し、同様のユーザーが再訪問する可能性は限りなく低くなるでしょう。企業としてのブランド価値を落とさないためにも、表示速度は限りなく速くすることをおすすめします。

ECサイトの表示速度が遅い理由

ここまで、表示速度が遅いことによるデメリットを解説してきました。一方で、なぜECサイトは表示速度が遅くなってしまうのでしょうか。ここでは、それらの理由を解説します。

アクセスが一時的に集中している

一時的に多くのアクセスが集中している場合、サーバーに負荷がかかるため、表示速度が遅くなる傾向にあります。サーバーがアクセスに耐えられなくなっているということです。

仮に、表示速度が遅い原因がサーバーのみであった場合、今すぐにサーバーのプランをアップグレードすることを推奨します。アップグレードすることで、耐えられる同時アクセス数も増えるため、表示速度が改善する可能性が高くなります。

画像が容量を圧迫している

次に、画像が容量を圧迫しているケースもよく見られます。特にECサイトの場合は画像枚数も多いため、画像を圧縮した上で入稿しないと、極端に表示速度が低下します。必要最低限の枚数を入稿するとともに、入稿する画像も必ず圧縮するようにしましょう。

検索機能(システム)に負荷がかかっている

ECサイト内の検索機能を充実させる場合、それに応じてシステムに負荷がかかり、表示速度が遅くなるのが一般的です。もちろん、充実していたほうが目的の商品を検索しやすくなるものの、検索機能に連動するページは表示速度が低下します。そのため、改めてユーザー目線でECサイトを分析し、必要最低限の検索機能に絞ることも1つの手段です。

ECサイトの表示速度を高速化する方法

ここからは、ECサイトの表示速度を高速にする方法を3つ解説します。

  • サーバーの読み込みを改善する
  • 画像の圧縮・削除
  • 不要なファイルを削除する

それぞれ順番に見ていきましょう。

サーバーの読み込みを改善する

ブラウザキャッシュを有効活用することで、サーバーの読み込みを速くすることが可能です。「.htaccess」ファイルにコードを記述し、何日間キャッシュを有効にするかを設定します。これにより、ECサイト全体の表示速度を高速化できます。

画像の圧縮・削除

入稿している画像を圧縮していない場合、圧縮するだけで数ポイント表示速度が改善するケースは多々見られます。単純に読み込みにおける時間が短縮されるため、その分だけ表示速度が改善するということです。また、ECサイト内で使っていない画像に関しては削除するとともに、公開されている画像に関しても、ユーザー目線で不要なものは削除することを推奨します。

不要なファイルを削除する

HTML、CSS、JavaScriptなどにおいて、不要なコードはレンダリングの待ち時間を増やすことになり、表示速度を低下させます。そのため、これらの不要なコードを削除することが大切です。また、画像の高さ(height)や幅(width)を設定しておくことも重要です。

まとめ

本記事では、ECサイトを高速化する方法を解説してきました。ECサイトの表示速度が遅い場合、CVRが低下するとともに、顧客満足度も次第に落ちていきます。その結果、誰にも支持されないECサイトになってしまう他、企業としてのブランド価値が低下することに繋がります。それらを防ぐためにも、サーバーの読み込みを改善したり、不要なファイルを削除したりすることが大切です。

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