ペンギンアップデートとは【背景と基礎知識・対策方法について】
SEO診断
株式会社アダムテクノロジーズ 執行役員。
ユーザーニーズと最も近いSEO対策で、あらゆるビジネスを加速させ、より良い社会の実現を目指す。
入社から5年間で100社以上のSEO対策に従事し、様々なジャンル・キーワードでの上位表示を実現。顧客目線での目標達成にコミットしたSEOコンサルティングが強み。
自社サイトのページスピードや、Googleからの評価を知るためには、Google Speed Insightsを利用する方法が便利です。とはいえ、どのように使用するのか、どのような見方をするべきかわからない方も多くいらっしゃるかと思います。
そこで本記事では、Google Speed Insightsの概要や使い方、ページ速度をUPさせる方法を解説します。自社サイトの表示スピードはSEOにおいて非常に重要であるため、ぜひ参考にしてください。
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ここでは、Google Speed Insightsの基礎知識について解説しつつ、Google Speed Insightsでできることについてご説明します。
Google Speed Insightsとは、ページの読み込みスピードを向上させるための施策がわかるツールです。
PCとモバイル両方の表示速度に対応しており、それぞれにページ速度の点数がつきます。また、PCとモバイルそれぞれに、ページスピードをアップさせるための提案が出される仕組みとなっており、それぞれの最適な対応策を調査することが可能です。
Google Speed Insightsでは、自社の表示スピードを分析、改善することができます。
検索エンジンでNo.1のシェアを誇るGoogleも、「ページスピードはSEOに影響する」と発表しています。つまり、Google Speed Insightsを利用してページスピードを改善することで、Webサイト全体でSEOに良い影響をもたらします。
ここでは、Google Speed Insightsを使用する際にチェックしておきたい3つのポイントについてご紹介します。
それぞれ順番に見ていきましょう。
Google Speed Insightsでは、0〜100ポイントの範囲のスコアで採点されます。85ポイント以上は高評価となるため、85ポイント以上を目指して、Google Speed Insightsの各項目を最適化することが必要です。
まず、Google Speed Insightsを使用すれば、分析するサイト内の全ページの速度を分析することができます。85ポイント以上のページは評価が高いため、あまり改善する必要はありません。
しかし、85点未満のページについては、画像が重すぎる・サーバーとうまく連携できていないなどの改善点がある傾向にあります。
そこで参考になるのがフィールドデータです。Google Speed Insightsのフィールドデータでは、様々な環境のユーザーのデータを集計し、28日間の累計データが表示されます。
つまり、改善するべき点を洗い出し、28日間ごとに表示速度のチェックを行うことで、改善のための施策が適切であったかを判断できます。もちろん、28日ごとでなくとも、改善の施策を行った際には必ずチェックを怠らないようにしましょう。
ラボデータでは、速度インデックスなどのチェック項目が色付けされた表を確認することができます。
上記3種類に色分けされるため、ひと目で改善点が分かります。赤マークのついた項目から改善し、すべてが緑マークとなるように改善することが重要です。
ここでは、Google Speed Insightsそれぞれの項目を最適化する方法を7つご紹介します。
それぞれの方法を1つずつ解説していきます。
コンテンツのページ内にある画像が、最適化されているかどうかが評価項目となります。
上記4つの方法で最適化を図ります。
画像の最適化には、無料で使用できる画像圧縮ツールが有用です。Optimizillaなどを状況に応じて使いわけられることに加えて、「jpeg」などの比較的サイズの軽い形式に変換することもできます。
また、デスクトップツールを使用しての画像圧縮も可能です。Windows PCを使用されている場合は「Caesium」がおすすめであり、Macを使用されている場合は「ImageOptim」などが代表的なものとなります。
ファーストビューを表示するためのデータ量が大きすぎると評価が下がります。メインとなる情報のカラムを優先することが大切です。
必要以上にリダイレクトが設定されていないかを確認しましょう。サイトを移転する際や、URLの変更などで、リダイレクトが複数設定されている場合があります。
不要なリダイレクトは表示速度の低下に繋がってしまうため、上述のようにサイトの移転やURLの変更時のみなど、リダイレクトは必要最低限の場面でのみ使用するようにしましょう。
Google Speed Insightsでは、サーバーがHTMLを読み込むのに必要な時間も評価されます。サーバーの応答速度は、Googleは0.2秒以内、LightHouseでは0.6秒以内が推奨されています。
実際のところ、サーバーの応答が遅くなる原因は様々であり、知見がない方が改善をするのは困難であることも事実です。
従って、まずは他の項目を最適化することから始めましょう。そこから、サーバーの応答設定を速めることが必要であると判断した場合は、エンジニア等に相談してみることをおすすめします。
Google Speed Insightsでは、Webサーバー上で、HTMやCSSなどのリソースが圧縮されているかも評価される項目となります。ここでの注意点として理解しておくべきことは、サーバの表示速度を最適化したとしても、サーバーによっては逆にスピードダウンしてしまう場合があることです。
サーバー周りに詳しいエンジニアとしての知見がある方の力を借りる必要があるため、こちらも実装する際は必ずエンジニアに相談するようにしましょう。
サーバー側で、ブラウザのキャッシュ期間がはっきり設定されているかも評価対象となります。ブラウザのキャッシュを有効にするには、サーバーで「Expires」を設定することで修正が可能になります。
余計なスペースや改行を減らすことが、JavaScript/CSS/HTMLの縮小に繋がり、評価の向上となります。ここでは4つの方法をご紹介します。
「画像の最適化」と同様に、リソースのダウンロードをするのが最も簡単です。また、HTML Minifierなどの縮小ツールを使用すれば、手間をかけずに圧縮することができます。
本記事では、Google Speed Insightsの使い方や、各項目を最大化する方法を解説してきました。SEO対策を万全の状態に仕上げるためにも、サイトの表示スピードをUPさせることは非常に重要です。
まずは、本記事でご紹介したGoogle Speed Insightsの使い方を理解し、効果的にサイト分析ができるようにしましょう。
しかし、Google Speed Insightsを使用しても、「何から始めて良いのかわからない」などの悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。また、サーバー周りを改善する必要もあり、万が一のことを考えると、なかなか改善に手を出せない方と悩まれている方も多いかと思います。
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